月の湯まで4日、秋も一箱まで5日!

はい、というワケで、もう一度告知しときましょう。まず、月の湯。ぼくも本出します。

第2回 月の湯古本まつり 〜古本、沸いてます〜


月の湯は昭和8年創業。木造破風造り建築で、浴場には富士山のペンキ絵、床は今ではめずらしい六角形のタイルを使ってある昔ながらのたたずまいの銭湯です。現在は週3日の営業。そんな定休日の銭湯をまるまるお借りして、古本市を開催。カフェスペースもご用意いたします。


■日時
10月11日(土)10:00〜18:30 
入場無料/雨天決行/当日入浴不可


■会場
月の湯  東京都文京区目白台3−15−7
地図はこちら:http://tinyurl.com/ytdlz9
月の湯の様子:http://www.bunny.co.jp/zousi/shop/04.7_15tukino.html


◎古本市(場所:女湯/風呂場と脱衣所両方、男湯/脱衣所)
■ゲスト参加者(9月14日現在)
西秋書店(神保町)http://www1.ocn.ne.jp/~nishiaki/index.htm
古本海ねこ(オンライン)http://www.umi-neko.com/
火星の庭(仙台)http://www.kaseinoniwa.com/
古書ほうろう(千駄木http://www.yanesen.net/horo/
にわとり文庫西荻窪http://niwatorib.exblog.jp/
古本オコリオヤジ(林哲夫http://sumus.exblog.jp/
善行堂(山本善行http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/
岡崎武志堂(岡崎武志http://d.hatena.ne.jp/okatake/
古本けものみち南陀楼綾繁http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/
文壇高円寺(荻原魚雷http://gyorai.blogspot.com/
ハルミン古書センター(浅生ハルミンhttp://kikitodd.exblog.jp/
他、外市常連参加者予定


▼わめぞオールスターズ
古書往来座 http://ouraiza.exblog.jp/
古書現世(早稲田)http://d.hatena.ne.jp/sedoro/
立石書店(早稲田)http://tateishi16.exblog.jp/
ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.m78.com/shop/
貝の小鳥(目白)http://www.asahi-net.or.jp/~sf2a-iin/92.html
琉璃屋コレクション(目白・版画製作・展覧会企画)
木村半次郎商店(文筆家・木村衣有子http://mitake75.petit.cc/
m.r.factory(武藤良子雑司が谷http://www.toshima.ne.jp/~mryoko/
旅猫雑貨店(雑司が谷http://www.tabineko.jp
リコシェ雑司が谷http://www.ricochet-books.net/
藤井書店(吉祥寺・名誉わめぞ民)
bukuぶっくす(「buku」・池袋)http://www.c-buku.net/
退屈文庫(退屈男・名誉わめぞ民)http://taikutujin.exblog.jp/


▼「本」だけじゃないのです!
刃研ぎ堂(包丁研ぎ) http://www1.tcn-catv.ne.jp/kai555/
古陶・古美術 上り屋敷(会場では特選ガラクタを販売)
          http://www.wakahara.com/agariyashiki/


▼カフェコーナー
男湯の風呂場はカフェコーナー。各種お飲物、軽食をご用意いたします。
乙女湯のたしなみ http://otomeyu.exblog.jp/
萬福亭 http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/


●主催:わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/


そして、「秋も一箱古本市」。今回は3スポットで50箱。光源寺ではお楽しみイベントも盛りだくさんです。

秋も一箱古本市2008


10月12日(日)11:00〜17:00
雨天の場合 10月13日(月祝)に順延


会場
光源寺  宗善寺  ライオンズガーデン谷中三崎坂


本が好き、本も好き
天高く馬肥ゆる読書の秋、「本と散歩が似合う街」谷中・根津・千駄木で、秋も一箱古本市を行います。一人一人が「店主」となって、一日限り、一箱だけのお店を開店。箱の中身は十人十色。本で埋まった箱もあれば、一風変わったものを売る箱もあります。あわせて、かんのん楽市や物怪図書館、街頭紙芝居も登場!
本と人、出会いを探して、坂から坂への街歩きはいかがですか?


お楽しみイベント
光源寺
■かんのん楽市
古道具、雑貨の販売から、カフェ、刃研ぎまで、個性的なお店が集まります。古本探しの合間にいっぷくどうぞ。


■日本物怪観光(ニホンモノノケカンコウ)提供『物怪図書館』
お寺の境内に忽然と現れた一日限りの物怪図書館。妖気漂う不思議な本が揃っています。


■「じゃんぼ」の街頭紙芝居 13:00/15:00
紙芝居師じゃんぼによる懐かしの街頭紙芝居。ちびっこも泣いて喜ぶお楽しみクイズ、駄菓子の販売もあります。


■B−ぐる記念乗車券プレゼント
芸工展2008」のパンフレットをお持ちの方、先着150名様に文京区コミュニティバス「B−ぐる」の記念乗車券をプレゼントします。


宗善寺
■TOKYOBIKEのレンタサイクル
1台につき3時間500円で、谷根千の街をすーいすい。(保証金5000円。返却時に全額お返しします。台数には限りがあります。)


ライオンズガーデン
大円寺の菊まつりはこちらからすぐ。
10月11日(土)、12日(日)菊人形の展示や縁日など。


芸工展
■秋も一箱古本市2008は芸工展に参加しています。
キーワードは、「まちじゅうが展覧会場」。http://www.geikoten.net/


最寄り駅
◎千代田線/千駄木駅根津駅  ◎南北線本駒込駅
大家さん、周辺住民の方々のご迷惑にならないよう、ご協力お願いします。


主催:不忍ブックストリート青秋部
後援:古書ほうろう/往来堂書店/オヨヨ書林
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/seishubu/
お問い合わせ:akimo-hitohako@adagio.ocn.ne.jp


で、これと同日開催になってしまった西荻ブックマークも、まだ予約受付中。

第26回西荻ブックマーク
中央線の酒と薔薇と古本の日々〜古本酒場ものがたり〜
出演:狩野俊 角田光代


2007年10月12日(日)
場所:こけしや別館2階
16:30受付/17:00開演
\1,500 定員100名


高円寺の知る人ぞ知る酒場、コクテイル。夜な夜な集まる常連のひとり、直木賞作家の角田光代と店主、狩野俊による出版記念トーク・イベント。スライドショーによるコクテイルの変遷や角田さんによる『古本酒場コクテイル』の朗読、出版記念の特製オリジナル・カクテルの試飲会など盛りだくさんの内容となっております。


朝8時起き。なんか悲しい夢を見たようで、目覚めてからすごい虚脱感が。西日暮里に行き、「月の湯」に出す本の値付けをして、〈古書ほうろう〉に運ぶ。野村あらえびす『音楽は愉し』(音楽之友社・音楽文庫、1953)を見つけ、1500円にうーんとうなるが、楽しそうな文章なので買っておく。そういえば、昔早稲田に〈あらえびす〉という音楽喫茶があったが、入ったことはない(もう閉店してたかも)。


新刊のチラシ原稿をつくる。あとは資料読み。一段落したので、出かける。表参道の〈青山ブックセンター〉で、岡崎さん山本さんの『新・文学入門』フェアを覗く。両者の出してた古本、もうずいぶん残りが少なかった。「SHIBUYA Co*SHOTEN MAP」をもらう。


半蔵門線に乗って押上まで。乗り換えて、東向島へ。ちょっと歩いたところにある〈現代美術製作所〉で、中里和人写真展「夜・自然・もうひとつの東京」を見る。この建物は、工場の一角らしく、倉庫のように広く天井が高い。そこに中里さんが撮った建物や街並みの写真を大きく引き伸ばして貼っている。夜の暗さも、建物のくすみもよく見える。会場によく合ったイイ展覧会だった。


そのあと、鳩の町商店街の〈こぐま〉でやっている大西みつぐ写真展に行こうと、歩く。大通り沿いからだと遠いので、路地を通ってみると、案の定迷ってしまう。細い道に入り込むのは楽しいが、ポツポツ雨が降ってきたので焦る。やっと鳩の町に着くと、〈こぐま〉は定休日だった。ざんねん。曳舟駅まで行き、前にクドウヒロミさんに連れて行ってもらった飲み屋に行こうとするが、方向がワカラナイ。諦めて駅のガード下の〈とんかつ曳舟〉に入ってみる。前に来たときにも気になっていた店。とんかつ以外にも洋食屋のメニューはたいがいある。生ビールセットを頼むと、冷ややっこ、枝豆、とんかつが出てくる。これにご飯・味噌汁をつけると、ちょうどイイ。


満足して下北沢行きの電車に乗り、メールをチェックすると、Iさんからゲラが出たという知らせ。千駄木に行き、2冊分のゲラを受け取る。Iさん、多忙が重なって疲れがドッと出たという。面倒な仕事で、すいません。仕事場に戻って、ゲラを宅急便で送ったりしてから、もう一度ほうろうに本を運んで、ウチに帰る。ずっと雨降ってるけど、明日は取材。昼前にやんでくれるとありがたいが。


緒形拳が71歳で死去のニュース。まだ若かったんだなあ。印象に残っているのは、NHK大河ドラマ峠の群像》、檀一雄原作の《火宅の人》、そしてやっぱり《砂の器》の出雲弁の巡査。重い苦しい役が多かったが、本人はもっと軽妙な役がやりたかったのではないか。