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土と生き物たち このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-01-01

片道12キロの江戸川堤防を歩いて帝釈天に初詣

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

(3日に記録したのですが、あえて1日の日付で保存したいと思います。)

今年も妻と江戸川堤防を歩いて帝釈天に初詣しました。正月に通うのは今年で連続9回目。すっかりわが家の新年行事として定着した感があります。しかし日ごろの運動不足もあって、ゴールに近づきお参りをすませ、家路に向けて折り返した辺りから、丑年生まれの女房殿のあとをトボトボと追うのが精一杯となる始末。そうした自分の姿を傍目に頭に浮かんできたのが、「牛にひかれて帝釈天参り」。あとで調べたら本来の意味は違うようです。

当日は9時スタート。今年は酉年なのでいつもと趣向を変え、道中で見かけた鳥の姿や話題を追ってみました。はじめにスタート地点で見送ってくれたスズメです。あまりにも身近過ぎて野鳥写真家からは冷遇されています。

f:id:yoshicom:20170103092059j:image:left 「子雀の 見送り受けて 初詣」 スズメ君に敬意を表して一句です。

果たしてスズメ君の目に私たちはどう映っているのでしょうか。右手には朝日に浮かぶ富士山の姿が見え始めました。一時間ほど歩いたところで場所を選び、鳥撮影用の望遠レンズで狙ってみました。時間ができたらいつか心行くまで多様な富士の自然に遊ぶ野鳥の姿を追ってみたいものです。

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右手を流れる江戸川。この河川敷にもたくさんの野鳥の生活があるはずです。

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ここは海から20数キロの地点ですが、こんなところにもカモメがいるんですね。

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寺院さえこんなコンクリート建築に変わる時代です。こうした変化を見るにつけ、20年後、30年後の野鳥の生息環境はどう変わっているのかが気になります。野鳥が喜ぶ環境は私たち人間にとっても快適なはず。そうした環境を大切にしたいものです。

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常磐線の鉄橋をくぐり河川敷内のゴルフ場横を抜ければ、金町浄水場の取水口が見えてきます。なぜか好きな眺めです。

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そしてゴールの帝釈天。時計を見ると12時前ですから、ほぼ3時間、時速4キロとだいぶゆっくりのペースでした。いつもどおりお賽銭を投げ入れ、柏手をうって新年のお願いと誓いをしました。

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このあと矢切りの渡しを眺めながら、おにぎりをパクつく。体が冷えて足の痛みが増したように感じながらも、少し回り道になりますが、水元公園を通って帰ることにしました。23区内の都立公園のなかでは一番の面積。

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市民の憩いの場であり、サギやウ、カモ、ハクセキレイなどの水鳥の生息の場として知られる公園です。

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今回はアトリの撮影ポイントと「カワセミの里」を訪ねました。アトリの撮影ポイントでは待つこと30分。何とか撮影に成功。

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初めてアトリの名前を聞いたとき、なんと変わった名前かと思ってしまいましたが、じつは日本に古くから棲息する野鳥だったんですね。例によってwikiをもとにその分布や生態をまとめてみました。

アトリ

(獦子鳥、花鶏、学名:Fringilla montifringilla)は、鳥綱スズメ目アトリ科アトリ属に分類される鳥類の一種。

分布

ユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島に渡りをおこない越冬する。

日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来する。主に日本海より山形県富山県等に飛来し、それから各地に散らばる。渡来する個体数は年による変化が大きい。

形態

全長16cm。黄褐色を基調に黒、白を加えた羽色をもち、特に胸部の羽毛は橙褐色で目立つ。オスの夏羽は頭部が黒い。メスおよびオスの冬羽の頭部は褐色であり、メスはオスより色が薄い。

生態

山麓の森林や農耕地に生息する。昼行性で昼間は小規模な群れで生活するが、夜は集団で休む。日本においては渡来直後や繁殖地への渡去直前に、数千羽から数万羽になる大群を作ることがある。

食性は雑食性で果実、植物の種子、昆虫類、節足動物を食べる。

秋ニレの実です。アトリやカワラヒワなど、穀類を好む野鳥がついばんでいるのを見かけます。

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不思議なもので写真に熱中している間は、足腰の疲れも忘れていました。このあと「カワセミの里」に回りました。途中でモズを発見。

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「モズの早贄」で知られています。昨年11月に畑で撮った蛙。なぜ早贄をつくるのか。餌の保存とかではなく、単に習性だというのが定説です。

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ここはカワセミ撮影のポイントだけに、バズーカ砲のような大きな望遠レンズを持つカメラマンの姿が見られました。皆さんにとっては、正月も関係ないみたい。そっさくカワセミの雄を発見。

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カワセミといえば、水中の小魚をとらえる瞬間の写真をみることが多いですが、カメラを連射モードに変えて挑戦してみました。ところが情けないことに、未熟なため大ブレの写真しか撮れません。今年は先達に教わり、もう少しましな写真が撮れるようにしたいと考えています。

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ツグミの姿もありました。野鳥の初心者にとり、ツグミとムクドリの区別がむつかしいのですが、最近はようやく識別できるようになりました。

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そんなことで遊んでいるうちに、時計は3時半を回ったので、そろそろ帰途につきました。あらためて、カメラ、レンズの重さを感じながら、重い足をひきづりながら、いよいよ「牛にひかれて…」の状況となりましたが、途中路線バスで3キロほどを乗り継いで、やっとの思いで帰宅。時間は午後5時半過ぎ。日はたっぷりと暮れて、空には金星の隣に鮮やかな眉月が輝いていました。

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そんなことで、写真三昧の帝釈天参りを終えました。全行程24キロ余りを8時間。来年はいよいよ10回目。無事に回数を重ねることができるよう、日々精進したいと思います。