* 人生は公平か? 
 以前、ここで、「平等と公平の違い」について考えてみた。
平等も、公平も、少し考えれば妄想と… 。 そこで、「人生は公平か?」
の前提になる考え方のベースを取上げてみる。これが『15分間 哲学教室』で、
ズバリ、指摘してあった。   〜『15分間 哲学教室―アン・ルニー』〜
< 公平とは、良いことをすれば良いことが起こり、悪いことをすれば悪いこと
が起こると、一見、正論に思える「因果はめぐる」になるが、この「因果論」は、
カルマ、インドのヒンドゥー教と、それ以前のインドの信仰に遡る。
「カルマ」は、行為の意味だが、行動と、その結果の因果関係を意味する。
この原因と結果が広く行きわたっていて、キリスト教にも、「人は、自分が
蒔いたものを、また刈りとることになる」と、ある。 ヒンドゥー教には、
輪廻転生の思想があり、現世の行いだけでなく、前世でどう振る舞ったかも、
カルマの関係してくる。これは責任逃れにも使える。もし善人と生きてきたなら、
その恩恵として、将来、恵まれた生涯を過ごすことになる。もし悪運に悩まされて
いるなら、すべては前世での(人間でも獣が)悪い行いのせいに出来る。
19世紀の哲学者のニーチェが、その考え方のカルマを「奴隷の信仰」と切って
捨てている。>

▽ 物理学や自然の摂理なら、因果応報は当然のことだが、こと人生の出来事
 に対して因果応報が当てはまるのか? そう思い込んでいるだけでないか?
交通事故や犯罪に巻き込まれるのは、業の問題ではなくわけ隔てなく襲い来る。
そのカルマの思想を、直接、間接的に悪用し『魂の救済』と宣い、金を巻上げる
のが、宗教の一部に存在している。いや大部分? 物理、大自然の摂理と、
人生を混同し、騙されてしまうのが、俗にいう『世間人』。人生において、
善行の習慣を長年かけると、そのこと自体が、そのまま福(善果)になる。
何気なく、信じ、習慣化している大元が、実は、カルマにあった。輪廻転生と
いう前世まで遡った構図も、面白い!  で、人生は公平か? 
この問い自体が愚問になる。公平なわけがないでしょう。で、パリ、ベルギー
で、不公平への怒りが爆発している。 起因している大元が永遠の人類の課題
だから。 あまりにも根が深い『公平・不公平』の問題。そして輪廻の問題の
ためである。ガス爆発として、時間の経過を待つしかない。 誰が解決できる?
出来ようがあるわけない。 これだけは! 野良犬は群れて、離れ犬は離れて、
夜空に吠えるしかない。 カルマ、そして前世、・後世を巡る輪廻転生ですか。
二度とないと信じていた人生が。 「死んでしまえば、それまでよ」だよ。 
 キット。 いや、所詮! 
・・・・・・
5750,大格差 〜書評 ? 平均は終わった!
2016年12月12日(月)         
       ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」
                      タイラー・コーエン (著)
   * 気の毒な大部分の若者たち!
 上位15%になれない若者たちにとって、ますます生きづらい時代になる。
若者の賃金指数は未来の先取りになる。20世紀は数百万、数千万単位の集団殺戮
の時代といってよいが、21世紀は科学が飛躍的に伸びて、「想像すらできない
現象が起る」ことしか知りえない。その中で生きていくことは並大抵ではない。
激変の中で、安定した職業など極わずか。変化のうねりの中を漂うことになる。
 政治家は、若者の将来など考えている余裕などない 〜その辺りから〜
≪ 若者の失業は減らず、職に就いている若者が受取る賃金も下がっている。
 2000年の時点で、若い高卒者の賃金は10年以上前に比べてわずか11%しか
増えておらず、若い4年制大卒者の賃金にいたっては5%以上減少している。
若い大卒者のなかで、失業者の割合が10%前後、フルタイムの職に就けていない
人の割合が20%近くで推移するようになって久しい。大不況による歴史的な景気
収縮期が終わり、経済が再び成長しはじめてから数年がたつのに、多くの若者の
就労機会は減っている。それが厳しい現実なのだ。いま多くの人は、自分の
経済的な未来が蝕まれつつあると感じている。見当はずれの不安ではない。
若者の雇用問題(多くの国に共通する問題)は、仕事の世界の未来像を先取りして
いる。今後、しかるべき技能をもたない人は、これまで以上に、職に就く機会
から締め出されていくのだ。それを尻目に、高学歴中心とする所得最上位層は、
ますます高額の所得を手にするようになる。
 "平均は終わった"というのは、今日の世界のさまざまな局面に当てはまる言葉
だが、未来の世界はそれがますます顕著になるだろう。」そして、その背景が提示
される。「こうした潮流の根底には、元に戻ることのない、いくつかの大きな変化
がある。その変化とは、経済のグローバル化、賢い機械の生産性の向上、停滞した
産業と活力のある産業の二極化である。」ここでも平均層が消滅するというわけ≫
――
▼ 半世紀前に若者だった私たち世代の就業環境と比べようないほど悪化している。
 それが更に止めどなく右下がりになるという。まして地方経済の惨状では、若者
の住むところは限られる。中流下流化は、それぞれ差別が明確になり貧相の社会
になっていく。隣国の南北朝鮮が、それを示している。私たち世代が生きた、高度
経済成長時代の、高揚した社会は何だったのか、特殊の時代だっただけか。
・・・・・・
4288, 学ぶということ −2
2012年12月12日(水)
          「最終講義 生き延びるための六講」内田樹
 * 母親と父親の育児戦略の違い
    −まずは、親の教育論の部分より
≪母親は破局的状況を生き延びることを求め、父親は優劣を競う戦いに勝ち
残ることを求める。相対的競争の勝者になって目立つことを求める父親型育児
と、群れに紛れて、あたりと見分けのつかないものになって欲しいという
母親型育児、この二つは実は排除しあうものではない。対になっている。
その二つの育児戦略の拮抗の中で、子供はいい具合に育つ。この拮抗の並列が
一番バランスが良いのが理想的。これが両方とも「競争に勝て」と子供を責め
たてたら、子供はストレスで壊れてしまう。「生き残っていさえすればよい」
と言えば、社会性がつかない。でも、数多の親たちをみると、どちらかに
偏りすぎでバランスの良いのは少ない。偏りすぎると社会的成熟が出来ない。
1980年代からあとは、日本社会では、母親までが父親型の「競争優位」に
なってしまった。あまりに日本が豊かで安全な国になってしまったから。
もう破局的状況を生延びる緊急性がなくなった、どう転んでも心配なくなった。
 だから、人のことなど顧みず、私ひとりよければ、それでいいという時代に
なった。競争に負けても、取りあえず食べていける保証があったからです。
まだ50年代までは貧しい時代で、「共和的貧しさ」であった。ところが時代は
変わった。日本が例外的な豊かな時代が終わった。「ラットレース」は勝った
ものの総取り、負けた人間には何も与えない時代になったら、本当に飢死にする
可能性が出てきた。そこで、ここで「ルールを変更しようと」という話になった。
競争原理は、豊かな社会向けルールだった。しかし今や資源が限られた中
「潮目の変化」。 限られた資源を複数の個体で分け合うためには、行動
パターンを変えなくてはならない。動物は、そういうようにしてきた。
あるものは夜行性になり、あるものは昼行性になる。樹上で生活するもの、
地下で生きるもの、肉食か、草食で、あるものは大きく、あるものは小さく、
など生態学的な地位をずらしていく・・ それが共生の原理なのです。 ≫
▼ 時代は、父親型から、母親型生存戦略に変わってしまった。もう二度と
 終戦から半世紀近く続いた右上りの時代は戻らない。当然、母親が子供教育
でも家庭内で主導権を持つようになるのが自然の成り行き。首都圏に住んで
いれば、何時、直下型地震が襲ってくるか分らない、とにもかくにも生き
延びることが優先される。日本という国家からして資源のない条件の中で、
これほど危険な状態はない。国家も母親的戦略と、父親的戦略の拮抗が必要。
 これが三極の「石原・維新の党」と「未来の党」の戦略に見て取れる。
地政学的にみて、これまで丁度良い島国が、これから大きな試練に立たされる。
韓国と日本の差は、近隣に時代錯誤の軍事国家が在るか無いかである。
徴兵制度で、青年期に鍛えられるかどうか。それを見守る母親は自然、
優しくなる。日韓の若者は青年期に歴然とした差がついている。
・・・・・・
5020,幸福優位7つの法則 −10
2014年12月12日(金)
 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
   * 幸せの波及効果 
 その人を判断したければ、まず両親を、そして連れ合いを見て判断すべし、
というが、幸せも、同じこと。『血筋』とは、よくいったもの。特に、幸せの
波及効果は横だけでなく、親子など縦にも出てくる。親の背中を見て子は育つ。 
  ーその辺りを抜粋ー
≪「楽しい、嬉しい、幸せ」などプラスの感情を、積極的に表に出すことで、
 周囲に幸せの人が集まることで「上昇スパイラル」が生まれ、仲間同士の絆が
強まり、幸福度が高まっていく。「幸せ」は無条件で「ある」ものでなく、
積極的に「幸せになる」のだ。幸せかどうかを決めるのは自分である。
・・ 「七つの法則」は、自分自身がまず実践しなければならないのだが、
決してそこで終わりではない。自分に変化を起こすことが、周りの人にも影響を
与えるということを話したいと思う。 自分の生活に「幸福優位性(ハピネス・
アドバンテージ)」を活用するようになると、すぐにポジティブな変化の波及効果
が始まる。だから、ポジティブ心理学はかくもパワフルなのである。これまでに
述べた「七つの法則」を全てに使えば、幸福と成功の上昇スパイラルが点火される
ので、その効果はすぐに何倍にもなる。その後、ポジティブな効果は周辺に
向かって波及し始める。周りの幸福を高め、同僚の働き方を変え、最終的には
自分が働く組織全体をいい状態に整える。7つは全部が分ちがたく関連している。
だからいくつかを一緒に使えば、総合的な効力を高めることができる。
たとえば法則3「テトリス効果」は、法則4「再起力」を支援する。
身の回りからポジティブなものを探し出す訓練ができれば、失敗も成功の機会
と再定義できるようになるからだ。また、法則7「ソーシャルへの投資」は、
法則6「二〇秒ルール」を活用するのに役立つ。周りからの応援によって、
新しい習慣を簡単に投げ出さなくなるからだ。また逆に、法則6「二〇秒ルール」
によって、職場のよい人間関係を作るために必要な「活性化エネルギー」を減らし、
法則7「ソーシャルへの投資」を成功させることもできる。そして、職場において
上質のつながりができるほど、自分の仕事を単なる勤めではなく「天職」だと
思えるようになり、その結果「幸福優位性」による"競争優位性"が生まれる。
そのように波及効果が次々に生じていく。一つの法則の効果が他の効果を
引き起こし、単にそれぞれの寄せ集めをはるかに超えた力になる。
全部が総合的に働くと、一つだけでは望めないほどの効果が得られる。・・≫
▼ベルギー、ポルトガルハンガリーの離婚率は70%前後というから、日本の
35%の二倍になっている。日本でも家庭内離婚を含めると90数%が破綻して
いるというから、多くの人たちは、不幸な家庭環境で育ってきたことになる。
だから、自分から積極的に「幸せなる」しかない。その意味で、この7つの法則は、
人生の基本姿勢として、身につけておかなければならない。逆に「不幸だから、
何もかも上手くいかなくなる」ことは周辺を見渡せば分かる。いや、まず自分?
人生の総合幸福度は、自己評価85点。現時点は75点。老いる度、現時点の
満足度は減っていくのだろうが、何ごとも心がけ。ここまできたら
「日々是好日」しかないが、これなら得意!
 で、また偶然、以下の内容に続いていく。 
・・・・・・
6117,『今日のつぶやき』−5 
2017年12月12日(火)
   * 無いもんねだりはやめましょう! 〜?

・ アナウンスが「… …次は新宿、おデブちん右側です」と聞こえる。 
                      (電車トド、32歳・男)
・ 松井稼が、松井嫁にいつも見える。 (誰かの嫁になりたい女・35歳)
   ◎アンサー:私の耳には、「不味いオカズ」と聞こえる。
・ 停めておいた自転車に「粗大ゴミ捨てないで」という貼紙を貼らてた。
                      (ゴミはお前じゃ)
   ◎アンサー:「ゴミはお前じゃ」と書いて、一日、置いておけば!
         そしたら、きっと「ゴミに言われたくない!」と…
・ 近所で遊ぶ子供たちの横を通ると、子供たちの口数が減り、皆目を
  合わせないようにする。         (何でやねん・38歳・男)
   ◎アンサー:近所の小母さんが、そうそう。 私もそうそう!
・ 今日、「東急バンズ」で無心になって乗馬乗り運動にまたがっていた
  人がいた。               (何を思って乗ってんだ)
   ◎アンサー:ロデオの騎乗者の気持ちだと思う。だから無心になれる。
・ 「このままでいいのか」と考え、また寝る。(22歳・男子学生)
   ◎アンサー:その前に、トイレに行ったら。
・ 年賀状より喪中ハガキが沢山来る。    (23歳・男性)

・ 飼っている犬が私を見て震える。     (匿名希望の女)
   ◎アンサー:うちのインコは家内がくると、すっ飛んで巣に入る。
・ 彼氏が来るたび、ブランド品がなくなる。(28歳・女性)
   ◎アンサー:「どのみち、貰ったもん!」と思ってんだろう。
・ 美人は3日で飽きないし、ブスは3日で慣れない。(バランスが大事君)
   ◎アンサー:女の職場で、つくづく実感した。付いてのは皆同じなのに!

・ 来世でがんばろう…。         (消防士・男性)
   ◎アンサー:無いものねだりはやめましょう。
・ ブスの女子高生ほど透けブラが派手だ。 (でも見ちゃう男)
   ◎アンサー:よっぽど、それがエロイんじゃない。
   
・ 俺をどこの保険に入れるかで両親が大喧嘩。(長男・26歳男性)
   ◎アンサー:どっちの名義にするかの喧嘩でないから…

・ 心も体も裸になったのは、私の方だけだった。 (どんぞ子・28歳女)
   ◎アンサー:経験、経験!

▼ アンサーを書きながら、誰かに支配されている心持がした。誰だろう?

・・・・・・
5385,閑話小題 〜潮流のうねりの波間で
2015年12月12日(土)
   * 人は時代の潮流に大きく翻弄される
 人生のを振り返ってみると、節目ごとの自分は、その時代の大波に漂って
いるに過ぎない事態が見てとれる。特に、社会に出てからは、次々と襲って
くる大波の真只中。その只中にいると、潮流に対する意識が少ない。
・敗戦の翌年、日本海側の中規模の商業都市の商家の8人兄姉の末子で生を受け。
・高度経済成長期の中の、卒業前後の1968^70年は学生運動の盛り!
 その中で、ジャスコの創業時に入社。四日市、神戸と一年、従事。
・2年後の金沢時代には、ドルショックに遭遇、衣料チェーンの勤務先は
 大きな混乱の極み。そこに一年半、従事。ドルショックの恐ろしさを知る。
・その2年後の27歳の頃に、事業の立ち上げを始めたと同時に石油ショック
 500棟のマンション開発を当てに立ち上げた千葉・千城台の飲食ビル前の
 計画が全て白紙撤回。 5つのテナントの入居希望はゼロ。 
・その2年後に、地元の家業に戻ったが、暖冬など異常気象が続いた中、
 異常気象を逆手にとったディスカウントに徹して、引き継いだ店を
 5年で軌道に乗せ、兄に渡し。一年間、開業前の準備に入る。
新潟駅前で、新幹線開通を当て込んで、学生服販売とビジネスホテル
 の二業種・一業態の変わったホテルを立ち上げ軌道に乗せた。、
・それも、10年後のバブル崩壊で、右上がりの売上げが急ブレーキ。
 2001年に9.11テロで、売上げが3年かけ3分2まで激減。
・2008年のリーマンショックで、3年かけて半分、10年で合計、3分1に落下。
 東北大地震の影響もあり2011年3月、30年続けてきた事業を断念に至る。
・あと数ヶ月で5年になるが、民主党から政権を取戻した自民党保守本流
 安部、麻生元首相が、タックを組んでアベノミクスの経済政策の取組んで
 いるが、時代逆行の愚作は誰の目にも明らか。とはいえ、他に手立てはなく、
 二度目の東京オリンピックに向け、ミニバブルの兆候を見せているのが現状。
 その数年後に、現在の韓国のような国の態をなしてない危ない事態が待つ。
▽ 以上の全てが、歴史的な経済震動と自然災害が直に影響している。
そうこう考えると、人間は、大激震から生じる社会変動に大きく影響され
翻弄される小さな生ものでしかない。グローバル化の最中、誰も助けては
くれない。あるのは自助努力のみ。家訓のベースを崩さなかったお陰で、
一つ間違えれば奈落の底の前に、何とかセフティネットに引っ掛ったが、
そろそろ、御向かい?が忍び込んでくる時節。 面白かったらよかったが!
・・・・・・
4653, 閑話小題 ー行蔵の中の、旅行の棚のお宝
2013年12月12日(木)
  * 行蔵の中の、旅行の棚には
 学生時代の欧州旅行が当時の40万円。5〜10万円を別途プラスして、
現在の金額からすると一ヶ月間で400〜500万円。丁度、高度成長時代に入った
昭和42年。馬小屋のような寮生活しか知らない地方出の私にとって、この旅行
のカルチャーショックはあまりに大きく、固定観念が粉々に砕けてしまった。
これが、その後の事業人生で、他人の思惑を気にすることなく生きてこられた
バネになった。その前に、大きな挫折経験があったが、これはカルチャー
ショックによる自己崩壊? それから20年後の40歳から年に平均二回、
20年近く行き続け、合計48回の秘境を中心としたツアー。今からすると
【来年前半に一月間の5百万のツアーに参加。余韻を半年、楽しんだ後半から、
隔月ごと年6回の割合で旅行に出るとして、まる8年。家内と共にすると
4千万円はかかる】 その旅行に続けてる期間は、手取り一千万以上の収入
があり、給与面からみて、収入範囲である。 それがどうした?といえば、
それまでだが、「べき時に、べく事を、べく実行してきた」ことになる。
 御隠居の現在、肉体的に金銭的、気力的に不可能。河口湖や軽井沢に別荘
を持っている豊かそうな?知人を見ても、気持ちに余裕を持つことが出来る。 
「遠き日は、歳とるごとに近くなり」が、齢を重ねる度に、いずれも昨日の
ように感じ取ることが出来て、人生の終盤にプラスに働いてきた。
プチブル主義の露出になるが・・ この年齢で、新羅ウィグル地区から
カラコルムハイウェーを抜けるコース、パタゴニア南アフリカなど、
無理。その十倍の4億の現金と、この旅行経験を交換しないかと言われたら、
迷いなく行蔵をとる。あのTPOSの中で遣り繰りつけたから価値がある。
事業整理の結果に、さほど動じないで済んだのは、幾つかのライフワーク
を続けていたため。それもこれも両親の生き様から学んでいたため。
見方を変えれば「これで、この男、狂ったか!」だが「狂って良かった!」 
 ー最後は、いつも、「良かった良かった」の自画自賛かいー 
の誰かの声が聞こえてきそう! ケチくさい話だが・・
 ・・・・・・
3913, 閑話小題
2011年12月12日(月)
   * ひとり焼肉専門店 「焼肉ひとり」
 独り者が増えているためか「ひとり用専門店」がニュースになっている。 
一人カラオケ、ひとり焼肉専門店などである。店サイドは、一人で一部屋・
一テーブルは効率が悪いので良い顔をしない。が、この不景気で、そんなことは
言っていられない。しかし最近の国勢調査で単身世帯が全世帯の三割を突破、
「夫婦と子供」世帯を上回っている。アメリカでは、一人客は寂しい人と、
白い目で見られるという。 映画やTVのドラマでも店の中の一人客は少ない。
そこで、店の構造から一人用の席をつくる発想である。30年間続けてきた
事業も「お一人様専用ビジネスホテル」だった。ひとりカラオケを「ヒトカラ」、
二人のカラオケを「フタカラ」、多人数のカラオケを「タカラ」と呼ぶ。 
ヒトカラは、歌の練習やストレスの発散に使われるが、何か侘しいか。
  * そろそろ今年の総括
 今年は、東北大震災と、30年続けてきた事業の惨事?が重なった。
20%半ばの売上ダウンが三年目に入っても止まらず落ち続ければ、この事態
は当然。恐慌の前ぶれの波に直撃されたことになる。過去40年近い事業人生で
資金繰りの心配は無かった。しかし、数値は数ヶ月後に資金枯渇状態になること
を示していた。何度もシュミレーションしても、半年後にはアウト。その上に
東北大震災が起れば何の躊躇することなく決断をせざるを得ない。そうこう
あって、心の痛手は深いが、未練とか、後悔はない。それより現在起きつつ
ある大恐慌の近将来の到来と、東北震災の経済に及ぼすマイナス現象である。
今さら最悪の状態の私が何を言わんであるが・・
今年の総括は、もう少し年末が押し迫ってからにする。

つれづれに

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 昨日、4kTV用のアダプターを購入。
他の部品共々とセット費用込みで、分割で4万少し。
納品は今日の夕刻。あまり期待しない方がよいのかも。

 ベランダのインコに餌をと、篭の前の折りたたみイスに
座った瞬間、制度疲労をしたのか、布地が真っ二つ。
あわや、後頭部を打つところだった。ああ、これ以降は、
明日のテーマ日記のネタですか… 何の災害が待っているのか!



・・・・・・
・・・・・・
 
3913, 閑話小題
2011年12月12日(月)
   * ひとり焼肉専門店 「焼肉ひとり」
 独り者が増えているためか「ひとり用専門店」がニュースになっている。 
一人カラオケ、ひとり焼肉専門店などである。店サイドは、一人で一部屋・
一テーブルは効率が悪いので良い顔をしない。が、この不景気で、そんなことは
言っていられない。しかし最近の国勢調査で単身世帯が全世帯の三割を突破、
「夫婦と子供」世帯を上回っている。アメリカでは、一人客は寂しい人と、
白い目で見られるという。 映画やTVのドラマでも店の中の一人客は少ない。
そこで、店の構造から一人用の席をつくる発想である。30年間続けてきた
事業も「お一人様専用ビジネスホテル」だった。ひとりカラオケを「ヒトカラ」、
二人のカラオケを「フタカラ」、多人数のカラオケを「タカラ」と呼ぶ。 
ヒトカラは、歌の練習やストレスの発散に使われるが、何か侘しいか。
  * そろそろ今年の総括
 今年は、東北大震災と、30年続けてきた事業の惨事?が重なった。
20%半ばの売上ダウンが三年目に入っても止まらず落ち続ければ、この事態
は当然。恐慌の前ぶれの波に直撃されたことになる。過去40年近い事業人生で
資金繰りの心配は無かった。しかし、数値は数ヶ月後に資金枯渇状態になること
を示していた。何度もシュミレーションしても、半年後にはアウト。その上に
東北大震災が起れば何の躊躇することなく決断をせざるを得ない。そうこう
あって、心の痛手は深いが、未練とか、後悔はない。それより現在起きつつ
ある大恐慌の近将来の到来と、東北震災の経済に及ぼすマイナス現象である。
今さら最悪の状態の私が何を言わんであるが・・
今年の総括は、もう少し年末が押し迫ってからにする。

・・・・・・



3548, 遊ぶように生きる
2010年12月12日(日)

 =横尾忠則の、ある雑誌にあった「死を想う~人生の一考察」が面白い!
    その一部を抜粋してみる=
【 一体人生とは何なんだ。お釈迦様は生老病死と言われた。確かに上手いことを言う人だ。
 大抵の人間はこの四文字を経験する。お釈迦様みたいなエライ人でも、このことだけはぼくと平等である。
エライから死なないということはない。エライ人でもアカン人でも全員がこのフルコースを味わうことに
なっている。だったらぼくひとりが死を恐れるのはおかしいけれど死だけは自分にとって特別のもののように
思っていて、他人の死は死でないのである。では一体何をそれほどまで恐れなければならないのだろう。
死の到来が苦痛であることをわれわれは知っているが、死以上の苦痛がないのかといわれればそんなことない。
じゃ何がそんなに怖いのか。死によって愛する人や物と別れなければならないからか。それとも死によって
自分が消滅してしまうからか。消滅すれば全ての煩悩も瞬時に失くなり、身心的な苦痛から解放され、これ
こそ真の平和なんじゃないのか、なのにどうして真の乎和をそんなに恐れるのか。それとも死後生を信じて
いるあまり、もしかしたら地獄に堕とされるのじゃないかと不安に襲われているためなのか。それはそうと、
では人生の目的は何なのかということになる。生きるため? 死ぬため? 感動するため? 美味い物を食べる
ため? 金持ちになるため? 美人の奥様を持つため? etc
 そこでぼくは考えた。ぼくの職業のアートと同じ生き方をすれば? と。ぼくにとってアートは仕事という
より遊びだ。目的のない遊びである。ところで遊びって最初から目的がないものでしょう。 もし目的が
あるとすれば遊んでいること自体が目的である。 目的がないから自由があり、快楽があり、解放がある
のではないだろうか。人間は本能的に自由を希求する。そしたら人生全部を遊びにすればいいのではないか。
つまり人生から目的をはずしてしまえばいいのではないだろうか。生きることも死ぬことも目的を持つから
シンドイのである。どうせ生老病死なんだ。生老病死は別に目的ではない。単なる現象だ。
そしてお釈迦様に言わせれば現象は夢、幻だということになる。 そんな実体のないものにいかにも
 実体があるかのように思って振り廻されているのなら、それを遊びだと思えばいいのではないか。 】
 ー
▼ 人生に意味などないと、五木寛之も書いているが、意味=価値とすると、そんなわけがない!と言い
 たくもなる。身近の人の死をみると、様々の人生があるが、意味など、あまり深く考えても仕方がない
ような気がする。横尾のように、目的ない人生なら遊ぶとして、割り切るのも良いだろう。
「遊びをせんと生まれけり」で、それはそれで。

 ・・・・・・・
3173, 閑話小題
2009年12月12日(土)
 * 腰痛
 腰痛が、この季節の変わり目にかかわらず、今のところ落ちついている。いずれ出てくるのだろうが…。 
今のところ考えられるのは、・ベッドに低反発マットを敷いたことと、・海老反りマシーンを毎朝晩使って
いることである。・それと外で酒を飲む機会が少なくなったこともある?
もちろん、20数年来の毎朝のウォーキングは欠かさず行っている。
 * 変な話
 家内が言うには、「駅裏の越後交通ビル(元ダイエー跡)の駐輪場に自転車を置いて、用を済ませて
帰ろうとしたところ、自転車の籠の中に、年代ものの女物の財布があった。気持ちが悪かったが、駅前の
警察まで行くのも面倒なので、1Fの酒売場に事情を話して置いてきた。千円札が数枚と小銭が見えたが、
それ以上は見ないようにした。しかし住所を聞こうとしなかった」という。 それに対して
「住所を聞かないのは、こういう御時勢。下手に聞くと苦情を言われるからじゃないか」と答えたが・・。 
で、何で、置いたのだろうか? 
(字数制限のためカット 2010年12月12日)
・・・・・・・・
2808, 心を込めずに女を褒めよ !
2008年12月12日(金)
  作家の渡辺淳一が、ある雑誌の対談での、「心を込めずに女を褒めよ」という言葉?が面白い。
【イギリス帰りの若い女性に「レディファーストは、マダムだろうが小娘だろうが、差別をつけては
 いけないの。 『女と見たらしなさい』って、向こうは子供の頃から叩き込まれるの」って、全く
そのとおりだと思った。要は、心を入れないでやりなさい、ということなんだけど、こういう思想は日本
には無かった。武士道は何でも心を込めろっていう思想。 でも、その御蔭で女を見たら直ぐに褒めるよう
になったよ。顔が綺麗なら顔を、顔を褒めるのが辛いと思ったら、髪の毛を。服、ネックレス、バッグは
どうか・・・ と見ていけば必ず褒めるところがある。女性はまず褒めるべきだよ。 妻とまともに話そう
と構えるから、話せなくなる。日ごろから『ありがとう』『綺麗だね』って言う癖をつければよい。 
そのレトリックは非常に大事だと思う。…僕は京都のお茶屋でよく遊んでいたけど、帰るときには必ず、
おかみと芸姑が門まで出てきて、大声で『おおきに、ありがとうございました」という。僕が2~30m
先に行っても言っている。どうしてあんなに丁寧に言えるか、その理由はたった一つ、客を何とも思って
いないからだ。銀座は逆で、これは金払いが良いかどうかで・・・】 

▼ 成るほど、道理である。当たり前になるまで習慣化しなさい、ということだ。私の知人は営業畑の人
 が多いため、飲みにいくと、当然のように女性を褒め上げる。それが枕詞であるかのように、まず褒める、
そして褒める。『今日は、いやに綺麗だね』『へ~、今時に、こんな綺麗な人いるんだ』
『新潟美人は、東京のオナゴと肌が違うね』 まあ、よく言うよという位、平気でいう。でも、そういう店
のママやホステスも、言われ慣れていて、軽く流す・・・ それでもいいのである。 言えないのは心を
込めようとするから、である。何度も書いてきたが、学生時代にカーネギーの『人を動かす』という本に
「人に好かれる6原則」とかがあった。そこで黙って友人知人に、それを実行したと同時に私の周りに人が
集まりだした。 心を入れる余裕など無く、ただ、相手の関心のありかを探し、にこやかに、聞き手に
まわり、相手が話し終わるまで我慢し、最後に褒める! それを全ての人に試みたのである。また女性の
多い職場環境に若い頃に居たころの一時期に、多くの美人?と友人になったことがある。(男女ではない) 
私は美人が好き、そう知らせれば良いのである。次に人畜無害のサイン。それだけで、心を開いてくれる。 
姉が4人も居たから、その辺は幼児のころから鍛えられていたが・・。(いやいや、冷静に考えてみたら、
嫌われる方が限りなく多かったが・・嫌なことは都合よく忘れてしまうから生きられる)
 逆に、心を入れて女を褒めたら、誤解されることが多くなる。 さりげなく、口先で褒めること。
これが最高の贈りものになる。 面倒とか、馬鹿馬鹿しい、という気持ちを乗り越えて素直に言うことが
基本だが、それが最近になって言えなくなってきた。 原点に戻って、心を込めずに、あたりかまわず
言うしかないか!  まずは、カミさんから・・・   辛いけど!      
・・・・・・・・・
2007年12月12日(水)
2443, 死刑直前の手紙      
 『哲学の教科書』・中島義道ー の中で見つけた、
処刑前夜から処刑二時間前までに断続的に母親に送った死刑囚の手紙である。人生の不条理が、そのまま
出ている。今回は私の感想などは、何も書けない! 何度も何度も読まなければ、その心の底には辿りは
つけない。ガン末期の別れの似たような場面に何度か立ち会ってきた。違いは、刑死かどうかの差である。 
罪悪感を持って虚空へ立ち向かう心情は如何なるものか?。
 ーーー
一九六九年三月八日
ーおかあさん
あたたかい晩ですね。 きょうはひょっとしたら東京に泊まるとか言っていたけれど、とにかく、
あまり悲しまずにからだに悪いことは気をつけて、よくやすむようにしてください。
ほんとに思いがけないことになってしまい、(むろん、そして一方ではじゅうぶんソノタの用意はして
きてはいたけれど)おかあさんに最後の、そして最大の親不孝をしてしまい、ほんとうにすみません。
おかあさんは、よくしてくださいましたね。ありがとう。
M先生のおっしゃるように、ぼくはおかあさんによって〈神の愛〉を知った、と思います。
まだまだ努力が足りなくて、それに書きたいことや、考えて深めたいことも多くあって、
そのうえなによりおかあさんはじめ皆さんと別れるのはつらいけれど、しかしこの与えられた
〈時〉は絶対的な意味をもっており、ただ、耐えつつ受け入れる以外にはありません。

でも、ソレは、ぼくひとりのことで、おかあさんに与えつつある悲しみの責めを
まぬがれることは、むろんできません。 ゆるしてくださいね。
おわびのしるしに、天国へ行ったら、きっとおかあさんのために山ほど祈り、
守ってあげますね。 だから、おかあさん、もう泣くのはやめなさい……
 --
ー今は八時過ぎ。
夕がた、おかあさんのハガキが、美絵君と「あけぼの」のシスターの御文とともに到着しました。
もうおかあさんのハガキを見られないのか。 会えないんだな……ということのすべて、
きょう突然あったことと、あすのことすべてが、ユメのようです。ユメならさめればいいのに……
と思うのだけれどもやはりユメではない。だからこの一瞬一瞬をだいじにしましょう。
ほんとうに長いようで短い一生でした。 四十歳と七か月とすこし。 おかあさんの半分です。
いろんなことがありましたねえ。 ほんとにいろんなことがあった。
そして今、おかあさんにとって すべてのことが喜びに満たされていたというのに、
ぼくのためにいっさいが灰色になってしまいましたね。  ごめんなさい。
きょうは、久しぶりにおかあさんの肩をたたき、髪をくしけずり、手をさすることができました。
すっかり白髪になって、シワだらけになって、小さくなって、 やっぱり幼いころに知った 
あのおかあさんと同じでした。 でもおかあさんはやはり幼い頃に知ったあのお母さんと同じでした。
 ーー
ー夜中、といっても十一時過ぎ。十二時近くかな。何だか寝つかれないので、としおいつ、こしかたを
ふり返ってみたり、あすに備えて手ぬかりがないかと考えてみたり、おかあさんがきょう「わたしが
代わってやりたい」と言ってくださったことばを思ったり、ほっぺたのあたたかみを思い出したりして
います。別に、あすの死を恐れてではなく、昼間の疲れのせいでしょう。・・・
 ーー
ー夜明け。
まだ外はまっくらですが、おかあさんにもっとたくさん書いてあげたくて、起きました。
よく寝たような、うつらうつらのなかに過ぎてしまったような、へんな気分です。
おかあさんは? たぶん、ぼくのためにたくさん祈ってくださったことでしょう。ありがとう。
もうすぐ、きょうの午前中にはいなくなってしまう。そう思って、今ごろまた泣いているの~
ほんとうにごめんなさい。 おかあさんの写真は笑っているのに。
きょうも、さして寒くない。髪とツメのこと、よく頼んでみます。きっとだいじょうぶですよ。
まだ眠い。 オヤオヤでしょう。 でもこんなときにだって、人は眠くなるし、
静かでいられるという発見は、なかなかもってたいしたことでしょう。
 --
ーさあ、おかあさん、七時です。 あと一時間で出立する由なので、そろそろペンをおかねばなりません。
ぼくの大好きなおかあさん、優しいおかあさん、いいおかあさん、愛に満ちた、ほんとにほんとにすばらしい
おかあさん、世界一のおかあさん、さようなら! でもまたすぐ会いましょうね。だからあまり泣かぬように。
さようなら、百万べんも、さようなら!(髪の毛とツメを同封します。コレだけでよかった~)
今こそ・ぼくはおかあさんのすぐそば、いや、ふところの中ですよ、おかあさん!!
 --
後記)これを読んだ母親の気持ちは? やはり宗教は必要である。
  やはり、言葉を持ってしまった人間は、それゆえ苦しみが倍増する。
  その言葉で、神をつくり、そして苦しみを和らげるしかない。 あまりに辛い手紙である。 
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2006年12月12日(火)
2079, 談合列島!ー2            
この土日の大手新聞の「知事の犯罪」の特集記事や社説の中で、日本経済新聞がずば抜けて
要点をついていた。 その要旨は
  (以下、字数の関係でカット 08年12月12日)
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2005年12月12日(月)
1714, 脳梗塞について
      (*´ノД`)<<<才八∋ー゜                    
 先週の日曜日夜のNHKスペシャルで、脳梗塞の患者となった多田富雄氏の日常を半年にわたってリアル
にレポートしていた。  患者になってしまった彼がふり絞るようにいう言葉が深く心に突き刺さる。
番組を見ながらパソコン内の「メモ帳」に下書きをして数日以内に『随想日記』に取りあげようとした矢先、
産経新聞の「産経抄』に、名文を書かれてしまった。プロの文章を読んでしまったら書く気がしなくなるが、
それでも書くのが文章上達の早道。学生時代の友人や、仕事の関係などで脳梗塞や脳溢血で倒れる人が多く
なってきている。 数ヶ月前にも、会社のナイトフロントの人が定時になっても出勤して来ないので、
副支配人が一人暮らしのアパートに行ったところ玄関で倒れていた。救急車をすぐ呼んで緊急入院をしたが、
もう少し遅れれば? 脳出血で左半身が麻痺が残り、退社をせざるを得なくなった。 私など、深酒の機会
が多いので気をつけなければならない。脳梗塞は身体は動かなくなっても、思考だけはしっかりして
「身体の監獄に閉じ込められる』というのが実感という。多田富雄氏も放送で『生き地獄』と言っていた。
『地獄がこの世にあるものと実感した』という言葉が重い。
人間、生きているうち、元気なうちに、出来ることを出来るだけしておくべきと思う。  
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産経抄=    ~~ ~~┗─y('~`;)
  米国のコラムニスト、ボブ・グリーンに「勇気あるアルファベット」という佳品がある。
 (以下、字数の関係でカット 08年12月12日)      
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2004年12月12日(日)
1349, 教養が試される341語
本屋で立ち読みをしていた本だが、図書館にあったので早速借りてきて目を通した。思ったより内容は
気楽に読める本で、何気なく使っていたり、知っていたが意味まで考えたことがない内容で面白い本。
検索で調べたら、その中の71語の意味を書き出していたのがあったので、コピーして貼り付けておきます。
毎日、文章を書いているためか、言葉に対しする興味が全く違ってきている。言葉は、そして文章化は
人間を人間たらしめているものだ。それと数千年、いや数万年かかってつくりあげてきた人類、そして
それぞれの民族の蓄積された叡智である。
・冥加に余る(みょうがにあまる) :ありがたすぎて罰が当たりそうだ。
・弥栄を祈る(いやさかをいのる) :ますます栄える。
・惻隠の情(そくいんのじょう)  :人の不幸を黙視できず、その人の身を哀れみ傷む心。
・やんぬるかな:予想した通りに事態が進行して、今となってはどうしようもない。
 (以下、字数の関係でカット 09年12月12日)
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以上ですが、なるほどすごい人がいるものだ。よくぞ抜粋して書き写したものである。
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2003年12月12日(金)
982, 目先だけを切りぬける人
 このノウハウを持って一生を切りぬける人がいる。 しかし程度の差はあっても、それは誰も持って
いる要素である。その「程度」が、人生で大問題になるのだろうが。 「口先だけで生きてきた」
飲み屋のママさんがその典型だ。人生の一番の欠点になるが、その人にとっては最大のノウハウである。
「我がうちなる小狡さの人」である。目先をどう切抜けるかにポイントを置いている人は、「志ー長期視点」
が無いといえる。「7つの習慣・最重要事項」の「緊急事態病」に似ている。緊急事態に追われて、一番
大事な事が全く見えなくなっている人である。それも相対的なことでしかないが。また「愚か者」と
「馬鹿者」の関係に似ている。反対に「目先だけを切抜ける人」を肯定的にとらえて見ると面白い。
これも黒光りの方法・手段までなることもある。これで首相になった悪しき?事例がある。 この人?、
この小手先だけで首相に上り詰めた?のだから。最も角栄を引き摺り下ろしたことは、歴史的には業績に
なった?小手先だけで果たして首相になれるのだろうか?という疑問も残るが。ところで
「目先だけを切抜ける人」を検索をしてみたら「見当たりませんでした」と出てきた。
「目先だけで生きる人」も「見当たりませんでした」と出た。こんなテーマで文章を書く奴は、
いないか。 「目先を切り抜ける」内容でした。
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2002年12月12日(木)
608,ある時間の断片-22
ー1968年 10月18日
一時間目の人事管理に出る。その後朝食も含めた食事をしていると、ゼミの田島と川村がくる。
ゼミのOB会の連絡簿の案内書の住所書きをコモンルームで12時半まで手伝う。
その後田島とウイーンにいく。そこに「鈍行」という勉強会を開いている井上と森本など5人がいる。
あまり付き合いは深くないが、30分も話さないうちに旧知の友人みたいになる。金沢に行きたいと
いうので、寮の市川さんから情報を聞いてやると約束をする。森本をほめると嬉しそうな顔をしていた。
こちらのほうが気分がよかった。ほめる事に関しては石川が先生だ。 帰寮後野球を見てすごす。 
その後、食事へ行く。そこで先輩の永田さんと尾形君、丸谷君と会う。 一時間勉強の後、佐藤のところ
に行き、夜半の0時から3時まで酒を飲む。今日も田島に言い過ぎた、困ったものだ。
 ー 10月19日
10時過ぎにおきる。
夕方まで二日酔い?で夕方まで勉強をするが身が入らない。
夜9時から寮のミニコンパ。一時間本を読んで夜半の一時に寝る。 空虚な一日であった。
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2001年12月12日(水)
267,一点豪華主義
 1品豪華主義(一点豪華主義)趣味でも、仕事でもー
人生でも総てにいえる事だが、これだけは特別というものに金をかける、人生の総てをかけることが重要だ。
反面それがアンバランスでもいいかという問題が残るが。それでもいいかどうかは、やはり本人の問題。
金も、暇も、能力もない人間でもこれは可能だ。 好きな何かを見つけ、一点集中的にエネルギーを注ぐ。
それを続けていれば、それについてプロの領域にたっする。私のそれは、ご存知のとうり秘境ツアーだ。
他人の評価など全く関係ない、それが好きでたまらないからだ。パソコンもあと2~3年経つと、それに近い
存在になるかもしれない。旅行のネタをインターネットに載せるのも、一応理にかなってる。
「絵の好きな人が旅行先で景色を書いている」のを見ると、人生の一番の奥義を見ているようだ。
一番好きな旅行で好きな絵を描ける幸せは何も変えられないだろう。ピアノも一曲だけを練習すれば、
弾けるようになるという。今度ピアノの先生について一曲おぼえてみようかと思うが、無理か?
wMWMWw, / ̄7 (好きな事をやろう!)
W"ヽ /  (感激しよう! )