宮本大人のミヤモメモ このページをアンテナに追加

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江口寿史 KING OF POP Side B』刊行されました! 21:27 『江口寿史 KING OF POP Side B』刊行されました!を含むブックマーク

 2015年10月から16年2月にかけて明治大学米沢嘉博記念図書館で開かれた「江口寿史展 KING OF POP Side B」(写真撮影フリーだった展示の感想ツイートのまとめはこちら。 http://togetter.com/li/886025 )を書籍化した『江口寿史 KING OF POP Side B』が、10月25日、青土社から発売になりました!

江口寿史 KING OF POP Side B

江口寿史 KING OF POP Side B

 展示のキュレーションをさせてもらった私が、そのまま編者をさせていただいて、コンパクトな展示空間に頭おかしいんじゃないかってくらいギチギチに詰め込んだ高密度展示を、その高密度感のまま、A5判144ページのコンパクトな本の中に再現した本になっております。

小・中学時代の落書きノート、デビュー当時のマンガから「パイレーツ」「ひばりくん」などの貴重な原画に加え、初出誌や関連資料を多く用いて、それぞれの仕事が置かれた時代の文脈を明らかにする。マンガ家・江口寿史の軌跡をたどる、ファン必読の一冊。


【目次】

第1章 それは『ジャンプ』からはじまった

第2章 ひばりくんと白いワニ

第3章 時代の気分を<編集>する

第4章 This is Rock! 音楽と江口寿史

おまけ 江口寿史による江口寿史年代記

 とんぼの本シリーズやふくろうの本シリーズのように、この種のコンパクトなオールカラーのビジュアル本はたくさん先例がありますが、この高密度ぶりはちょっと見たことがないのではと思います。

 私が全ページ、インデザインで、各ページにどの図版とどの解説テキストがそれぞれどういう大きさ・位置で入るかレイアウトしたものをもとに、デザイナーの川名潤さんが、「こ、これがデザイナーの…力…っ!」と驚かされる仕事ぶりで、これぞまさに「ポップ」というべき本に仕上げてくれました。

 表紙は江口さんが、この本の内容にふさわしいイラストって結局どんなんだ…?っていう難問に、「3頭身じゃない先ちゃん」という見事な解答を出してくださいました。そう、全部この人が生み出してきたものなんです。

 まえがきで江口さんも書かれてるんですが、「パイレーツ」や「ひばりくん」直撃世代は「その後」の仕事をフォローできていないことが多く、また逆に近年のイラスト仕事で江口さんを知った若い世代はマンガ家江口寿史のすごさを知らないという状況がある中、デビュー前から今日に至る、江口さんの仕事の歩みをたどることのできるガイドブックになっているのではないかと思います。

 基本的には仕事を歴史順にたどっているのですが、4章は音楽との関わりという切り口で江口さんの仕事を通覧しなおすということをしていて、江口さんのディープなファンのみなさんにも楽しんでいただけるのではないかと思っています。

 去年出た画集と今年の初めに出たユリイカの総特集江口寿史と合わせて読んで・見て・いただければ、江口寿史の仕事の広がりとその意味が、ほぼ見渡せると思います。


 刊行を記念してたくさんのサイン会、そして私も登壇するトークイベントなどが用意されています。

 青土社のサイトにイベント情報のまとめページがありますので、そちらをチェックしていただければと思います。


http://www.seidosha.co.jp/topics/index.php?id=52&year=2016


 また、アマゾンで買いたくないよーという方は青土社のサイトから各ネット書店へのリンクがまとめられています。


http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2979


 担当編集者の(F)さんは、微に入り細にわたる校閲作業を粘り強く行うと同時に、江口さんの原稿を待つという高難度なタスク(笑)をこなしてくださいましたし、デザイナーの川名さんは上でも触れたように煩雑極まる作業を見事に遂行してくださいました。そして江口さんは、私の作業に一切口出しせず、素晴らしい表紙と(編者にとっては)感動的なまえがきをくださいました。


 …てことは、これでこの本売れなかったら完全に俺の責任じゃん…!ってこないだ気付いて膝ガクガクしたんですが、今はもう俎板の上の鯉の心境で、みなさんのご感想を待つばかりです。とりあえず、手に取ってぱらぱら見てもらえればありがたいです!

 よろしくお願いします!

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2018-08-19

家族で「かこさとしのひみつ展」 23:30 家族で「かこさとしのひみつ展」を含むブックマーク

 長男を除く家族4人でかこさとしのひみつ展@川崎市市民ミュージアムへ行ってきました。

 今日は関連イベントとして、川崎セツルメント時代の幻灯3作(「ぼくのかあちゃん」「自転車にのってったお父ちゃん」「わっしょいわっしょいぶんぶんぶん」)の上映会もある日で、鷲谷花さんによる解説、上演とあって、この日を逃すわけにはと思った次第。


https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/12037/


 展示は作家の仕事歴を時代順に追いつつ、作家の仕事の特徴をいくつかのポイントに分けて見せるオーソドックスな構成でしたが、こういう構成のときほど作品・作家の理解度が問われるわけで、その点で優れた展示だったと思います。

 展示原画にお話の文章が添えられていないので「ん?」ってなったんですが、最後に靴を脱いで座って絵本が読めるコーナーがあるので、気になったらそこで読んでねってことでした。

 お客さんもたくさん入っていたので、埃アレルギーの三男(小2)はさっそく咳・くしゃみが出ていて、嫌気がさしちゃうのではと心配したんですが、自分が知ってる絵本の原画や、知らないけど絵だけで興味を惹かれて楽しめる原画について、あれこれ話しながら見て回れました。

 次男三男は読むペースが違うので、三男は父ちゃんと、小6次男は母ちゃんと回る感じだったんですが、次男もめっちゃ楽しんでたので、かこさとし偉大、と思いました。


 幻灯上映会は、鷲谷花さんによる解説の後、鷲谷さんと小6の息子さん、小1の息子さんによる上演。当時のこども会での上演同様「ぼくのかあちゃん」は小6の息子さんによる朗読。なかなかの熱演ですばらしかったです。

 「自転車にのってったお父ちゃん」は鷲谷さんによる朗読。

 「わっしょいわっしょいぶんぶんぶん」は上演前に会場のオーディエンスみんなで歌の練習をした上で、歌のパートをみんなで合唱。鷲谷さんの小1の息子さんも鳴り物で協力だったとのこと。ウチの三男もノリノリで熱唱してました。

 「ぼくのかあちゃん」も「自転車にのってったお父ちゃん」も重い内容ながら次男も三男も集中して見て聴いていて、作品の力を感じました。


 あと、絵本が読めるコーナーで、ウチの子も含めてたくさんの子たちが色んな絵本を読んでいるのを見るうち、つい先日92歳で亡くなった作家が、10年前、20年前、30年前、40年前、50年前に描いた作品たちが、2018年の今、こんなにたくさんの子供を夢中にさせているということの途方もなさが急に身に迫ってきて、、一人でちょっとうるっとしてきてしまいました。


f:id:hrhtm1970:20180819232545p:image


 1時過ぎに会場に着いて、展示途中まで見て、幻灯上映会、また展示の残りを見て、会場を出たのは4時過ぎ。一昨日までの長い帰省ツアーでお疲れ気味で昨日はちょっと風邪っぽかった三男は、今朝もまだちょっとダルそうだったんですが、すっかり元気になって、家に帰って来てからも「かこさとし展行ったら元気になった!パワーもらった!」って言ってたので、かこさとしの絵本が好きなお子さんのいるご家庭のみなさんはぜひぜひ!展示は9月9日までです!

 そしてどういうわけかミュージアムの公式サイトのどこにも告知がないんですが、かこさとしの活動の原点ともいえる川崎セツルメントの紹介をする関連展示「川崎セツルメント展」も並行してやっています。公式ツイッターアカウントでは一応告知されています。


https://twitter.com/kawasaki_museum/status/1025307139227574272

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2018-08-06

未来のミライ」と魔法の庭 23:20 「未来のミライ」と魔法の庭を含むブックマーク

ネタバレを含みます】

 

 前評判を見て期待値を下げ切っていたので、そんなにがっかりすることはなかったです。

 映像表現的・アニメーション表現的に「おおっ」と思わせられる目覚ましいイメージのカットは随所にあったので、そこは楽しめました。

 とはいえ、既にいろんなところで指摘されているように、監督が伝えたいらしいメッセージ自体があまり良くないうえ、そのメッセージに説得力を与える表現になっているかという点でもうーん…という感じでした。

 細田守の家族観の問題点や、今作での子育て描写リアリティの薄さについては、こちらのレビューにほぼ同意なので、リンクを貼っておきます。


http://realsound.jp/movie/2018/07/post-228005.html


 単純に言って、この映画は誰に向けて作られているのか、よくわからなかったです。劇場には比較的小さなお子さんを連れた親子連れも結構いましたが、子供が夢中になれる映画だったかというと、三人の子供とそれなりに映画を観てきた者としては大いに疑問です。

 描写の対象としての子供の理解においても、観客としての子供の理解においても、やはり細田守より、宮崎駿の方が圧倒的に優れていると思います。自分の家の子の子育てに関わった時間で言えば、細田守より宮崎駿の方が断然短いだろうに(笑)。不思議です。


 さてその上で、ちょっと考えてみたくなったのが、この作品の舞台になっているくんちゃんの家、とりわけその中庭です。

 くんちゃんが疎外感を覚えていやいやモードになってこの中庭に出てくると決まって、この中庭が過去や未来つながる空間と化し、ペットの犬が人間の姿で現われたり、未来のミライちゃんが現れたり、お母さんの子供時代に飛ばされたり、ひいおじいちゃんの仕事場に飛ばされたりします。

 このとき、くんちゃんが知るはずのない過去の事実が明らかにされたりするので、くんちゃんが見ているのが、単なるくんちゃんの夢や妄想ではないことは明らかだと思います。

 この中庭には一本の樫の木が植えられており、この樫の木が家族の歴史のインデックスとなっていることが物語の終盤で明かされます。

 中庭という空間、そこに植えられた木が、くんちゃんを教え諭すように、くんちゃんを過去や未来や異世界へと召還する働きを持っているわけです。

 気になったのは、この木は誰がいつ植えたのか、ということと、そこで召喚される家族の歴史がなぜ母方のそればかりなのか、ということです。

 お父さんは建築士で、この家のある敷地に、ある時点でこの家がこの構造で建てられたことが物語の冒頭のカットで示されているので、この安藤忠雄風の住宅を設計したのはお父さんでしょう。つまりこの魔法の中庭はお父さんが作った空間なわけです。

 なのにそこで呼び出される家族の記憶はみなお母さんの家族のそれです。これはどういうことなんでしょう。

 樫の木も、ひいおじいちゃんの時代からあるような古いものではない。なぜこの樫の木がそれほど古い記憶を宿しているのか、そしてそれはお父さんの意図で植えられたのか、お母さんの意図で植えられたのか。

 作品を一回見ただけで、作り手たちのインタビューなども一切読んでいないので、特に有力な解釈というのはありません。

 疑問を疑問として備忘録的に書き留めたという感じです。

 一応普通に解釈すると、子育て、家族の歴史の継承というのは、基本的に母の仕事であり、父にできるのはあくまでそのサポートに過ぎない、とはいえそのサポートは意味のないものではない、という監督の子育て観が、中庭を作ったのは父親だが、そこに植えられた樫の木が召還するのは基本的に母系の力だという形で表れているのかな、ということですが、どうなんでしょう。

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2018-08-03

多摩市のプールへ行ってきました 22:50 多摩市のプールへ行ってきましたを含むブックマーク

 今日は「夏休み中に一回はスライダーのあるプールに行きたーい」という次男三男のリクエストと、夏休み終盤に予定している家族旅行で7人乗りの車を運転する必要があるので、その練習もかねて7人乗りの車を借りて、多摩市の市営プール「アクアブルー多摩」へ行ってきました。

 

http://www.tama-pool.org/guide/time.html


 いやー、ここはいいですね。

 まず広い!あと府中の市営プールより断然空いてるから流水プールで普通に子供たちは泳いでも怒られない。

 あとスライダーが長さ・高さの違う二種類あって、並んで待つのも20分程度。

 そして今年みたいな猛暑の年にありがたいのは、室内プールなので、今日みたいな日でも日焼けの心配もないし、プールサイドでの熱中症の心配もない。

 事前に調べた限りでは、混雑する時は駐車場前で渋滞ができるとかいった情報もあったので、なるべく朝早くに行ったんですが、平日とはいえ夏休みですし、朝9時オープンのところ9時半ごろに行ったのに駐車場もすんなり入れて、プールにも並ばず入れたので、多分土日だけ気にすればいいんじゃないでしょうか。

 基本2時間分の料金を最初に払って入るんですが、時間オーバーしても出るとき1時間単位でオーバー分を払えばいいのでウチは3時間弱いました。

 次男も三男も存分に遊んで、お昼ご飯は近くの丸亀製麺で食べて、その後おかあちゃんの行きたかったホームセンターへ行って、次男三男とうちゃんはホームセンター内のカフェでのんびり本読んだりポケゴーしたりして過ごし、いったん家に帰って長男を拾い、夕ご飯は長男の先行誕生日祝いで、車がないと行けない石神井のお寿司屋さんへ行ってお腹いっぱい食べて帰りました。

 運転手的にはだいぶ疲れましたが、子供たちが楽しそうだったので何よりです。

 明日はオープンキャンパス模擬授業があり、まだ全然準備終わってないので今からやります。どれくらい寝られるかな(笑)。

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2018-07-28

スペシャルウイークエンドのはずが台風&三男発熱 22:31 スペシャルウイークエンドのはずが台風&三男発熱を含むブックマーク

 今日はポケモンGOのスペシャルウィークエンドというイベントの日なのでお休みにしてたんですが、台風接近&まさかの朝から三男発熱。

 とりあえず近所のお医者さんに行くときについでにちょこっとイベント限定のアンノーンをゲットして、あとは家でゆるゆる過ごすことに。ポケモンは三男が起きてるとき、家の中から届く範囲でちょこちょこ湧くのを取る、みたいな感じになりました。

 あ、あと、先日ついに我が家に導入されたニンテンドースイッチスプラトゥーンというものをおとうちゃんもちょこっとやらせてもらったりしました。

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