※ほぼ敬称略でごめんなさい
commune橋本さん
2017~Google本社→commune共同創業、24年よりUS事業責任者
ワングローバルプロジェクト
羽田トーマスこうたさん
KEENのCOO
元PWCコンサルティング
KEEN Managerhaコミュニティ施策の最適化
1.カンファレンス概要、
・4月末
・コミュニティ専門家向けの世界有数のカンファレンス
・グロース、エンゲージメント、戦略についてのレジェンドによるセッション
・ミートアップやネットワーキングの機会
・インタラクティブな枠ショップ
トーマス
・登壇者錚々たる面々。ロビンフッド(株取引ツール)の会社のコミュニティの人とか、Asanaの人が司会してたり
・一方若い人の登壇もあった、22とか24とか
・幅広いコミュニティのプロフェッショナル
・熱量高かった。コミュニティラバーばっかり
・
橋本
・2014年から毎年やってる。いつもは10月。今年は4月(年2やるはずが4月だけになったっぽい)
・コミュニティマネージャー、ヘッドオブコミュニティ、コミュニティアナリストが集まる特別な空間
・10個のスポンサードブースが並んでいた。全員が「all in one community platform」で、それぞれに強みがある
一葉
・CMX Japanが日本支部。コロナ禍を経てCMXも変わった
・400名くらい。熱量高い。
2.注目セッション・ワークショップ
トーマス
・AI系の話は多かったけど、基本的なことでもAIで工数圧縮できるよね、という話が多かった。目からウロコ
・今後コミュニティプラットフォームがさらにAIと融合するイメージ
・コミュニティのデータ分析。AIと絡めて、の話があった。価値の可視化はどこでもテーマになっている
・UGCの価値を金銭で見えるようにする話もあった(「実はそんなことでいいんだ」)
橋本
・スポンサードブースで忙しくて、セッションやワークショップに参加できなかった
・出資してくれているDNXの人と高田さんと橋本さんと参加した
・公式サイトに全動画が載っている
・
トーマス
・知ってる話が多かった。その中に「砂金探し」的なよいものがあった
3.コミュニティの日米における違い、文化的背景から考察
トーマス
・日本から見るとアメリカにあこがれる感あるけど、そんなでもないよ
・市場は向こうが全然でかいけど、アメリカをマネすればうまくいく、というものではない
・なぜなら規模が全然違う。万人規模がざらにある。日本は数千人だとすごい多い。
・アメリカはオンライン中心。日本はオフラインで関係築く→オンライン
・アメリカはオープンコミュニティ多い。日本はクローズ多い。
・「アメリカのコミュニティすごいからまねしなきゃ!」というのは思わなくてもいい
橋本
・BtoCでもBtoBでもオープンなコミュニティが多い。登録しなくてもほとんど情報にアクセスできる
・「競合も見ちゃうじゃん!」を上回る良さ、強さがある。ボリュームが大きいから、経済合理性がある
・アメリカ人だけでなく、英語圏なら誰でも対象になることが大きい
・事例一つでもPDCAを回しやすい。
・Salesforceのコミュニティがすごいのも世界だから、という点でもあるのでは。
・一週間前くらいのゲインインサイトのPULSEに参加していた、一部の人が「オープンにしていくぜ」と言っていた
・進んでるかって言うと、数が多くてPDCAが速いから、というのが現実だと思う。技術的な先進性というのとも違う
トーマス
・話者人口の違いがある
・オープンだからこその広がりをしている
・残念なのは銀の弾丸はないよ、ということ
・AIのセッションが多かった→工数圧縮
・AIはどうなっていくのか、ChatGPTへのプロンプトがYouTubeに上がってるよ
橋本
・AIの活躍する場面:コンテンツのサポート、怪しい投稿の検知(グローバルだと大問題)、分析と示唆出し
・Peroton。室内の自転車のプロダクト)…あらゆるところにくるフィードバックの自動収集と、どの分野に改善をいれたらいいかを議論させ、分析させ、示唆を出させている
・ファシリテーションもAIがやってくれる世界線
トーマス
・画像生成もいいよ、の話あり
4,Communeさんブース
橋本
・コミュマネとのコミュニケーション
・グローバルのコミュマネとの会話、商談作り
・コミュニティをやりたい人と話をすることが多かったが、それだとバリバリやってるコミュマネさんとの会話は少な目
・10個ぐらいのブースはみんなコミュニティプラットフォーム
・Communeブースでは「あなたの名前を日本語で書きます」をやってたらしい
・ものを渡すだけよりも会話できる時間が取れた
・娘の名前を書いてもらった人や、冷蔵庫に貼ってると後日言ってくれた人などいるらしい
・お金もかからない
・高田さん橋本さんが「書道のブラックベルトです」と言っていたらしい
・コミュマネの悩みは全世界共通
・①ツールがあればうまくいくわけではない。メンバーと向き合い、理解し、手を打つ必要がある
・②経営陣に見せるデータだしも必要。また、社内他部署にもいい、というのが示唆を分析から出せるかが大事
・③コミュマネ忙しすぎ問題や、コミュマネ孤独問題はどこでもいっしょ→相談相手がなかなかいないので、伴走や壁打ちが助かる
・効率性を高めつつ、戦略と道筋を作る必要がある。話し相手も必要。だからイベントに多くの人が訪れる
・ポジショントークではなく、ツールの比較しててもしょうがない
・「やっぱり人やん」
トーマス
・2日目以降は名札に日本語が書いてある人が多かった
・HUMAN AFTER ALL。コミュ二ティは人と人。
一葉
・ブースを出してみての感想ありますか?
橋本
・機能というかできることベースでいうこと差はない、どちらかというと深さ、アナリシスとレポーティングがたいへんなので、そこの解消
・Salesforceのエクスペリエンスクラウドが最大だが、そこ含めどのプロダクトも「最強!」ではない
・①分析・レポーティングが求められている
・②打ち手の短縮が求められてる
・③プロのサポート(CSさんとかツール上での示唆とか)が求められてる
・
トーマス
・ブース同士お話したりしました?
橋本
・「私の名前も日本語で書いて!」はあった
・自分から他のブースへは行けなかった
5.ここがよかった、ぶっちゃけ期待外れだった(ここはオフレコ)
※オフレコ※
6。皆さんに一言
トーマス
「こういうところが残念だった、というのが多かったけど、話をしてみていい点があったことにも気づいた。
2025みんなで一緒に行きませんか?」
橋本
「一番最初にトーマスさんが行ったようにUSだからスゴイ、というのはあってもそれが全てではない。
数が多い、PDCAが多いのがすごい。
日本でもできないことではないので、引け目を感じずにコミュニティやメンバーさんに向き合っていきましょう。それが近道です。 日本における知見を世界に、世界の知見を日本に、活動していきます」
QA
うさみ・なんで日本クローズ多い?
橋本:日本だとオープンにする合理性が感じられないからではないか
トーマス:文化的に「説得が必要」だからじゃない?
橋本:ユーザー獲得等しやすい優位性あるのにね
m社の人
・規模が小さくなってた話は、ソーシャルのトレンドを受けていると思う。マス→インフルエンサー→個人。その辺の課題
橋本さん
・コミュマネの仕事がマーケ、CSなどなんでもコミュニティの話が出るから、コミュニティ単体少ないのでは
・外的なプラットフォーム変わってきてる。コミュニティの話どこでも聞ける、SlackでもRedditでもLinkedinでも聞ける
・「この場所で情報を得る」以外が増えている
・イベントのオーガナイズがちょっと下手。マッチングもさせないし、「配信します!」も申込時点で言っていた
Kさん
・オフラインも増えてる中で、オンライン・オフラインどっちにフォーカスして機能追加されてますか
橋本さん
・「オンライン大事だよね」というのがセッションでも言われたが、オフラインできるからそっちも絡めるのが大事、という話があった
・機能的にオフラインを活かすベンダーも増えてる「夕食をコラボレーションしてます!」というツールとか
・興味関心に沿ってコラボ、前後左右とのコラボ、ができるようにしつつ、オフラインだけでなくオンラインのつながりも強めようとしてる
トーマス
・オフラインイベントをどうやるか、というセッションもあった
→オフラインやろう!というのが会場の皆さんには衝撃的だったようで完成が上がっていた
・オン/オフを絡めながらやるのは日本の方がうまいのでは
・
※人類の時間を人類が奪い合う