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2017-10-19 枝野氏が自称する「リベラル保守」は本物なのか?

[]枝野氏が自称する「リベラル保守」は本物なのか?〜新党はプチリベラルのナショナリストを目指してほしい!! 15:18



 立憲民主党であります。

 18日付け朝日新聞の世論調査では、ついに希望の党を上回る支持を得た模様です。

比例投票先、立憲伸び13% 希望11% 朝日世論調査

2017年10月18日22時29分

 朝日新聞社は17、18日、衆院選に向けた世論調査(電話)を実施した。比例区投票先を政党名を挙げて聞くと、自民党が34%(3、4日実施の前回調査は35%)と堅調。立憲民主党が13%(同7%)に伸び、希望の党11%(同12%)を上回った。公明党7%、共産党5%、日本維新の会4%などが続いた。

http://www.asahi.com/articles/ASKBL3V1XKBLUZPS001.html

 当ブログとして、正直に申して、ここまで立憲民主の支持が伸びるとは予想していませんでした。

 興味深いのは、立憲民主党の枝野幸男代表は自らを「保守」と位置付けていることです。

 枝野氏は自分自身を「保守」なかでも「リベラル保守」であると主張しています。

 「リベラル」の持つ本来の意味では「保守」との対立概念ではないですから、「リベラル保守」という政治的立ち位置はよく理解できます。

 実は当ブログ『木走日記』もブログ設立の2005年2月以来12年間、自らの政治的立ち位置を「プチリベラルのナショナリスト」と自称してまいりました。

 「プチリベラルのナショナリスト」の意味を解説させてください。

 まず「ナショナリスト」ですが、日本の領土を脅かしたり過去の歴史を捏造したりする中国や韓国ならびに日本の一部勢力・メディアに対しては、ナショナリストとして日本の国益を守るために厳しく対峙する、ということです。

 反日的な策動には断固対峙してそれを批判する、ということです。

 そして積極的憲法改正賛成派であります。

 一方「プチリベラル」ですが、政治とは究極的に「税による弱者救済」にあるとの心情であります、強者の論理だけでまつりごとを司ってはならない、ということです。

 政治家は弱者救済の視点を持ち続けなければならない、「弱いモノはみんなで助けなくてはいけないんだ」という視点を失ってはいけないのであります。

 このような立場から、私はプチリベラルのナショナリストと自称してまいりましたが、それが最近では一部からすっかり「ネトウヨ」、「安倍信者」呼ばわりでございます(苦笑)、時代の流れは恐ろしいです、はい。

 さて枝野氏が「リベラル保守」と自称するなら2つ意見したいのです。

 ひとつは憲法改正に対する姿勢をはっきりさせてください。

 共産党とは一線を画すというのならば、「保守」らしくしてください、「安保法制は憲法違反なので阿倍政権のもとでの憲法改正は絶対反対」などと、わかりにくい御託を並べないでほしいです。

 もうひとつは、日本の国益を守るために、毅然とした意思を表明してください。

 中国や韓国の反日的行動を強く批判してください。

 これらナショナリストとしての政治家ならば当たり前の、日本を愛する政策・行動は、本来「リベラル」という概念と矛盾することはないはずです。

 ・・・

 まとめます。

 本来「リベラル」的な政治心情は実は多くの日本人の共有するところであります。

 でなければあの民主党政権は生まれていなかったことでしょう。

 今回、立憲民主の支持が予想外に伸びているのも、国民の中で健全な「リベラル」的政党が育ってほしいという願望があるからなのでしょう。

 であるならばです。

 そのような保守新党は、リベラルなしかしナショナリストの保守新党を目指すべきです。

 繰り返しますが温厚なリベラリズムと温厚なナショナリズムは対立しないはずです。 

 リベラルなしかしナショナリストの保守新党が誕生したならば、多くの国民の支持を集めることでしょう。

 だがしかし、残念ながらそれはまだ先のことかもしれません。

 立憲民主の主張には、阿倍政権による改憲絶対反対など、ところどころ「ガラパゴス左翼」の香りが強く漂うからです。


(木走まさみず)

nnnn 2017/10/19 17:39 >憲法改正についての姿勢明示

これが結局できなくて、評論家然とあれこれ囀って議論に参加しているかのようなアリバイを作りつつ、改憲プロセスに政党として具体的にコミットすることだけは一切拒否するという、どっちつかずの姿勢を続けるだけだろう。
いくらそれっぽい能書き並べても、その実体は政治の世界に「生業として」しがみつくダニ組合でしかないのを露呈するばかりだろう。
過去の全てがそう示している。

ところで当記事内の用法に従いリベラル=再分配重視、ナショナリスト=国益護持のこととすれば、安倍政権って概ねそうじゃね?ということになる。
先日の記事にも同旨のコメントを書いたが、別に二大陣営にまとまらなくても、国民の最大幸福のためのテクニカルなアイデアを全ての議員が出し合って個別に競ってくれればそれで十分ではないか。
一見二大政党制が続いてるかに見える米欧諸国でも、実際のところはそんなキレイな構図では説明できない状態になっている。

2017-10-18 梅雨空のように不快指数高い朝日社説を愛でる

[]梅雨空のように不快指数高い朝日社説を愛でる 16:01



 今回のエントリーはまず珍しくも朝日新聞サイドにたった主張を展開したいと思います。

 その上で当ブログとしての本音をまとめたいと思います。

 ・・・

 さてめっきりそして急に寒くなった秋の空でございますが、東京では46年ぶりの低温ということで、台風も近づくようで週末の投票日の天候・空模様が心配でございます、投票率に影響しないといいのですが・・・

 選挙戦たけなわなのでありますが、今回は一服の清涼剤のような清々しい話題を提供いたしましょう。

 この10月に季節外れなのですが梅雨空の俳句を一句ご紹介。

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ

 見事なできばえでございます。

 この清々しい俳句を、こともあろうに、さいたま市大宮区の三橋公民館が、憲法9条について詠んだ俳句の月報掲載を拒否したのは、平成26年6月のことであります。

 これは「憲法が保障する表現の自由などの侵害」に当たると、作者の女性(77)=同区=が市を相手取り、俳句の月報への掲載と200万円の損害賠償を求めた民事訴訟の判決が13日、さいたま地裁でありました。

 このたび、さいたま市に地裁が5万円支払いを命じる判決が出ました。

月報への掲載棄却 「9条守れ俳句」不掲載訴訟 さいたま市に地裁が5万円支払い命令

http://www.sankei.com/affairs/news/171013/afr1710130023-n1.html

 うむ、「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」ですが、市側は「提出された作品を必ず掲載すると約束したものではない」などとして争う姿勢でしたが、何をいっとるのか、だまらっしゃい。

 この秀作を載せずしてどうするのです。

 思えばこの勝訴を勝ち取るまで長い年月でした、「九条俳句」市民応援団もがんばって応援して参りました。

 「九条俳句」違憲国賠訴訟を市民の手で!実行委員会もがんばりました。

「九条俳句」市民応援団

「九条俳句」違憲国賠訴訟を市民の手で!実行委員会

http://9jo-haiku.com/modules/history/content0001.html

 うむ、この「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」裁判5万円勝訴の偉業に、早速の日本のマスメディア随一のクオリティペーパーを自負する朝日新聞が社説にて掲載してくれています。

(社説)俳句掲載拒否 事なかれの先にある闇

http://www.asahi.com/articles/DA3S13184967.html?ref=opinion

 社説は冒頭から、「自治体にひろがる事なかれ主義」、「見当違いの「中立」墨守に警鐘を鳴らす判決」と檄文調であります。

 自治体にひろがる事なかれ主義と、見当違いの「中立」墨守に警鐘を鳴らす判決だ。

 「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」。さいたま市がこの俳句を地元の公民館だよりに載せるのを拒んだ問題で、さいたま地裁は、作者の女性に慰謝料を支払うよう、市に命じた。

 公民館は、女性が参加するサークルで秀作に選ばれた句をずっと掲載してきた。だが「梅雨空に」については、秀句とされたにもかかわらず、「公民館は公平中立であるべきだ」などの理由で採用しなかった。

 注目すべきは、判決が「一種の『憲法アレルギー』のような状態に陥っていたのではないかと推認される」点だと指摘します。

 注目すべきは、公民館側がこうした異例の措置をとった原因として、判決が「一種の『憲法アレルギー』のような状態に陥っていたのではないかと推認される」と述べたことだ。

 掲載を拒んだ職員らは教育関係者で、学校現場で日の丸・君が代をめぐる対立などに直面してきた。その経験から、いざこざを嫌ったとの見立てだ。

 苦情や抗議を招きそうな面倒な話はやめてほしい。とりわけ憲法がからむ政治的な問題とはかかわりを持たず、事前に抑えこむほうが得策だ――。そんな空気が、自治体をはじめ、公の施設や空間を管理する側をおおっているのは間違いない。

 「体制に批判的な言動をあげつらうメディアやネット世論」もあるからその労苦は理解できるとしています。

 体制に批判的な言動をあげつらうメディアやネット世論もあり、対応に追われる労苦は理解できる。だからといって、市民から発表や参加の場を奪った先にあるのはどんな世の中か、想像力を働かせる必要がある。

 波風の立たない平穏な光景かもしれない。だがそれは、闊達(かったつ)さとは無縁の息苦しい社会だ。

 社説の結びは、「憲法が保障する権利は、失ったときにその尊さを思い知らされる」と正論でまとめられています。

 判例や学説は、基本的人権の中でも表現の自由をひときわ重く見てきた。民主主義を深めるには、自由に学び、ものを考え、成果を公表し、意見を交わすことが不可欠だからだ。

 憲法が保障する権利は、失ったときにその尊さを思い知らされる。そしていったん失ってしまうと、回復するのは容易ではない。自由な社会を維持し、次代につなぐために、どう行動すべきか。一人一人が問われる。

 どうでしょう、この朝日新聞社説のすばらしい主張は。

 「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」俳句事件のすばらしい援護射撃となっていますでしょう。

 まずタイトルがいいですよね。

 『俳句掲載拒否 事なかれの先にある闇』です、このような俳句不掲載の先にどす黒い「闇」社会が待っているのです。

 そして「憲法が保障する権利は、失ったときにその尊さを思い知らされる」(朝日社説の結び)のであります。

 ・・・

 ・・・

 ここから本音よろしいでしょうか?

 3つどうしても指摘したいのです。

 まず一つ目。

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」

 これ本当に秀作なのでしょうか?

 私にはどう読んでも字余りチックの駄作にしか思えないのですが、それはおそらく私に雅な俳句心がないからでありましょう(汗。

 二つ目。

 この駄作俳句の事件、このために「職業的市民団体」ができて3年ももめて裁判して、そして大新聞の社説でも扱うほどの、これそんなに大事件なんですか?

 本当に見過ごしてしまうと憲法が保障する権利が失われてしまう(朝日社説)ほどの大事件なのでしょうか?

 三つ目。

 朝日新聞はいいます。 

体制に批判的な言動をあげつらうメディアやネット世論もあり、対応に追われる労苦・・・

 朝日の言い分だと保守系がうるさいとおっしゃる・・・

 申し訳ありませんが、これぜんぜん反対じゃないんですか?

 まったくの逆でしょ。

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」のこの駄作俳句不掲載だけでクレーマーと化して何年も市を恫喝し、あげくにプロ市民団体ができて裁判までこじらせて、左傾メディアに社説にまで批判を受ける、これじゃね、どこの自治体だって、「九条守れ」系は、敬遠されるんじゃないですかね?

 自治体がこの種の主張を敬遠するのは、ある意味「九条守れ」系の自業自得なんだと思います。

 やれやれです。

 あれ、なんか一服の清涼剤のような清々しい話題のはずが梅雨空のような不快指数高い話題とかしてしまいました。

 最後に。

 しつこいですが教えてください、読者の皆さん。

「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」

 これのどこが秀作なのでしょうか、字余り気味の駄作ちゃうのん、ああ、お馬鹿な私には俳句心が理解できないのでありました。

 ふう。



(木走まさみず)

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2017-10-17 希望の党「ユリノミクス」のデタラメ・インチキ度を徹底検証

[]希望の党「ユリノミクス」のデタラメ・インチキ度を徹底検証 15:24



 希望の党の政策がダメな理由のひとつに経済政策がデタラメであることにあります。

 その公約の1丁目1番地が『消費税増税凍結』であります。

 公式サイトより。

【希望の党 選挙公約】

f:id:kibashiri:20171017134711p:image

https://kibounotou.jp/policy/

 いや増税凍結自体はまだよろしいのです。問題なのは、消費税増税に替わる財源確保の手法です。

 ここですね。

f:id:kibashiri:20171017135029p:image

 再び公式サイトより。

2.経済に希望を 〜ユリノミクスにより、経済成長と財政再建の両立を目指す〜

金融緩和と財政出動に過度に依存せず、民間の活力を引き出す「ユリノミクス」を断行する。

?消費税凍結と内部留保の社会還元

 消費税増税を凍結し消費の冷え込みを回避する一方、300 兆円もの大企業の内部留保に課税することにより、配当機会を通じた株式市場の活性化、雇用創出、設備投資増加をもたらす。

https://kibounotou.jp/policy/

 「300 兆円もの大企業の内部留保に課税」とは、申し訳ありませんがこれは出鱈目な政策です。

 例えれば500円玉で260円のビールを購入した消費者に対し、そのお釣り240円に課税しよう、という愚策です。

 そもそも260円のビールにはたっぷりと税金(酒税)が掛かっているのに、そのお釣りに税金を掛けるなど出鱈目な二重課税もいいところなのですが、希望の党の主張ではお釣りにも課税されるなら「つり銭がなくなるように残りの240円も何か買ってしまおう」つまり消費拡大につながると言うのです。

 当ブログは25年間零細IT企業を経営してまいりました、別に日本の大企業の味方をしようとも思わないし、申し訳ないですが「アベノミクス」信者でもありません、正直息切れ気味ですもの、デフレ脱却もできていませんし。

 しかしこの「ユリノミクス」の「300 兆円もの大企業の内部留保に課税」という出鱈目ぶりはいただけません、まったくのインチキで違法なのだもの。

 今回はこの「ユリノミクス」の「300 兆円もの大企業の内部留保に課税」問題、徹底的に検証したいと思います。

 ・・・

 まず基本的な数字を訂正しておきます。

 今年の9月1日に財務省が公表した『年次別法人企業統計調査−平成28年度−』によれば、昨年の企業の内部留保金は「300兆円」ではなく400兆円を優に越えていますので、希望の党は1番目の公約の最初の数値から誤りであることがわかります。

 財務省が公表した『年次別法人企業統計調査−平成28年度−』はネットでも以下のPDFファイルで公開されています。

年次別法人企業統計調査 概要

−平成28年度−

(金融業、保険業を除く)

Financial Statements Statistics of Corporations by Industry, Annually

The fiscal year 2016

平成29年9月1日

http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/h28.pdf

 その5ページにある『第5表利益剰余金の推移』が過去五年間の企業の利益剰余金すなわち内部留保金の推移になります。

第5表利益剰余金の推移

f:id:kibashiri:20171017140036p:image

http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/h28.pdf

 見づらいので数値が読み取れるように作図しました。

f:id:kibashiri:20171017141209p:image

※財務省『年次別法人企業統計調査−平成28年度−』の数値より『木走日記』が作成。

 ね、第二次安倍政権ができてから5年間で、内部留保金は300兆円から400兆円に100兆円も増えているわけです、希望の党のパンフレットの数値よりも、実はもっとひどいことになっているわけ(苦笑)です。

 希望の党は曲がりなりにも公党なのですから、公約の1番目に上げている説明の数値ぐらい、直近の資料で確認しなくてはいけません。

 さて、この企業の利益剰余金すなわち内部留保金って何なのでしょう。

 もちろん内部留保という言葉や項目は会計上存在しません。

 しかしこの言葉には「儲けた企業が金庫の中にたっぷりおカネを貯め込んでいる」というイメージがあり、今確認したとおり実際に企業の内部留保といわれているものは、2016年度で約406兆円にも上るわけです。

 「ガッポリ貯め込んでいる大企業はもっと社員に給料を払え、国内設備投資をしろ、それをしないなら税金を取るぞ!」というのは、希望の党のいうようにいかにも社会正義であるかのように誤解を与えます。

 しかしながら、これは出鱈目な話です。

 なぜなら、企業は既に法人税や消費税など法律に従いしっかりと納税しており、その上で余剰したお金が内部留保金だからです。

 だから内部留保金に課税をするというのは、最初に例示しましたように、例えれば500円玉で260円のビールを購入した消費者に対し、そのお釣り240円にさらに課税しよう、という愚策なのです。

 よろしいでしょうか。

 第二次安倍政権のこの5年間で企業の内部留保金が100兆円も増え続けているのは、確かに異常です。

 これは二つの要因によるものだと当ブログは考えます。

 まず基本的には『アベノミクス』の成功により、ある程度の円安株高が成功し、私たち庶民の実感は乏しいですが、長期好調経済が維持されているという事実です。

 多くの企業が最高益を更新しています、でなければ利益余剰金が統計上このように膨らむことは不可能です。

 そして第二の要因はデフレ脱却に『アベノミクス』が失敗していることが大きいのです。

 ・・・

 少し長いですが、400兆もの黒字大企業の内部留保金を社員の給与に還元したり国内設備投資に向かわせ、経済波及させるにはどうしたらよいのか、説明いたします。

 それは、徹底的にお金を貯めこむという企業のデフレマインドを破壊しなければなりません。

 それにはデフレ脱却しかありません。

 ここが肝心なのです。

 デフレのもとでは、輸出依存型の成長ではそれが仮にGDP成長にいくら寄与したとしても、国民には還元されないことは前回のいざなぎ越え景気(2002年から5年9ヶ月続いたとされる好景気)の間に、大企業は過去最高益を挙げたにもかかわらず労働者平均所得は下がり続けたことからも統計的に証明されています、今回もまた長期景気でありますが、庶民の実感は全く乏しいのです。

 貿易で得られた利益はすべて多国籍大企業にプールされ、そこではこれまた空前の内部留保金が膨らんでいるのです、国内にはいまだ還元されていません。

 デフレ下で交易を活性化しても大企業に受益が集中するだけです。

 まずデフレを止め、日本経済を内需型経済成長路線にしなければなりません。

 私は中小企業や零細企業のITコンサル業をしていますが、経営者達の現場の苦悩を、いったい経済学者や政治家やマスメディアの何人が理解しているでしょうか。

 日本経済は中小零細企業が支えているのです、この国の労働者の8割の雇用を支えているのが中小零細業です、ここを活性化しないで日本経済の復興はないのです。

 デフレがいかに深刻な経済的病(やまい)なのか。

 中小零細企業を守る立場からデフレの説明を試みます。

 ・・・ 

 デフレ、デフレーションはズバリ「モノの価値が下がり続けること」であります。

 したがってデフレが続く世の中では消費が冷え込みます。

 簡単な話、現在10000円で購入できるモノが、来月になれば1割引きの9000円で購入できるならば多くの消費者は購入を手控えるでしょう。

 せっかくモノを買ってもその商品価値が値下がり続けるならば、多くの人・企業は必要以上のモノを購入することは手控えるはずです。

 つまりデフレが続くとモノを購入したり投資したりするよりも何もしないでお金を持っているほうが賢いのです。

 これを「経済合理性」といいます。

 「モノの価値が下がり続けること」、これを言い換えれば「カネの価値が上がり続けること」と同値です。

 したがって、あなたがカネをいっぱい所有しているお金持ちであるならばデフレは天国です。

 ただ持っているだけであなたの購買力はどんどん増えて行きます。

 もしあなたがカネを持っていない、逆に借金しかない貧乏人か零細企業ならばデフレは地獄です。

 あなたはカネは持ってませんが借金(マイナスのカネ)を持っていますから、ほっておくとその重みは年々増え続けます。

 デフレですからあなたの所得は伸びません、へたすると減少を続けます、でも月々の返済は待ってくれません。

 これが庶民からみたデフレの正体です。

 デフレは多くの庶民や中小零細企業にとって地獄なのです。

 デフレの真の恐ろしさは、借金をしている庶民や零細企業に対してその牙を向けるところです。

 これはこのデフレ不況の中、収入が不安定なのに住宅ローンを抱えているたくさんの善良な庶民にとっても同様なことがいえましょう。

 収入は減るのに毎月の元利払いは変わらず、重くのしかかってくるのです。

 ・・・

 今、アベノミクスにより円安になりつつありますが、今のデフレが続くことに「心地よい」人たちが日本のエスタブリッシュメントすなわち政策決定層にたくさんいますので、彼ら、経団連や財務省官僚やそれにマスメディア、そして悲しいかな少なからずの政治家たちも、デフレ対策よりも、消費税増税に熱心なわけです。

 今、経団連などの大企業は史上空前の内部留保金をセッセと溜め込んでいます。

 デフレですからそのカネを国内に投資などしないで持っているほうが「経済合理性」があるからです。

 ですからどんなに貿易量が増え経団連などの大企業が利益を得て日本のGDPが上昇しても、デフレである限り、そのカネは国内に還元されることはないのです。

 私が大企業の経営者でも、デフレ下ならば無駄なお金は何も使わずせっせと溜め込みます。

 それが企業を守る正しいやり方だからです。

 デフレ下で給与アップや投資などの「無駄なお金使い」は馬鹿な経営者です。

 ・・・

 いっぽうインフレになれば「モノの価値が上がり続けること」になりますから、「カネの価値が下がり続けること」と同値ですから、お金をいっぱい持っているお金持ちや大企業にはインフレは困りモノです。

 カネをただもっているだけではどんどんその価値が下がってしまうからです。

 インフレになると大企業やお金持ちはモノに投資するようになります。

 モノの価値が上がり続けるのですから、下がり続けるカネを上がり続けるモノに早めに変えたほうが得なわけです。

 これも「経済合理性」といいます。

 インフレになれば同じ理由で大企業も内部留保金を減らして人やモノに投資するようになります。

 そうしなければ企業の大切な利益を守れないからです。

 インフレが始まれば、つまりカネの価値が下がり始めれば、お金持ちや大企業は投資に熱心になります。

 ただカネを持っているだけではドンドン損をしてしまうからです。

 こうしてインフレが適度に進めば、内需が拡大していきます。

 うまく軌道に乗れば、内部留保は減少しカネが回り始めるのです。

 ・・・

 以上、徹底的に検証してきましたように 「ユリノミクス」の「300 兆円もの大企業の内部留保に課税」は出鱈目な政策であり、二重課税の不条理そのものであります。

 企業の内部留保拡大を止め、内需拡大するには、経済原理に則りなんとかインフレーションを実現するような経済政策が求められるのです。

 その点では残念ながらアベノミクスも失敗し続けています。

 しかし「ユリノミクス」の「300 兆円もの大企業の内部留保に課税」はインチキ過ぎます。

 だから小池百合子氏の経済政策「ユリノミクス」はないに等しい、ダメダメなのです。



(木走まさみず)

三毛猫三毛猫 2017/10/18 04:17 大変興味深く拝読しました。消費税8%になった時、便乗値上げで、一気に13%上がりました。イオンに買い物に行くと4店舗の婦人服店が、無くなっていました。金融緩和の為でしょう。洋服の品質も下がりましたし、肉等の生鮮食品も値上がりしました。三度の食事を二度に減らしました。庶民感覚とかけ離れた政治を見ていると、将来とても厳しくなる事は目に見えているから貯金は、崩したくありません。私が、大企業主だったとしても、何時、外資から喰われるか分かりませんから、人件費を抑えるでしょう。最低賃金737円、給与から色々引かれると、実質時給560円程度です。低い最低賃金を求めて、東京から小さな下請け工場が、来ますが、働いているのは、殆ど中国人女性です。地元民に残されているのは、常識に欠ける職場か、資格を必要とする職場です。パート主婦の採用は、口コミで決まります。店で商品を確認して、ネットで、最安値を探して買います。食品も半額になる時間帯に行きます。毎年家族旅行していたのは、何時だったか、思い出せません。安心の未来を思い描けないこの閉塞感、いつまで続くのかと思います。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171017

2017-10-16 希望の党大敗北の理由を考察する

[]希望の党大敗北の理由を考察する〜全てはリーダーである小池百合子氏の性格に由来する 15:35



 さて各紙報道によれば、自民が300議席を伺う中で、希望の党の失速が止まりません、小池さんお膝下の東京選挙区でも下手をすると「小選挙区全滅」の予想もで始めています。

 東京では全25選挙区で盤石な選挙区は現状では見当たりません。小池氏の地盤だった東京10区を引き継いだ若狭勝氏ですら、時事通信によれば自民前職の鈴木隼人氏と横一線であります。若狭氏陣営は「浮動票が全然来ていない」と危機感を募らせています。

 希望への逆風は、民進党リベラル派を「排除する」とした小池氏の発言が響き、「民進再結集」をめぐる内輪もめが追い打ちを掛けている模様です。

(関連記事)

野党分散、自民に利=希望、東京でも苦戦【17衆院選】

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101500426&g=pol

 まあ、立憲民主が予想外(失礼?)の健闘で議席倍増の勢いなので、一部民進党参議院議員などが勘違いしまして、「民進党は不滅です!」などと「民進再結集」を唱え始めたのには、頭を抱えてしまいました。

 前回のエントリーで「頭大丈夫ですか?」と批判いたしました。

2017-10-13 出ました!「民進党は不滅です!」論!!〜頭大丈夫ですか、不自由なのですか

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171013

 当該部分を抜粋。

「(左右)両ウイングが結集」って、元の木阿弥(もとのもくあみ)に戻ってどうするんでしょう。

 ばらばら離脱者が続出して政党の体をなしていなかったの忘れたのですか?

 消費税(8%)に支持率が届かなかったこと、忘れたのですか?

 元に戻ったら国民の支持をまた失うだけなのです、そんなの自明でしょ?

 そんな単純なこと、わからないんですか?

 頭悪いんじゃないですか?

 まあ立憲民主は勝手にすればよろしいです。

 さて。

 「小池劇場」の大失速理由は、おそらく「排除する」発言による悪印象が理由でしょうが、そもそも希望の党の候補者たちが「玉が悪すぎる」のも一因なのでしょう。

 私の地元の東京10区で言えば、時事通信によれば若狭勝氏と自民前職の鈴木隼人氏とが横一線と報じられていますが、直近の情勢では若狭勝氏が水をあけられつつあります。

 若狭勝氏選対によれば若狭勝氏は党務的な仕事はほぼ全てキャンセルして情勢挽回を図っていますが、劣勢は否めません。

 そもそも地元小池後援会を引き継いだもののその地盤はもろく、地元にはほとんどコネクションがない若狭勝氏は地元有力者との交流を重要視してきませんでした。

 若狭陣営の内部情報によれば、旧小池百合子氏地元後援会有力会員の半数近くが今回の選挙戦で若狭さんのサポートに動いていません、自民回帰している模様です。

 この勢いでは彼はおそらく惜敗率復活がせいぜいでありましょう、他の選挙区の結果によっては、もしやそれも危ないかもしれません。

 この小池参謀若狭氏大苦戦は決して例外ではありません。

 東京の希望の党は全小選挙区で苦戦を強いられているわけです。 

 ・・・

 当ブログは、若狭氏が希望の党の前身の政治組織、「日本ファーストの会」を設立した2か月前、この組織はこのままでは決して国民の支持を得られないだろうと予言しました。

ハタがない。ハナがない。ハキがない。〜日本ファーストがこのままでは国民の支持を得られないだろう三つの理由

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20170808/1502163670

 当時、当ブログは若狭氏たちがダメだろう理由を三つあげました。

 理由の一番目、政治集団に最も必要な政策・「ハタ(旗)がない」ことは致命的であります。 

 まず第一にハタ(旗)がない。

 新たな政治集団が心ある同志を結集するには当然ながら、その旗(理念・政策)を高く掲げるべきであります。

 それがない。

 若狭さんは、設立の動機を「非自民・非民進の新たな国政政党の必要性」に求めていますが、仏作って魂入れずと申しましょうか、手段が目的化してしまっていて肝心の「理念・政策」がまったくないわけです。

 政治集団としてこれでは「自分ファースト」の烏合の衆との批判をまぬがれないでしょう。

 理由の二番目、玉が悪すぎる、「ハナ(華・顔)がない」ないことです。 

 第二にハナ(華・顔)がない。

 橋下元大阪市長にしろ小池都知事にしろ、好き嫌いは別にして強烈な個性・カリスマ性を有していましたが、この若狭さん他5人の政治家には、

 それがない。

 失礼ながら、もう一人か二人、ハナのある政治家を巻き込まないと、国民の広い支持を獲得するのは難しいのではないでしょうか。

 結局今は小池都知事というハナ(華・顔)ができましたが、そこまでです、他が悪すぎるのです。

 そして理由の三番目、「ハキ(覇気)がない」、「覇者になろうとする意気。野心」が感じられないことです。 

 そして最後、第三にハキ(覇気)がない。

 ハキとは少年漫画『ONEPIECE』に登場する特殊能力のことではありません、為念。

 そうではなく、「あふれるばかりの意気。意気ごみ」のことです。

 「覇者になろうとする意気。野心」です。

 ハタもなくハナもない人たちにそれを求めても詮無いことかも知れませんが、当ブログとしては最も政治家(集団)に求めたい、覇気・あふれるばかりの意気・意気ごみが、感じることができなかったのです。

 若狭さんの会見から感じたのは、大志ある「戦略」・意気込みではなく、姑息な「戦術」・サバイバル術でありました。

 当ブログは一貫して希望の党を批判してまいりました。

 当時も今もそうですが、希望の党には確固たるハタ・政策がありません。

 そして候補者には小物が多く小池さん以外、ハナがない、裏切り者ばかりが目立ちます、「玉が悪すぎる」のです。

 ハタ・政策がなく、ハナのない小物が多く、確固たる戦略がなく生き残ろうとあがく戦術・みぐるしいサバイバル術だけが目立ち、結果そこには政治家として一番必要なハキが全くないのです。

 その中で「排除する」発言による失速が起こりました。

 あの発言はきっかけに過ぎなかったのでしょう。

 希望の党にはハナから夢や戦略などなかったのです。

 このような集団が勢いだけで選挙に勝てるほど、この国の国民はバカではない、ということです。

 ・・・

 ・・・

 希望の党のこの体たらく、全てはリーダーである小池百合子氏の性格に由来すると当ブログは確信しています。

 小池百合子氏のもとには優秀な部下は集まらない、烏合の衆しか集まらない理由を解き明かします。

 すでに触れてきた内容も再掲しますが、お付き合いください。

 そもそも小池さんがいた東京10区は私の地元であり、親族に小池百合子地元後援会幹部もいます当ブログは、12年前の小泉郵政解散のときの刺客「落下傘」候補第一号のときから、ブログで取り上げてまいりました。

2005-09-13 東京10区徹底検証〜百合子降臨で興起玉砕

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20050913

 当時の小池旋風の異常さを分析している箇所を抜粋。

 得票数字の単純比較からだけでも驚くべき選挙民の動きが分析できます。

 小池氏が獲得した109,764票がどこからもたらされたのか分析しましょう。

 まず、前回の得票総数181,440票に対し、今回の得票総数は219,318票であります。投票率のUPによるこの39,000票の新たな票がほとんど小池氏一人がさらっていったことがわかります。

 また、小林氏陣営からはなんと同氏支持層の5割近くの41,000票が小池氏に動いたのです。さらに民主党鮫島氏支持層からも27,000票が小池支持に、なんと共産党支持層からも1,000票余りの票が小池氏に動いていることがわかります。

 小池氏は膨大な「無党派層」もほぼ完全に取り込んだだけでなく、保守支持層だけでなくリベラル支持層にまで雪崩をうつように小池支持層を取り入れていたわけです。

 この人(小池さんのことです)、とにかく自分の選挙「戦(いくさ)」に強いわけです。

 しかし、「戦(いくさ)」に強いが、仲間には冷たい、まるで「乱世の漢(おとこ)」みたいなその性格を、当ブログは指摘させていただいております。

 例えば3か月前のエントリー、未読の読者は是非ご一読あれ。

2017-06-01 小池百合子都知事「乱世の漢(おとこ)」みたいなその性格

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20170601

 まず小池さんは実は有権者などあまり気にしていないのです。

 小池百合子という人間は、「乱世の漢(おとこ)」のような性格だと、私は見ています。

 実は小池百合子さんは地元民に愛着を有していません。

 というか、地元(豊島区・練馬区)には何も関心はなかったのです。

 それ自体選挙民に迎合しない姿勢として私などは評価しますが、当然ながら地元後援会では顰蹙(ひんしゅく)を買ってたりしていました。

 そもそも神戸出身の関西人だからという指摘もありますが、私は彼女が地元に冷たいのは、より本質的な彼女の有する性格によるものだと確信しています。

 地元(有権者)だけではありません、彼女は所属する組織にも愛着は持っていません。

 彼女は地元だけではない、自分の所属する組織(例えば自民党)にも愛着は持っていません。

 従って、組織防衛などの発想は全くないし、逆に組織を移ることにも精神的ハードルはないのです。

 これは政治家として彼女の強みのひとつとなります。

 組織に愛着を持たない、ロンリーウルフの百合子氏は、自分のポジションにも恋々とはしない、執着などないからです。

 かつて小池防衛相は、2ヶ月で退任します。

 彼女は守屋武昌事務次官を強行的に更迭してしまったからです。

 更迭されたあと守屋氏は国会での証人喚問の後に逮捕されているので、結果的に彼女の判断は間違ってはいなかった。

 しかしそのやり方はあまりにも正直すぎて自民党的秩序を乱したわけです。

 この件では彼女でなければ守屋氏更迭は不可能であったことでしょう。

 彼女は自らのポジションを賭して悪徳事務次官と刺し違えたわけです。

 要するに、彼女はその本質として、「組織人」ではないのです。

 その性格は、まるで戦国の「荒武者」のごとくであります。

 小池百合子という人間は、「乱世の漢(おとこ)」のような性格だと、私は見ています。

 従って、彼女の真価は戦場(いくさば)で発揮されると見ます、わかりやすい「敵」が必要なのです。

 12年前の小泉郵政選挙の時も今回の都知事選挙のときもそうですが、彼女が捨て身の選挙にやたら強いのは、その好戦的な性格から来ているのだと思います。

 従って、彼女は「部下」に恵まれません、組織を大事にしませんもの、当然です。

 彼女は「部下」を平気で切ることができます、躊躇なく「リセット」できるのです。

 彼女は乱世に強いわけですが、逆を言えば平時に弱いわけです。

 それはそうです、彼女の性格から言ってはっきり言って人望がない、彼女には良い人材が集まりません、逆に良い人は彼女から離れていきます。

 都民ファースト見てください、政治的烏合(うごう)の衆です、残念ですね、おときたさん。

 ・・・

 まとめます。

 当ブログは一貫して希望の党を批判してまいりました。

 当時も今もそうですが、希望の党には確固たるハタ・政策がありません。

 そして候補者には小物が多く小池さん以外、ハナがない、裏切り者ばかりが目立ちます、「玉が悪すぎる」のです。

 ハタ・政策がなく、ハナのない小物が多く、確固たる戦略がなく生き残ろうとあがく戦術・みぐるしいサバイバル術だけが目立ち、結果そこには政治家として一番必要なハキが全くないのです。

 その中で「排除する」発言による失速が起こりました。

 あの発言はきっかけに過ぎなかったのでしょう。

 希望の党にはハナから夢や戦略などなかったのです。

 このような集団が勢いだけで選挙に勝てるほど、この国の国民はバカではない、ということです。

 そして、希望の党のこの体たらく、全てはリーダーである小池百合子氏の性格に由来すると当ブログは確信しています。

 残念ながら、小池百合子氏のもとには優秀な部下は集まらない、烏合の衆しか集まらないのです。



(木走まさみず)

ん 2017/10/16 16:08 小池新党の失速理由についての分析・解説はいちいちごもっともではあるが
より単純な構図として
「女性」「新党」「改革」などと、とにかく新味だけをアピールすれば
定見のない大衆は自動的に「じゃあ、とりあえず一回は投票してみよう」となるし
二回目はやはり自動的に「もういいや」となるという、その単純極まりないパターンが反復されてるだけとも言える。

俺は特定の何とかの信者じゃないもんね〜、穏当で客観的な無党派層様だもんね〜(実は政治に興味も知識もないだけ)
みたいな連中が「風」で右往左往する度に大きく政局が動くのは
一種の先進国病とも言えるが、ありていに言って非常に低レベルな話だ。

別の言い方をすれば
「烏合の衆が勢いだけで“何度も”勝てるほど日本国民はバカではない」が、
「烏合の衆でも“一度は”勝ててしまう程度には日本国民はバカだ」と。残念ながら。

JJJJ 2017/10/16 23:12 小池ジャイアンの腰巾着=若狭スネ夫になんの魅力があるのか?…
比例でも復活しないことを願います。

2017-10-13 出ました!「民進党は不滅です!」論!!

[]出ました!「民進党は不滅です!」論!!〜頭大丈夫ですか、不自由なのですか? 11:48



 今回は小ネタです。

 さて、各メディアの選挙戦序盤の情勢分析によれば、立憲民主党が倍増の勢いだそうであります。

自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況

http://www.asahi.com/articles/ASKBC5D4HKBCUZPS001.html

 うむ、この傾向は実は当ブログも一週間前より掴んでおりまして、特に東京地区での希望の不調ぶり、立憲の堅調ぶりが顕著なのであります、菅元総理の東京18区の「不気味な胎動」(苦笑)もすでにエントリーしておりました、はい。 

2017-10-04 東京18区の予想だにしない不気味な胎動

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20171004/1507111244

 予想外の「小池劇場」の急な失速により、立憲民主党が倍増の勢いとなっているわけですが、これは勘違いするかもと心配していたら、案の定、勘違いな動きが出てまいりました。

民進党は不滅!? 参院民進党が選挙後の再結集模索 前原誠司代表を解任する動きも

http://www.sankei.com/politics/news/171012/plt1710120063-n1.html

 報道によれば、民進党の参院議員の多くが希望の党に合流せず、希望の党や立憲民主党、無所属として衆院選を戦っている民進出身者の再結集を模索しているとのことです。

 小川敏夫参院議員会長らが提唱しており、衆院選後の両院議員総会で前原誠司代表を解任する案も検討されているとのこと。

 「長嶋茂雄さんの言葉を借りれば、民進党は不滅です!」(小川氏)だそうです。

 「これまでの民進党のように(左右)両ウイングが結集すべきだ」(小川氏)ですか。

 そして、衆院選後ただちに両院議員総会の招集を求め、前原氏が代表を辞職しない場合、解任決議案を提出すると。

 ・・・

 はあ。

 やれやれです。

 せっかく、小池さんが民進党を強引に解体してくれて、日本のリベラル勢力にいい意味で「リセット」がかかると期待していたのは、当ブログだけではありますまい。

2017-09-28 真にリセットされるのは腐りきった「日本のリベラル勢力」だ

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20170928/1506559637

 これで、日本にも健全なリベラル勢力が誕生すると期待したものです。

 憲法改正なんてもってのほか、安倍政権のやることはなんでも反対、安全保障などどうでもいいからモリカケ問題で安倍政権を打倒せよ、こんな調子の野党から、建設的な議論ができる野党へと脱皮を期待したのに。

 ああ、それなのに、「(左右)両ウイングが結集」した民進党に逆戻りであります。

 今回は礼を失するのは覚悟で、きつく言わせてください。

 「民進党は不滅です!」(小川氏)だって、頭大丈夫ですか? だいぶ頭が不自由のようですが。

 「(左右)両ウイングが結集」って、元の木阿弥(もとのもくあみ)に戻ってどうするんでしょう。

 ばらばら離脱者が続出して政党の体をなしていなかったの忘れたのですか?

 消費税(8%)に支持率が届かなかったこと、忘れたのですか?

 元に戻ったら国民の支持をまた失うだけなのです、そんなの自明でしょ?

 そんな単純なこと、わからないんですか?

 頭悪いんじゃないですか?

 ・・・

 「民進党は不滅です!」なら、国会での建設的議論は永遠に不可能「死滅」「仏滅」ですね。

 何でも反対「民進党」復活ならば日本の国会議論は万事休す、はい「仏滅」であります(キッパリ

 あーあ、使えない野党、勘違い野党のゾンビ復活であります。

 ・・・

 まあ残念ですが、しょうがないです。

 憲法改正議論は、立憲・共産・社民をオミットして、粛々と国会で論議して、発議にまで持っていくだけです。

 おそらく改憲勢力は十分に国会の三分の二をキープできそうですから、安倍政権は公約どおり、改憲勢力でしっかり議論を積み上げて、憲法改正を目指せばよろしいです。

 読者の皆さん。

 

 「民進党は不滅!」なんですって。

 元に戻るんですって。

 記憶力がほとんどないのか、それともそもそも嫌な記憶は排除する能力に長けているのか、いずれにせよだいぶ頭が不自由なようで心配なのであります。

 ふう。



(木走まさみず)

ん 2017/10/13 18:11 いやほんと、信じられないほど、めまいがするほど頭が悪いね。
小川敏夫とかいう奴。

まあそんなゴミクズどものことはどうでもいいとして、
しかし「二大政党制」がいいとか「まっとうなリベラル勢力」が必要だというのは、そんなに自明だろうか?
言うまでもなくそういうのは政策論ではなく大雑把な枠組みの話だ。
国会がざっくり2チーム、2カラーに色分けされていれば、わかりやすさという点でのメリットはある。
そのような大雑把な枠組みに押し込めることで個々の議論のディティールを捨ててしまうデメリットもある。

本来それぞれのイシシューごとに是々非々の細やかな議論がなされるなら右だ左だみたいな色分けはどうでもいいことだ。

タカ派(野球的な意味で)タカ派(野球的な意味で) 2017/10/17 01:13 一言だけ。
「民主党」ではないんですね。そんな急に現れた政党が「不滅」を語るなんて、こっちの方が困ってしまいます。