大山鏡ケ成(かがみがなる)の湿原
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私のふるさと島根県の安来市のHPにリンクさせていただくことになりました。
ここに載っています*
大山鏡が成の湿原
鏡ケ成(かがみがなる)は1448mの烏ケ山(からすがせん)、1085mの象山(ぞうやま)、1110mの擬宝珠山(ぎぼうしやま)の三つの山に囲まれた美しい盆地です。
鏡ケ成の周囲は 溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)の烏ケ山付近を噴出源とする火砕流や火山灰が谷を埋めてできたものだそうです。
鏡ケ成周囲の森林にはエゾアジサイ、エゾユズリハ、チシマザサなどの北方系植物が生育し、烏ケ山の頂上付近にはダイセンキャラボク、ミヤマハンノキが生育しているそうです。
ミヤマハンノキは西日本ではここだけに生育しているそうです。
ギンリョウソウは象山に登る道の両側の木々の下に群生していました。全体の姿が竜にみえるところ、銀色の鱗のようなものがあるところから命名されたそうですが、
薄暗い湿地の枯れ草の中から白いものがにょきにょきとでているのでユウレイソウとも呼ぶそうです。
英語ではIndian pipe。そういえばパイプにも見えますね。Wax flower これまた蠟細工の花にも見えます。・・・この名前もなるほどって思いますね。
中国では水晶蘭と呼ぶそうです。強壮強精、疲労回復、そしてせき止めなどの薬効を持つとか。
寄生した菌類を介して周囲の腐植物から栄養源を得る腐生植物だそうです。訪れたとき(6月10日)はブナ林の落ち葉の中からたくさん顔を出して、まるで別世界を形成しているようでした。
ウィキペディアの説明によると
< 根茎は白藜蘆根(びゃくりろこん)と呼ばれ血圧降下剤として用いられたが、催吐作用や強い毒性があるので現在では用いられない。また、東雲草(しののめそう)の名で殺虫剤としても使われた。芽生えの姿が、山菜のオオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクとよく似ているため、毎年のように誤食して中毒する事例がある。重症例では血圧低下から意識喪失し死亡する場合もある>
バイケイソウもまだ蕾でしたが 群生していました。
私が見たかったササユリも群生していましたが、まだ蕾が固くて残念でした。いつか鏡ケ成のササユリの花を見たいものです。
コケイランが小さな花をぎっしりつけていました。目立たない蘭ですが気品を感じます。
秋になって藍色の実ができると よくわかるのですが、白い花と葉からサワフタギのようにみえました。
アマドコロやナルコユリによく似ています。ヤマアマドコロとも似ています。
micoさんにミヤマナルコユリでは?と教えていただきました。訂正します。区別が難しい植物ですね。
アザミも蕾がいっぱいです。これから赤紫の花が咲くでしょう!