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戦闘機

一般

戦闘機

せんとうき

Fighter/Interceptor

軍用航空機の一種。

敵機への攻撃、味方の機の護衛、航空優勢制空権)の奪取とその防衛を主目的とする。

哨戒(しようかい)*1、地上戦闘支援などの任務も行う。

現代戦における必須兵種。


米空軍・海軍の機種符号

Fighter(直訳:戦闘機)のFを冠する。

Ex.F-15 イーグル、F-14 トムキャット、F2A バッファロー、F4F ワイルドキャット、F6F ヘルキャット

陸軍*2の機種符号

Pursuit plane(直訳:追撃機)のPを冠する。

Ex.P-38 ライトニング、P-47 サンダーボルト、P-51 ムスタング、P-80シューティングスター


余談になるが、ドイツでは戦闘機をヤークトフルークツォイク(Jagdflugzeug)と称し、これの直訳が駆逐機となる。そして、戦闘機をそのままドイツ語訳するとカンプフルークツォイク (Kampfflugzeug)となり、これはドイツでは爆撃機を指す。


大別すると陸上から離着陸する戦闘機と、航空母艦から離着艦する艦上戦闘機の二種がある。巴戦を主にする軽戦闘機、一撃離脱を目的とする重戦闘機などと言った分け方もあるが、二次大戦以後、その区別は難しくなりつつあり、目的別にはおおまかに以下の3種類にわけられる。しかし、近年では対空武装を一切持たないF117ステルス戦闘機などもあり、一概には類別できない。

迎撃機

 来襲した敵攻撃機から地上施設・艦船などの防空を行なう。一般に上昇力と火力が重視され、航続距離はあまり重視されないことが多い。

邀撃機、局地戦闘機(日本海軍)などとも言われる。

夜間戦闘機もこのひとつ。

Ex. 雷電紫電、MiG-15、MiG-21

制空戦闘機

敵地上空の制空を行なう。敵地上空まで進攻するために一般に航続距離が重視される。

爆撃機などの護衛を務めるような戦闘機はこれにあたり、駆逐機などと呼ばれることもある。

Ex. P-51 ムスタングF-15 イーグル、F-22 ラプターSu-27 フランカー

戦闘攻撃機

 雷撃戦闘機、戦闘爆撃機など、対空戦闘の他、地上や艦船に対する爆弾・ミサイル・魚雷での攻撃任務も兼ねる。戦闘機爆雷装を施した程度のものから、最初から攻撃任務を重視して設計されたものもある。近年の戦闘機はその武装搭載能力からみるとほとんどこれと言ってもいい。

Ex. F-2F/A-18 ホーネットシリーズ、F-16 ファイティングファルコン、JAS39 グリペン

一般に艦上戦闘機迎撃機(艦隊防空)と制空戦闘機攻撃機護衛)の両方の役目を果たす。

又、戦闘機はふつう戦術的に用いられるが、航続力の長い戦闘機の場合は戦略的に用いられることもある。

*1:CAP=Combat Air Patrol、戦闘空中哨戒

*21947年に空軍へ昇格

目次
  • Fighter/Interceptor
    • 米空軍・海軍の機種符号
    • 米陸軍の機種符号
    • 迎撃機
    • 制空戦闘機
    • 戦闘攻撃機