Henry Fonda(1905-1982) 俳優、映画俳優。
ハリウッド黄金期を代表する名優。クリーンなイメージと確かな演技で人気を誇ったが、実生活では家庭を顧みずに数々の女性と関係を持ち、娘のジェーン・フォンダとも不和が続くこととなる。父娘で共演した『黄昏』で若いし、アカデミー賞主演男優賞を受賞。同作が遺作となった。 娘のジェーン・フォンダ、息子のピーター・フォンダ、孫のブリジット・フォンダもハリウッドで活躍。
AmazonPrimeにて視聴(2024/12/25)◆メーカーHappinet◆本編再生時最初に表示される団体、もしくは個人COSMIC PICTURES◆監督ウィリアム・A・ウェルマン(初視聴)◆脚本ラマー・トロッティ(初視聴)◆原作ウォールター・ヴァン・ティルバーグ・クラーク(同名タイトルの小説。実話らしい)◆再生時間75分◆特典配信のためなし◆にゃんこ最初の最後に道を横切るわんこが登場。何かを象徴してそう。◆知ってる人なし◆顔か名前を知ってる人ヘンリー・フォンダ◆印象に残った人、キャラなし◆誰それに似てるのコーナーなし◆ミリしらコーナー つい先日見た『OK牧場の決斗』でもチラッと牛を盗…
暗黒街の弾痕 シルヴィア・シドニー Amazon ★★★ 前科三犯のエディ(ヘンリー・フォンダ)が恋人ジョーン(シルヴィア・シドニー)の働きかけで刑務所から出所する。2人はすぐに結婚するのだった。ところが、前科者に対して世間は冷たく、エディは職を失う。やがて毒ガスを用いた銀行強盗が発生、現場にエディの帽子が落ちていたため、彼は逮捕されるのだった。エディは冤罪を主張するも死刑を宣告される。 ボニー&クライドの事件を元にしている。この事件は1932年から34年にかけてのものなので、本作はわりと早い映画化だ。周知の通り、その後も同じ題材で何度か映画化されている(『俺たちに明日はない』が有名だろう)。…
レディ・イヴ(字幕版) B.スタンウィック Amazon ★★★ 女詐欺師のジーン・ハリントン(バーバラ・スタンウィック)が、御曹司のチャールズ・パイク(ヘンリー・フォンダ)に接近する。チャールズはヘビ好きの変人だった。やがて2人は恋に落ちるも、ジーンの正体がバレて破局する。その後、ジーンは金持ちのレディ・イヴに成りすましてチャールズに復讐するのだった。 バーバラ・スタンウィックの美脚が印象的だった。ヘイズ・コードの時代はあからさまな濡れ場が描けなかったから、それに代替するようなシーンを用意するわけだが、本作の場合はスタンウィックの美脚である。特にヘンリー・フォンダがスタンウィックに靴を履かせ…
ミスター・ノーボディ HDリマスター版(Blu-ray Disc) ヘンリー・フォンダ Amazon 1973年 「世にも怪奇な物語」*1でヘンリー・フォンダのこどもたちを観、解説で父子の確執を読んだら、ヘンリー・フォンダの映画を観たくなった。 こちらはヘンリー・フォンダが往年の名うてのガンマンだけどおしまいを考えなきゃいけない年令になっている、その心もとなさがちょっといいという話をきいていた。 ミスター・ノーボディというのはテレンス・ヒル演じるフォンダに大いなる関心とリスペクトの念を持つ若者。いまだなにものでもない奴、という意味。主人公の向日性、鮮やかさがとてもいい。 ヘンリー・フォンダの現…
牛泥棒(字幕版) ヘンリー・フォンダ Amazon ★★★ 1885年のネバダ州。うらぶれた町にギル・カーター(ヘンリー・フォンダ)と相棒のアート・クロフト(ハリー・モーガン)がやってきた。酒場でくつろいでいると、牧場主が殺害されて牛が盗まれたとの報が入ってくる。住人たちは捜索隊を結成することに。大多数は犯人を見つけて吊るそうと躍起になっていた。 原作はウォルター・ヴァン・ティルバーグ・クラークの同名小説【Amazon】。 法の支配の重要性を説いた啓蒙的な映画だった。私刑はよくないという映画を戦時中に作ったのは特筆すべきで、アメリカは非常時でも法の支配が行き届いた国なのだと思い知らされる。もち…
詩情あふれる西部劇 アメリカ、ジョン・フォード監督、97分 1880年代のアリゾナ、ワイアット、モーガン、バージル、ジェームズのアープ4兄弟は数千頭の牛を追ってカリフォルニアに向かっていた。 ツゥームストンの近くで、クラントン親子と出会う。クラントンは牛を買い取ろうとするがワイアットはそれを断る。ワイアットたち3人が町に出かけているすきに18歳の末弟ジェームズが殺され、牛が盗まれてしまう。 クラントンの仕業と睨んだワイアット兄弟は町の保安官になる。 そして町の賭博師ドク・ホリデイと親しくなる。ドク・ホリデイは肺病を患っていたがチワワという女がいた。 東部からドク・ホリデイを訪ねてクレメンタイン…
『十二人の怒れる男』シドニー・ルメット 1957年 十二人の怒れる男 ヘンリー・フォンダ Amazon 友だちのおすすめで見た。 場所は陪審員の部屋。第一級殺人容疑者のスラムの少年が有罪か無罪か男たちが烈しく言い争う。 これ、ありがちな殺人のトリックを見破って行くみたいな流れなのかなと思ったら、有罪の証拠の確度を突き崩していくタイプだった。 そこに名前のない集められた12人がそれぞれが抱えているものをぶつけ合う。多数決の間だけの関係。一人の命がかかっている話であるはずなのにどこか他人ごと。 言葉だけでなりたっている映画なのに言葉の暴力性にひりひりしながらみることになった。 最後に投票が決すると…
ALWAYS四丁目17周年記念プレゼント企画第10弾 ギドラが好きな洋画の男優3人は?の回答はこちらへ。 1.アラン・ドロン 「太陽がいっぱい」「黒いチューリップ」 2.ウィリアム・ホールデン 「慕情」「戦場にかける橋」 3.カーク・ダグラス 「ヴァイキング」「スパルタカス」 4.グレゴリー・ペック 「白鯨」「ナバロンの要塞」 5.ケーリー・グラント 「北北西に進路を取れ」「シャレード」 6.ショーン・コネリー 「007は殺しの番号」「007/危機一発」 7.ジョン・ウェイン 「リオ・ブラボー」「ハタリ!」 8.スティーヴ・マックィーン 「荒野の七人」「大脱走」 9.トニー・カーティス 「手錠…
1957年のアメリカ合衆国のクライム/スリラー映画。 アメリカの陪審員制度は日本と違って陪審員12人だけの全員有罪か無罪かじゃないと決まらない制度。 その陪審員制度が行われるアメリカの国民の偏見だったり、その制度自身の良さをアメリカの国がそういう制度を取っている国自身の良さまで表している映画である。 日本の制度は『12人の優しい日本人』で扱っているんじゃないかなぁ。こちらは三谷幸喜の作。こちらも必見でそのうち観ようと思っています。 『十二人の怒れる男』は密室劇で陪審員が話し合っている部屋だけで行われる。普通映画って色々面白い場面を作るために車を爆発させたり、色々するがこの映画は密室劇だけでこれ…
画像はAmazonより 1957年の映画で全編モノクロです。私もまだこの世に生を受けていませんが、この映画のタイトルは子供の頃から聞いたことがありました。はじめて観たのは大学生の頃だったか、就職して間もない頃だったかだと思います。当時モノクロの映画にハマったわけではないですが、ヒッチコックの「サイコ」とかも観て、モノクロの映画でも楽しめる作品があると思いました。法廷ものと呼ばれる映画ですが、そのジャンルの中でこの映画を超えるものってあるのでしょうかね。それくらい素晴らしい出来栄えだと思います。この映画の解説をするほど何度も見たわけでもないのですが、とても印象に残っています。おそらくこの映画の影…