Phase-D

2012-10-25 (Thu)

引越ししてみる試み 引越ししてみる試みを含むブックマーク

あまり見ている人もいないだろうという気はしますが、ブログを引越ししてみます。

WordPressでの自前鯖運用です。

http://phase-d.com/blog/

更新のペースはそんなに上がるとも思えないんですが、更新する気はあるので、引き続きご贔屓に。

はてなダイアリーはそのまま放っておくかな。

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2011-05-15 (Sun)

[]「プリキュアナイトカーニバル」感想に代えて 「プリキュアナイトカーニバル」感想に代えてを含むブックマーク

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。最近、Twitterの方がラクなんですよね。

まあちょっと長い話題を書こうとするとこっちの方が便利かなとも思うので、ここで書いてみようと思います。


5月6日に開催された18禁プリキュアこと「プリキュアナイトカーニバル」に行ってきました。11時間で歴代のプリキュア映画9本のオールナイト上映というおかしなイベントです。『プリキュアシリーズ』自体は『無印』から見てるんですが、映画を見たのは『フレッシュ』以降だったかな、『オールスターズDX』は全部見てるけど。何故か『MaxHeart』は見たような気がしてたんだけど記憶が曖昧です。

個別の細かい感想は割愛しますが、個人的には『Splash☆Star』が至高であるというのを再認識したりしました。あとは休憩中にキュアイーグレット役の榎本温子さんにTwitterでMention送ったらリプライ返ってきて嬉しかったとかそんなのもあるけど。あ、あと最新作の『オールスターズDX3』は感動作なので、もう公開館は少なくなっちゃってますがみなさん見ましょう。『DX2』はちょっと「水樹奈々劇場」過ぎて、それはそれでいいんだけど「プリキュアオールスター」としてはいまいちなので、真夜中だったこともありちょっと眠くなってましたけど。


歴代のプリキュア映画を(今回全てではないけど)通しで見るとそれなりの感慨があって、『プリキュア』ってのは「希望と友情」の話なんだと強く感じました。『どれみ』が言わば友情の物語だったのに続いて、『ナージャ』は希望を求める物語だったのかなと思ってたんですが、それを昇華させ進化し続けてるのが『プリキュア』なんだと思った次第です。

『オールスターズDX』シリーズ、というか今回の『DX3』は特に良いんだけど、本質的にはレギュラーシリーズの映画作品の方が良いとも思いました。全映画(もっと言えばTVシリーズもそうなんだけど)を通底して「希望と友情」が流れていると思うんですが、レギュラーシリーズの映画作品の中ではその対局である「絶望と不信」みたいな要素が分かりやすいくらい描かれるので、テーマとしての「希望と友情」がはっきりするんですよ。『Splash☆Star』が至高だと感じたのもそこで、序盤の伏線を踏まえて中盤に咲と舞が心身ともに離れ離れになって終盤に見事出会って戦いに挑むくだりはその白眉と言えます*1。『5GoGo』でみんなが引き離されている中でドリームとココが戦うくだりとか、『フレッシュ』でピーチがウサピョンとの関係を悔やむところから立ち直ってラッキークローバー・グランドフィナーレに至る流れとかもいいんだけどね。特に『Splash☆Star』では「相棒に対する不信」によって生まれた「生きて帰れない絶望」から、「相棒に対する信頼・友情」を取り戻して「悪に打ち勝つ希望」を見出していくというギャップがたまらなく泣けました。女児向けということもあるんだろうけど、こういう前向きなテーマを分かりやすく描かれるのは大人が見ても感動できるもんなんですよ。

ちなみに『ハートキャッチ』の映画はちょっと異端で、「プリキュア同士の友情」ではなくて「オリヴィエとの友情」にフォーカスしたり、「サラマンダー男爵自身の絶望」が描かれたりということで従来とは違う味わいがあります。

一方『オールスターズDX』は、「別シリーズのプリキュアとの友情」が出てきたり敵は強大なんだけど概念的で相対的に絶望さが足りないとかっていう残念さはあるんですが、名実ともに集大成と言える良さがあります。『ちょ〜短編』や『初代DX』はまだ「やってみた感」があり、『DX2』では当時現役のハートキャッチと先代のフレッシュに寄っててオールスターらしさが弱いと感じられて*2、それを踏まえての『DX3』ではシリーズごとのバランスも良かったし終盤の「妖精とお別れしてプリキュアになれなくなるかもしれない」という辺りで従来のプリキュア映画らしさがこれでもかというくらい感じられたかな。


プリキュア』の進化は、トライ&エラーだったとも思いますけどね。あるいは『ナージャ』の商業的失敗があったからこそ『プリキュア』が生まれたとも見れるし、『Splash☆Star』の商業的な停滞があったからこそ『Yes!』以降のスタイルがあったり『フレッシュ』『ハートキャッチ』『スイート』といろいろ変えてきてるというのもあるかもしれません。思えばシリーズももう6代8年目でいつまで続くのかなぁという不安もあるんですが、『DX3』の動員も100万人目前らしいし、「ナイトカーニバル」の時にゆかなさんが野沢雅子さんに言われた話として披露してた「10年続く作品にしなさい」という日もあと少しに迫ってきているので、もうちょっと頑張ってほしいものです。こういう小さい子どもたちに「希望と友情」を伝えられる作品は長く続くべきだと思いますよ。

*1:TVシリーズでも序盤くらいで必ずケンカするエピソードがあるけど、『Splash☆Star』が一番印象的だったかなぁ。

*2:というかまあ水樹奈々劇場なわけで

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2010-08-21 (Sat)

[][]Gentoo Linuxでサーバを立てる Gentoo Linuxでサーバを立てるを含むブックマーク

自宅のサーバをリプレイスすることにして鋭意作業中なので、その作業メモ。

基本的にはGentoo Linux x86ハンドブックを参照してインストールすればOKですが、俺用メモ的抜粋です。

動機

我が家に置いてある自宅サーバはうるさい、でかい、古いと三拍子揃っています。

2001年頃に建立以来、拡張を繰り返していて、ミドルタワーケースにPATAハードディスク5台という変態的な仕様になってしまっています。

途中、ケースと電源の交換が1回、メモリ拡張が1回、ルートドライブの交換は3回くらいやっているけど、マザーボードやCPUやメモリは建立当初から変わっていないので、もはや減価償却しきったというレベルではない。ちなみにCeleron 800MHz(Coppermine-128K)にメモリがPC100の512MBという、もう何世代前だかわからないような自作機。

OSは今でこそDebian 5.0(Lenny)がインストールされているけど、これが驚いたことに3.1(Sarge)がリリースされた直後にインストールして、その後2回dist-upgradeをして今に至っています。アップデートは定期的にしているものの、5年間でいろんなパッケージを入れたり削除したりしているので、いろんなゴミが蓄積されていることは想像できます。

ハード構成

CPUパワーを必要とするようなことはしないので、静音性や発熱の問題を考慮してAtomが本命。あとディスクはすっかりお安くなってしまったので、2TBのSATA。ケースは小さいキューブタイプでいいかな。ということで、

Mother Board: Asus AT5NM10-I

Memory: Pulsar DCSSDDR2-2GB-800

HDD: WesternDigital WD20EARS-00MVWB0

Case: JMAX JX-FX150S*1

こんな具合になりました。週末特価もあったりして、しめて約3万円です。いい世の中になったものです。

光学ドライブはインストールにしか使わない予定なので、手元にあるUSB接続のものでどうにかしてしまいます。

さすがにMini-ITXなので若干のキツキツ感はありますが、発熱上の問題とかは運用しながら考えます。

写真を貼っておくとこんな感じ。

http://twitpic.com/28vjpu

左が今回の新しいサーバ機、中央がWindowsが入ってるデスクトップ機、右がCeleronな旧サーバです。


BIOS設定して起動

何故かSATAポートのデフォルト設定がIDE互換モードだったので、AHCIにしてみます。あとはブートプライオリティの設定を調整しておきます。

そしてUSBでCDドライブを接続して、LiveCDでブートしてみます。

今回はここから落としたものを事前にCD-Rに焼いておきます。試す方は必ず手近なミラーサーバがどこかと、最新バージョンが何かを確認してから落としましょう。

http://www.gentoo.org/main/en/mirrors2.xml

http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/releases/x86/current-iso/install-x86-minimal-20100216.iso

で、ブートしたら基本眺めてるだけだけど、途中でキーボードの配列タイプを聞いてくるので、日本語であれば22を選んでEnter。

この状態でDHCPされれば素直にネットワークに繋がるはず。

もし繋がらない場合は、ifconfigとかrouteコマンドを駆使して繋がるようにします。

ここまで来たら、最初にやることは2つ。

まずpasswdでrootのパスワードを設定して、それから/etc/init.d/sshd startするとsshで接続できるようになります。そこから先のセットアップはssh越しが楽でしょう。LiveCDでブートした状態では、sshdはほぼデフォルトの設定なので、22番でListenしていてrootでのログインも許可されています。セットアップ用でかつインターネットに直接さらされてなければ、そのままが手っ取り早いでしょう。


パーティション設定

一番悩むのがパーティション設計です。

今回は

/boot 128MB

/ 40GB

/home 残り

swap 2GB

で行きます。

ごく普通のfdiskですので、細かい使い方は割愛。拡張パーティションは何故か嫌いなので基本パーティション4つに分けてみます。

fdisk /dev/sda

Command (m for help): p

Disk /dev/sda: 2000.4 GB, 2000398934016 bytes

255 heads, 63 sectors/track, 243201 cylinders

Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes

Disk identifier: 0x6e526493

Device Boot Start End Blocks Id System

/dev/sda1 1 17 136521 83 Linux

/dev/sda2 18 5240 41953747+ 83 Linux

/dev/sda3 5241 242940 1909325250 83 Linux

/dev/sda4 242941 243201 2096482+ 82 Linux swap / Solaris

んで、フォーマット。/bootはext2、/と/homeはext4にしてみます。サイズがでかいとフォーマットにもやや時間がかかりますね。Windowsに比べればだいぶ早いですが。

mke2fs /dev/sda1 && \

mkfs.ext4 /dev/sda2 && \

mkfs.ext4 /dev/sda3 && \

mkswap /dev/sda4 && \

swapon /dev/sda4

さらにこれをマウントします。/mnt/gentooをルートとしたイメージで、各パーティションを割り当てます。

mount /dev/sda2 /mnt/gentoo && \

mkdir /mnt/gentoo/boot && mount /dev/sda1 /mnt/gentoo/boot && \

mkdir -p /mnt/gentoo/home && mount /dev/sda3 /mnt/gentoo/home

これでLiveCDでブートした状態から、/mnt/gentoo以下のディレクトリがハードディスクという格好で構成されます。ここから先はその/mnt/gentooに対して必要なファイル群を流しこんでいく感じ。

Stageのインストール

Gentoo LinuxではStageという便利なものがあります。ある程度の必要環境をまとめたものとでも言えばいいでしょうか。内容の大小により1〜3のStageがありますが、通常はstage3を使います。

cd /mnt/gentoo

wget http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/releases/x86/current-stage3/stage3-i686-20100622.tar.bz2

wget http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/releases/x86/current-stage3/stage3-i686-20100622.tar.bz2.DIGESTS

wget http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/releases/x86/current-stage3/stage3-i686-20100622.tar.bz2.CONTENTS

md5sum -c stage3-i686-20100622.tar.bz2.DIGESTS

tar xvjpf stage3-i686-20100622.tar.bz2 -C /mnt/gentoo

ISOイメージと同じですが、手近なミラーサーバから最新のファイルを確認してダウンロードしましょう。

儀式的ですが、md5sumもした上で、これをマウントしてある/mnt/gentooに展開します。

同じくPortageの最新スナップショットをダウンロードして展開します。

こっちは/mnt/gentoo/usrに対して展開します。

wget http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/snapshots/portage-latest.tar.bz2

wget http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/snapshots/portage-latest.tar.bz2.md5sum

md5sum -c portage-latest.tar.bz2.md5sum

tar zxjf portage-latest.tar.bz2 -C /mnt/gentoo/usr



make.confの設定

nano -w /mnt/gentoo/etc/make.conf

でmake.confファイルを作成します。

Gentooのキモのひとつですね。

ちなみにLiveCDにはviが入っていないので、nanoを使います。

今回は若干無駄だとわかりつつこんな感じにしてみました。デフォルトでも入らないはずのUSEフラグも、GUI関連だったりして明らかに使う可能性のないものを明示的に抜いたり、何となく使うかなぁと思ってるものを入れちゃってるので、だいぶカオスになってしまってます。

MAKEOPTSは「論理コア数+1」がセオリーらしいので、DualCore+HyperThreadingなAtom D510では5に設定しています。

CFLAGS="-O2 -march=i686 -pipe"

CXXFLAGS="-O2 -march=i686 -pipe"

# WARNING: Changing your CHOST is not something that should be done lightly.

# Please consult http://www.gentoo.org/doc/en/change-chost.xml before changing.

CHOST="i686-pc-linux-gnu"

MAKEOPTS="-j5"

USE="acpi alsa apache2 apm -arts -avi berkdb -bitmap -fonts cdb crypt -cups -emboss -encode \

ftp -fortran -foomaticdb gdbm gif -gnome -gpm -gtk -gtk2 -imlib ipv6 jpeg -kde libg++ \

libwww -ldap -mad maildir -mbox -mikmod -motif -mp3 -mpeg mysql ncurses nis nls nptl nntp -oggvorbis \

pam -opengl -oracle -oss pdflib perl php png postgres python -qt -quicktime readline samba -sdl -selinux -spell sse sse2 \

ssl svga tcpd -truetype -truetype-fonts -type1-fonts -X xml2 -xmms -xv zlib"

GENTOO_MIRRORS="http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/ \

http://gentoo.gg3.net/ \

ftp://gg3.net/pub/linux/gentoo/ \

ftp://ftp.ecc.u-tokyo.ac.jp/GENTOO \

http://gentoo.channelx.biz/ \

http://mirror.gentoo.gr.jp"

SYNC="rsync://rsync.jp.gentoo.org/gentoo-portage"

chrootします

ここまで準備できたら、/mnt/gentooをルートとした環境にchrootします。以降のセットアップはこの環境下で行ないます。

cp -L /etc/resolv.conf /mnt/gentoo/etc/resolv.conf

mount -t proc none /mnt/gentoo/proc

mount -o bind /dev /mnt/gentoo/dev

chroot /mnt/gentoo /bin/bash

env-update && source /etc/profile && \

export PS1="(chroot) $PS1"

いくつかの初期設定系

まずはPortageの状態を最新にします。

emerge --sync

続いてロケールの設定を行ないます。

nano -w /etc/locale.gen

今回は日本語環境はUTF-8にしたいので、

en_US ISO-8859-1

en_US.UTF-8 UTF-8

ja_JP.UTF-8 UTF-8

の3行をコメントアウトを外して、

locale-gen

を実行します。

さらにローカルタイムの設定

rm /etc/localtime && \

ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

カーネルの設定

まずはカーネルソースとgenkernelをダウンロードします

USE="-doc symlink" emerge gentoo-sources

emerge genkernel

genkernelはカーネルの自動ビルダです。古式ゆかしくカーネルコンパイルをしてもいいんですが、この方が楽です。

続けてgenkernelの設定ですが、

nano -w /etc/genkernel.conf

で、MENUCONFIG="yes"にしておくと、genkernelを実行した時にコンパイルオプションのメニューが必ず出てきます。

そしていざコンパイルです。

genkernel --menuconfig all

でコンパイル開始。メニューが出てくるので必要なオプションを選んでいきます。事前にlspciやdmesgを確認して、必要なドライバ類を確認しておいた方がベストです。

ちなみに今回の場合、特にドライバ類を最低限に絞ったこともあり、コンパイルに15分かかりました。

さらにその他初期設定

fstabも自力で書くのがGentoo流。nanoで開いて、下記を追記します。

通常運用時は/bootをマウントしない状態にしておきます。普段はマウントしないでも運用できるので、間違えて削除したりするリスクを考えると、常時マウントしておく必然性はありません。

nano -w /etc/fstab

/dev/sda1 /boot ext2 noauto,noatime 1 2

/dev/sda2 / ext4 defaults,noatime 0 1

/dev/sda3 /home ext4 defaults,noatime 0 0

/dev/sda4 none swap sw 0 0

ホスト名やネットワークの設定など。OS起動と同時にブートさせたいサービス類はrc-updateコマンドで設定します。ここではeth0は自動起動するようにします。ついでにsshdも自動起動ですかね。

nano -w /etc/conf.d/hostname

nano -w /etc/conf.d/net

nano -w /etc/hosts

rc-update add net.eth0 default

rc-update add sshd default

/etc/conf.d/netがIPアドレスやルーティングの設定ですが、config_eth0でIPアドレス設定、サブネットマスクとブロードキャストアドレスを併記します。route_eth0の方でルーティング設定です。こっちはデフォルトゲートウェイのみ書いています。eth1がある場合も同じように書いていきますが今回はありません。

config_eth0=( "192.168.xxx.xxx netmask 255.255.255.0 brd 192.168.xxx.255")

routes_eth0=( "default gw 192.168.xxx.xxx" )

忘れないうちにrootのパスワードを設定しておきます。

passwd

あとはキーボードの設定とか。

日本語キーボードの場合は、KEYMAP="jp106"を指定します。

nano -w /etc/conf.d/keymaps

タイムゾーンの設定。日本であれば、CLOCK="local"とTIMEZONE="Asia/Tokyo"を指定します。

nano -w /etc/conf.d/clock

基礎的パッケージ類のインストール

Gentooはデフォルトではcronもsyslogもインストールされないという男前仕様です。

なので、こんな感じでガッツリインストールします。

emerge -a \

app-admin/syslog-ng \

sys-process/vixie-cron \

sys-apps/slocate \

sys-boot/grub

syslog-ngとcronは自動起動しましょう。

rc-update add syslog-ng default && \

rc-update add vixie-cron default

grubの設定等

当然のことながらgrubの設定も手書きです。

nano -w /boot/grub/grub.conf

genkernelでコンパイルしている場合は、こんな感じでしょうか。

default 0

timeout 5

splashimage=(hd0,0)/boot/grub/splash.xpm.gz

title=Gentoo Linux 2.6.34-r1

root (hd0,0)

kernel /boot/kernel-genkernel-x86-2.6.34-gentoo-r1 root=/dev/ram0 init=/linuxrc ramdisk=8192 real_root=/dev/sda2 udev doscsi

initrd /boot/initramfs-genkernel-x86-2.6.34-gentoo-r1

んでもってgrubのインストールをします。フロッピードライブを付ける気もないので、--no-floppyをつけちゃいます。

grep -v rootfs /proc/mounts > /etc/mtab

grub-install --no-floppy /dev/sda

ここまで来たら準備完了です。

リブートしましょう。exitした後のカレントディレクトリが/mnt/gentooだったりするとumountできないので、cdもします。

exit

cd /

umount /mnt/gentoo/boot /mnt/gentoo/dev /mnt/gentoo/proc /mnt/gentoo/home /mnt/gentoo

reboot

リブート時にLiveCDを抜いておけば、先程インストールしたgrub経由で先程コンパイルしたカーネルからブートします。

ここで起動できないというトラップにはまりがちです。よくやるのは

・fstabの記述ミス

grub.confの記述ミス

・カーネルのコンパイルミス

とかでしょうか。

いずれの場合も最初の方の手順にしたがって、LiveCDでブートしなおして、ハードディスクをマウントの上、各ファイルを修正します。カーネルのリコンパイルが必要な場合は、chrootしてgenkernelを実行し、コンパイルオプション、特にドライバ類に不足がないかを確認します。この辺りはハード構成によって変わる場合があるので、トライ&エラーが必要になってしまうことが往々にあります。


その他よく使うパッケージのインストール

一応まずはemereg worldします。デフォルトからUSEフラグを書き換えてるのでNオプションがいります。

emege -avuND world

ちなみにgccとかglibcのアップデートが入ると恐ろしく時間がかかりますので、覚悟しましょう。

あとは使いそうなパッケージをインストールしていきます。

サーバ系はとりあえず後回し、超基本系のみだけど、個人的に使いそうなものはいろいろ入れちゃってます。今回は入れてませんが、DHCPで使いたい場合はnet-misc/dhcpcdをインストールする必要があります。他にもいくつか種類がありますが、デフォではDHCPクライアントすら入ってないという仕様です。

emerge -avuD \

net-misc/ntp \

sys-apps/pciutils \

app-admin/sysstat \

app-admin/logrotate \

net-misc/openssh \

app-editors/vim \

net-dns/bind-tools \

net-misc/whois \

net-misc/telnet-bsd \

app-admin/sudo \

net-analyzer/nmap \

net-analyzer/traceroute \

app-portage/gentoolkit \

www-client/w3m \

net-firewall/iptables \

net-dialup/minicom \

app-arch/afio \

net-ftp/ftp \

net-ftp/lftp \

app-arch/lha \

app-arch/zip \

app-arch/unzip \

app-misc/screen \

sys-apps/hdparm \

sys-apps/sdparm \

net-analyzer/tcpdump \

net-nds/portmap \

net-fs/nfs-utils \

sys-apps/usbutils \

app-portage/eix \

app-i18n/nkf \

app-portage/splat \

sys-apps/tcp-wrappers \

app-vim/greputils \

sys-devel/bc \

app-arch/rpm \

sys-apps/lm_sensors \

app-admin/hddtemp \

net-analyzer/iftop \

net-analyzer/nethogs

ユーザの設定

まずはwheelグループのユーザのみがrootにsuできるようにします。

visudoして、%wheel ALL=(ALL) ALLのコメントを外します。

そしてとりあえず自分用ユーザを作ります。個人的なポリシーですが、UIDは1000から連番で振ります。

useradd -u 1000 -g users -G wheel -m hoge

id hoge

uid=1000(hoge) gid=100(users) groups=100(users),10(wheel)

passwd hoge

これでhogeユーザでログインしてsuできることを確認しましょう。できればsshでのrootログインをふさいでしまいます。

vi /etc/ssh/sshd_config

して、PermitRootLoginをnoにします。

ここまでで最低限Gentoo Linuxをサーバとして使えそうな状態までインストールできました。でもまだiptablesもかけてないので、インターネットにさらしちゃいけません。

細かいサーバ系のインストール・設定も書いていきたいけど、それは追々。

*1:当初はFX100Bとかで考えてたんだけど、アキバに買いに行ったら値段が変わらなかったので。カードリーダーはその内ちゃんと使えるようにするかな

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2010-06-06 (Sun)

Mac生活をしてみて思ったこと Mac生活をしてみて思ったことを含むブックマーク

実は去年の秋にMacBook Pro (13-inch, Mid 2009)を買って以来、人生初のMac生活を送っています。とはいえ自宅にはWindows Vistaの自作機があるし、職場はWindows XPなので、完全にMac生活に移行したわけではないんですが、Windows 3.1の頃からWindows一筋をやっていると結構大決断だったりもします。

とはいえ半年以上にわたって、Mac生活というか両刀使いをやってみると、意外と困ることがなかったりもします。

クラウドってすごいね

困らなかった最大の理由はこれかな。Googleの各種サービス類やEvernoteとかがあると、プラットフォームを意識しなくて済みます。結局、手元のOSなんて何でもいい。自宅のPCだと最近ほとんどやってないけどエロゲーの問題がありそうだけど、職場のPCはWindowsを捨ててもいいような気がします。Microsoft Officeが必要なくて、SSHクライアントとブラウザとメーラーくらい使えれば十分な仕事なので、Ubuntu辺りに移行してみようかなぁという下心も。

クロスプラットフォームって素晴らしいね

メインブラウザはFirefoxなんですが、メーラーもThunderbirdに移行してみた。WindowsでもMacでも同じ操作感で使えてるので満足してます。iTunesはWindowsよりMacの方が快適っていうのもあるかなぁ。劇的に使い易いテキストエディタが無いような気がしてるというのがネックではあるけど、WindowsだろうがMacだろうがLinuxだろうがvimを使うようにしてみたら、それはそれで意外と困らなかったりもして。

あとGoogle日本語入力のおかげで、これもWindowsとMacの操作感が同じにできたというのも重要な点かもしれません。

ブラウザで何でもできるってすごいね

大抵のことがブラウザ上で完結できるんじゃないかということに気づきつつあったというのも、Macを買ってみようと思ったきっかけの一つではあります。クラウド系サービスはブラウザさえあればOKというのが多いわけで。日頃からアドオン入れまくりの重武装Firefoxがメインだけど、Greasemonkeyとかで多少の改造で使い勝手は十分なものが多いしね。TwitterクライアントもいろいろWindows/Macネイティブなのも試したけど、結局EchofonとHootSuiteに落ち着いちゃったし。せっかくのMacなのでOmniFocusもちょっと使ってみたけど、ToDo管理はRememberTheMilkでできちゃってるし。

MacBook Proのマシンパワーってすごいね

VAIO typeTからMacBook Pro (13-inch, Mid 2009)に移行したんですが、体感的なマシンパワーは倍以上に感じます。まあ重量も倍近いけど。マシンパワーを求めるならVAIO ZとかThinkPad Tとかに移行するっていう手もあったんだけど、コストパフォーマンスに押されてMacBook Proを選んでみたわけです。Mid 2010になってさらにコストパフォーマンス上がってる感じあるしね。

いや、重武装Firefox使ってると、VAIO typeTでは力不足が明らかだったんですよ。その点、メモリ4GBのMacBook Proだと必要にして十分。仮想マシンを動かすのも余裕だし。あと基本、持って歩いてはいるけど、2kgの重量も慣れてきた。

結局、Windowsネイティブじゃないと困ることってなんだろう

と考えてみると、これが思いつかなかったりします。証券会社とかの投資系ツール類はWindowsネイティブが多いので、しいていうとそれくらい。日常的な使い方では別にOS依存の問題でいかんともし難いというシチュエーションに遭遇しませんでした。むしろMac固有のUIだったり、ターミナルの使いやすさだったり、ベースがBSDだから手元でシェルスクリプトとかを書いて動かせるというのが地味に楽しかったり。

まあ結構特殊な使い方をするので、普通の人にMacを勧められるかというとまた別の問題かもしれませんが、結構どうにかなるんじゃね?というのが、Mac生活を送ってみた感想だったりします。

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2010-03-24 (Wed)

プリキュアオールスターズDX2』の名作っぷりと世代間断絶 『プリキュアオールスターズDX2』の名作っぷりと世代間断絶を含むブックマーク

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいましたが、映画『プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』の感想でも。といいつつ、いきなりリンクから。

往年のプリキュアファンよ!「プリキュアオールスターズDX2」を見て涙すればいい!

プリキュアオールスターズDX2』を見てきて、肯定的な感想としてはこの上なく同意できるんです。確かにその通りで6年分、『ハートキャッチ』も入れると6年ちょっと分の『プリキュアシリーズ』をこれでもかというくらい詰め込んだ作品だと思ったんです。モブキャラの細かさとか、物語性のまとまり具合とか、エンディングの圧巻さとか、子供向けを意識した1時間ちょっとの映画の割にはとても濃密な作品だったと思います。

映画館を出たあとに抱いた感想はだいたい一致するんですが、個人的に少しだけ不完全燃焼感がありました。理由は簡単で『ハートキャッチ』にフィーチャーしすぎな印象があったんです。というか水樹奈々にフィーチャーしすぎと言えてしまうかもしれません。正確じゃない印象だけど、プリキュア17人のセリフ配分の4割くらいが水樹奈々(つぼみ)で、2割が水沢史絵(えりか)、さらに2割が沖佳苗(ラブ)、んでもって残りの4割でその他の14人みたいな感じ。

前作の『オールスターズDX』とか『5GoGo』と一緒にやったオールスターズだと、各シリーズごとの活躍する比率が適度に均衡してたような気がするんですが、今回は『ハートキャッチ』がメインで『フレッシュ』が準メイン扱いなのに対して、『MaxHeart』『SplashStar』『5』はどこか脇役感を感じてしまいました*1。今回も前作同様、17人同時アフレコという奇跡をやってのけたらしいんですが、むしろ時間単価の一番高そうな水樹奈々を一番使ったんじゃないかとか下世話の妄想をしてみちゃったり。製作時期からするとあまり影響を与えてはいないはずですが、この年末年始の話題性からすると水樹奈々をフィーチャー気味に扱うのも必然というか、嬉しい偶然なのかとも思えてしまいます。

6年間『プリキュア』を見てきた大きなお友達にもオススメできる映画であることは間違いではないんですが、同時に本来のターゲットでありリアルタイム層である小さなお友達は『初代』『MaxHeart』なんかは知らないんじゃないかな。現に3歳の姪っ子が『プリキュア』を見てるらしいけど、リアルタイムなのは『フレッシュ』と『ハートキャッチ』だけだし、逆に『初代』『MaxHeart』*2がリアルタイムだった世代はもはや『プリキュア』見なくなってるんじゃないかなという予感はあるんですよね。そういう意味では今回の『オールスターズDX2』が『ハートキャッチ』『フレッシュ』に寄ってた印象があるというのも時の流れの必然なのかなという気はします。「6年分のプリキュア」として楽しめるのは大きなお友達の特権という言い方をしてもいいのかな。この辺の大きなお友達と小さなお友達の感覚の差というか世代間断絶がどのくらいあるのか、知る術がいまいちありませんが。

ただ、周りで水樹奈々が出てるという理由で『プリキュア』を見始めたという大きなお友達が少なからずいますが、そういう人たちもぜひ見るべき映画だとは思います。『プリキュア』の美味しいところを詰め込んだ素晴らしい映画であることは変わらないんですから。

*1:個人的には『SplashStar』が至高、一緒に見に行ったのが『5GoGo』が至高というせいは多少あるかも

*2:『ナージャ』とか『どれみ』を入れてもいいのかもしれないけど

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