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みちの雑記帳

2018-08-10 映画「ジュラシック・ワールド 炎の帝国」を見る(感想)

[]映画「ジュラシック・ワールド 炎の帝国」を見る(感想)


ジュラシック・ワールド 炎の帝国 JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM
2018年 アメリカ 128分
監督:J・A・パヨナ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレヴォロウ
キャラクター創造:マイケル・クライトン
出演:オーエン・グレイディ(クリス・プラット)、クレア・ディアリング(プライス・ダラス・ハワード)、フランクリン・ウェブ(DPGコンピュータ技術担当。ジャスティス・スミス)、ジア・ロドリゲス(DPG医療担当。ダニエラ・ピネダ)、メイジ―・ロックウッド(ベンジャミンの孫。イザベラ・サーモン)、ベンジャミン・ロックウッド(財団設立者。ジェームズ・クロムウェル)、アイリス(メイド。ジェラルディン・チャップリン)、イーライ・ミルズ(ロックウッド財団運営者。レイフ・スポール)、エヴァーソル(兵器密売人。トビー・ジョーンズ)、ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)、ケン・ウィートリー(傭兵。テッド・レヴィン)、シャーウッド上院議員(ピーター・ジェイソン)、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム


★ネタバレあります!!!★


「ジュラシック・ワールド」の騒ぎから4年後。テーマパークは閉鎖されたが、恐竜たちはイスラ・ヌブラル島で生きていた。が、島の火山が噴火活動を始め、恐竜たちは生命の危機にさらされることに。
恐竜を保護すべきかどうかといった問題が持ち上がるが、アメリカ合衆国政府は何もしないことを決める。恐竜保護グループDPG(Dinosaur Protection Group)を設立していたクレアは、ロックウッド財団の助成を受けて、恐竜救出のため、DPGのチームとオーエンを連れて島に飛ぶ。しかし、財団の運営を担うミルズのねらいは、恐竜を捕獲して本土に運び、武器として闇市場で売りさばくことだった。
 前半は、島での恐竜救出、後半は、本土のロックウッドの大邸宅の地下に作られた闇市場会場で恐竜たちが大暴れという展開となる。前作で登場したインドミナス・レックスよりもさらにパワーアップしたハイブリッド恐竜インドラプトルが新たに登場して、暴れる。
ロックウッドの孫娘メイジ―が、なかなかかわいくてけなげ。ミルズの陰謀に気づいた彼女は、屋敷に潜入したクレアとオーエンらと合流し、彼らは恐竜の襲撃からひたすら逃げ回る。
 出し惜しみなく恐竜がたくさん出てくる。冒頭、豪快に登場する海竜モササウルス、火山の島に置き去りにされ悲し気に咆哮するブラキオサウルス、ユニークな石頭の恐竜ステイギモロクなど、悲喜こもごもである。オーエンと彼がかつて世話したヴェロキラプトル、ブルーとの再会もよい。
 ラストについては賛否両論のようだが、恐竜の本土上陸は、クライトンの原作小説「ジュラシック・パーク」にもすでにあったように思う。3作目でどう風呂敷をたたむのか、尻つぼみにならないでほしい。
「ジュラシック・パーク」(1993)「ロストワールド/ジュラシック・パーク」(1997)に出ていたジェフ・ゴールドブラムが同じマルコム博士役でちょっとだけ出演、太って年取っていたけど、ぎょろ目でそれとわかった。

2018-07-28 映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を見る(感想)

[]映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を見る(感想)


ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー SOLO: A STAR WARS STORY
2018年 アメリカ 135分
監督:ロン・ハワード
脚本:ローレンス・カスダン、ジョン・カスダン
出演:ハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)、キーラ(エミリア・クラーク)、トバイアス・ベケットウディ・ハレルソン)、ランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)、ヴァル(タンディ・ニュートン)、L3-37(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)、リオ(声:ジョン・ファヴロー)、ドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)、エンフィス(エリン・ケリーマン)、ダース・モールレイ・パーク)、レディ・プロキシマ(声:リンダ・ハント)、


「スター・ウォーズ」シリーズの人気脇役、悪ぶってるけど実は気のいいアウトロー、ハン・ソロの過去を描いたサイドストーリー。
シリーズ第一作(エピソード4)で、ハン・ソロが口にした船自慢「ファルコン号は、ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ」というセリフから、脚本担当のカスダン親子は話を広げに広げて、ハン・ソロはなぜ「ソロ」と名乗るようになったのか、どんなふうに相棒チューバッカと出会ったのか、どういうわけでファルコン号で宇宙の難所中の難所であるケッセル・ランを12パーセクで飛ぶ羽目になったのか、などを小気味よく語っていく。
ガンベルトにホルスターに拳銃、ゴージャスな列車強盗、犯行前夜の野営、土地を奪われ蜂起する先住民族などと、昨今の暗く陰鬱な西部劇より、よほど西部劇らしい、というか私が好きな西部劇の要素をふんだんに盛り込み、さらには、乗り物を乗り回し、危険なお宝を運ぶ冒険活劇の要素も交え、わくわくする娯楽活劇になっている。
始まってからずっと画面が暗くてなかなか顔がちゃんと見えないのが気になったり、ハン・ソロは、やはり若いころのハリソン・フォードに演ってほしいという叶わぬ夢を心にいだきつつも、随所に気の利いた細部がちりばめられていて、飽きなかった。
この細部とは、スター・ウォーズファンでなければわからない小ネタばかりということではない。私は、シリーズ全作をほぼ見ているが、ソロのセリフをいちいち全部覚えているほど熱烈なファンではない。「嫌な予感がする」といういつものセリフも何作目かで検索して知ったし、今回の「ケッセル・ランを12パーセクで」も見てから検索してそういうことかと知った次第、ファルコン号が登場時はいろいろな装備が付いていて、それが戦っているうちに徐々にお馴染みの形態になっていく、その姿をしっかり目に焼き付けているファンは、なんとかいう救命ボートみたいなものが切り離されて身軽になった船体を見て快哉を叫ぶというか、きっと感動的なんだろうけど、わたしはその喜びを共有できるほどのファンではない。
それでも、冒頭恋人のキーラとともに車(空をとぶやつ)で脱走を図ったソロが、行く手のあい路を車体を横に(縦に?)して切り抜けようとし、クライマックスでもやはりケッセル・ランで狭い空間を抜けるためファルコン号を横に(縦に?)するところ、あるいは、キーラとソロがお互いの手の中に持たせてやる「お守り」や、ランドとソロとの2度にわたるギャンブル、ランドと女性型ドロイドL3-37との得難い関係など、楽しめるところがいろいろあった。
そして最後の砂浜でのベケットとソロの対決は、いい。

<セリフ>
Han Solo: I've got a good feeling about this.
ハン・ソロ:なんだかいい予感がするぜ。(本作)
*  *  *
Han Solo: I got a bad feeling about this.
ハン・ソロ:なんだか、嫌な予感がするぜ。(エピソード4ほか)
Han Solo: You’ve never heard of the Millennium Falcon? … It’s the ship that made the Kessel run in less than 12 parsecs.
ハン・ソロ:ミレニアムファルコンを知らないだって?… ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ船だぜ。(エピソード4)

2018-07-16 映画「万引き家族」を見る(感想)

[]映画「万引き家族」を見る(感想)


万引き家族 SHOPLIFTERS
2018年 日本 公開ギャガ 120分
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:治(リリー・フランキー)、信代(安藤サクラ)、亜紀(松岡茉優)、翔太(城桧吏)、ゆり/樹里/凛(佐々木みゆ)、柴田初枝(樹木希林)、柴田譲(緒方直人)、柴田葉子(森口瑤子)、川戸頼次(雑貨屋主人。柄本明)、亜紀の客(池松壮亮)、前園(高良健吾)、宮部(池脇千鶴)、北条保(山田裕貴)、北条希(片山萌美)


カンヌ映画祭最高賞を受賞し、大ヒット中の疑似家族ドラマ。
貧困、雇用、年金なりすまし受給、子どもの虐待など、現代日本での問題の数々を織り込んで、家族とは何かを問う。というと、救いがなくて暗そうだが、そんなことはない。
前半の、古ぼけた狭い狭い一軒家で6人の老若男女ががちゃがちゃしながら生活している様子は、いろいろ不便そうで不潔そうで、貧乏くさいが、至って楽しそうである。往年の日本映画、たとえば森崎東監督の女シリーズで描かれた、新宿芸能社の経営者夫妻とストリッパーの女性たちの雑居生活などをほうふつとさせるが、森崎映画のような濃厚さと下品さはなく、こちらはそこはかとなく淡白である。監督が違うと雰囲気がだいぶ違うのが、おもしろい。
信代がスリップを着ているのを見て、なつかしかった。夏の暑い日に畳の部屋で大人の女性がスリップ1枚でうちわを扇いでいる、というのは昔の日本映画ではかなりよく見かけたものだ。いまどきスリップかい!と突っ込みたくなったが、やりたかったのかなあと思って見過ごすことにした。
これは昭和を回顧した映画ではなく、現代の話である。昭和然とした愉快な家族は、現代においては偽の家族でしかないということか。
メディアの宣伝によって、彼らが疑似家族であることは、公開前にそこら中に知られてしまった。それを知らずに、え、でもこの家族、なんか違和感ない?と思いながら見たかった。

2018-06-07 映画「孤狼の血」を見る(感想)

[]映画「孤狼の血」を見る(感想)


孤狼の血
2017年 日本 東映 126分
監督:白石和彌
原作:柚月裕子「孤狼の血」
出演:<広島県警呉原東署>大上章吾(刑事二課主任・巡査部長。役所広司)、日岡秀一(巡査。松坂桃李)、毛利克志(所長・警視正。瀧川英次)、友竹啓二(係長・警部補。矢島健一)、土井秀雄(主任・巡査部長。田口トモロヲ)、有原巡査(沖原一生)、菊地巡査(さいねい龍二)、<広島県警>嵯峨大輔(監察官・警視。滝藤賢一)、岩本恒夫(調本部長・警視長井上肇)、
<広島仁正会系・五十子(いらこ)会>五十子正平(会長。石橋蓮司)、吉原圭輔(舎弟。中山俊)、金村安則(幹部。故人。黒石高大)、<同・加古村組>加古村猛(組長。嶋田久作)、野崎康介(若頭。竹野内豊)、吉田滋(構成員。音尾琢真)、苗代広行(構成員(関取)。勝矢)、<全日本祖国救済同盟>瀧井銀次(代表。ピエール瀧)、瀧井洋子(銀次の妻。町田マリー)、<呉原金融>上早稲二郎(経理係。駿河太郎)、上早稲潤子(上早稲の妹。MEGUMI)、<養豚業者>善田新輔(九十九一)、善田大輝(岩永ジョーイ)
<尾谷(おだに)組>、尾谷憲次(組長(服役中)。伊吹吾郎)、一之瀬守孝(若頭。江口洋介)、備前芳樹(構成員。野中隆光)、永川恭二(構成員。中村倫也)、柳田タカシ(構成員。田中偉登)、賽本友保(構成員。ウダタカキ)、
<他>高木里佳子(「クラブ梨子」のママ。真木よう子)、岡田桃子(薬局店員。阿部純子)、高坂隆文(記者。中村獅童)


★ネタばれあり!★

映画「仁義なき戦い」シリーズを彷彿とさせる架空の暴力団の抗争を描いた警察小説の映画化。
概ね好評と聞くが、反応は人さまざまだと思う。こういう映画を見たことがない若い人たちは、えげつないシーンに顔をそむけるかもしれないし、初めて見る男たちの気張り合いに高揚するかもしれない、「仁義なき戦い」にしびれた世代には、よくぞ今こういう映画を撮ってくれたという人と、しょぜん昭和の時代は描けない、無理がある、という人がいるのではないかと思う。わたしは、3番目に当たるが、つい、それだけにいろいろ書いてしまった。偉そうだったら申し訳ないけど、それだけ盛り上がったということです。
冒頭、戦後の広島の暴力団の抗争の経過が、新聞記事やスチール写真とともにナレーションで説明され、構成員による抗争の場面が手持ちカメラで撮られているのは、いかにも「仁義なき戦い」で、飛び交う広島弁もなつかしく、やたら気張る男たちのやりとりも下ネタ会話も久しぶりだ。が、昭和を再現して「仁義なき戦い」を正面切ってやろうという無謀さはなく、よく言えば謙虚、逆に言えば及び腰ということになるか。いま、ヤクザ映画を撮るとしたらということをいろいろと考え巡らせて作ったようには思えた。
原作小説の死体の描写には凄惨なものがあったが、映画でも腐乱した人の首や水死体の顔を画面にはっきり映し出す。原作にはない、養豚場での拷問や、吉田の真珠のくだりなども、なかなかえぐい場面ではある。汚いものをちゃんと見せねばということなのか、しかし、どうも、いいとこの子が無理して下ネタをしゃべっているような感じがしてしまう。「クラブ梨子」のママ里佳子の若い愛人となったタカシや、鉄砲玉となって敵方に殴り込む尾谷組の若い衆の永川など、平成のきれいな顔の男子の中から、少しでも昭和のチンピラ面に近い顔の役者を選んだようにも思えて、そこは好感を持った。
原作でもそうだが、加古村組対尾谷組の対立の構図はわかりやすく、刑事である大上が仲介役となってなんとか抗争を食い止めようと奔走する。大上が両陣営とつながりがあるだけで、本家「仁義なき戦い」のように敵味方の筋が入り乱れてぐちゃぐちゃになることはない。どっちがどっち側の人間か顔を覚える前に話が進むので混乱するが、話の展開自体はストレートである。
原作小説の方が映画「仁義なき戦い」シリーズとか「県警対組織暴力」に近い感じがする。瀧井(映画と違って右翼団体ではなくふつうのヤクザである)と大上は友だちだったし、一ノ瀬とももっと親密だったように思うが、映画では、ヤクザたちは大上にとって「駒」に過ぎないということになっている。
ヤクザの抗争のごちゃごちゃした内幕を暴くというよりも、めちゃくちゃやりよる悪徳ベテラン刑事と彼に振り回される新米刑事のバディものとなっていて、それでよかったと思う。原作では最後に明かされる日岡の秘密の任務は、映画では早々に明かされるが、それによって日岡の視点がはっきりして大上との関係性もわかりやすくなる。
ただし、実は大上が日置の日誌を見つけていて、添削していて、しかも最後に「ようやったのう。ほめちゃる。」と書き込んでいるというのは、私には、説明過多で甘すぎる蛇足に見えた。確かにわかりやすくて感動的だが、ここまでハードルを下げてしまっては、観客のものを見る目が損なわれてしまうのではと老婆心ながら心配になる。ハードで渋めの大上と日置の互いへの思いが台無しだ。大上が日置に「綱渡り」の話をし、日置がライターを見つけることで二人の交情は充分描かれていると私は思う。せっかく頑張って昭和の男たちの戦いを描いたのに、ここへ来て平成のやさしさが出てしまった感がある。
日置が大上のライターをつけたところで終わるラストカットはよかった。

原作小説についての感想はこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/michi-rh/20151114/1447473593

2018-06-03 映画「ピーターラビット」を見る(感想)

[]映画「ピーターラビット」を見る(感想)


ピーターラビット PETERRABBIT
2018年 アメリカ 95分
監督:ウィル・グラック
原作:ビアトリクス・ポター
出演:ビア(ローズ・バーン)、トーマス・マグレガー(ドーナル・グリーソン)、マグレガーじいさん(サム・ニール)、声の出演:ピーターラビット(ジェームズ・コーデン)、ベンジャミンバニー(コリン・ムーディ)、フロプシー(マーゴット・ロビー)、モプシー(エリザベス・デビット)、コトンテール(デイジー・リドリー

台湾旅行の際に、チャイナエアラインの飛行機の中で見る。
子どもが小さい時にいただいたマグカップや皿やスプーンでイラストを日々目にし、小型の絵本を子どもに読んであげたこともあるので、だいぶ親しみのあるキャラクターである。
絵本の有名な絵と同じショットが出てきて、おお!と思う。
絵本の話の中身は忘れてしまったが、映画の中でうさぎのピーターたちが置かれた状況はなかなかシビアである。ピーターは、両親と三つ子の姉妹と従兄弟のベンジャミンと暮らしていたが、ある日、農園が作られ、住んでいた場所を追われる。農園を営むのはマグレガー老人。ピーターの父は、マグレガーにつかまってパイにされてしまい、母もその後死んでしまう。
ピーターは、畑に忍び込んでは作物を荒らし、偏屈老人のマクレガーといがみあっていた。隣に住む女流画家のビアは、動物好きで、何かとピーターたちをかばってくれる。ある日、畑でピーターたちを追い回していたマクレガーは、突然倒れ、そのまま死んでしまう。
彼の後にやってきたのは、遠い親戚の青年トーマス・マクレガー。彼は、ロンドンの大きなおもちゃメーカーに勤務していたが、人事に不満を抱いて店内で暴れ、首になってしまったのだ。潔癖症で動物嫌いの彼とピーターらは、壮絶なバトルを開始する。
が、一方で、トーマスとビアは恋に落ちていく。ビアの前では動物好きを装うトーマスだったが、ある日、両者の戦いが激化して、ビアの家を壊してしまう。動物嫌いであることがばれてビアの非難を浴びたトーマスは町を去るが、家が壊れたビアまで町を出ていくことに。ビアを引き留めたいピーターは、自分の行き過ぎた行動を反省し、トーマスを呼び戻すため、ベンジャミンとロンドンに向かうのだった。
イギリスの湖水地方の田園風景が美しい。
動物たちは、いわゆるモフモフしていてかわいいのだが、ピーターはやんちゃというよりけっこう乱暴者でジャイアンみたいなやつで、だんだんおじさん面に見えてくる。一度そう思うと、もうおじさんうさぎ(おじさん面の青年うさぎなのだが)にしか思えなくなってきて愉快だ。当初は、自分たちの家と食べ物の確保のためにトーマスと戦っていたのだが、次第にビアと恋仲になっていく彼に嫉妬し、恋敵をやっつけたい一心で、攻撃がエスカレートしてしまう。
ただかわいいだけの動物映画ではなく、厭世的なことを言う鶏が出てきたり、ビアとトーマスの大人の恋愛が描かれたり、愉快でほのぼのしたギャグがある一方、ピリッと辛いのもあって、なかなか楽しい。
ピーターとのんびりした従兄弟のベンジャミン(茶色の毛に茶色のシャツを着たセンスのなさを何回となくけなされるのが可笑しい)のコンビもなかなかよい。