目次 1.軽川 2.手稲神社 1.軽川 国道5号線を小樽方面へ進むと、またまた川を越える。 軽川と書いて「がるがわ」 所見ではまず読めないだろう。 アイヌ民族は、この川を「トゥシリ・パ・オマ・ナイ」(墓地の上手にある川)と呼んでいた。川の周辺に古墳があったらしい。後に入植した和人は夏になると干上がる川の姿から「涸川(かるかわ)」と呼び、それが訛った「がるがわ」が現在の川の名になった。 手稲山から流れ出て、山を出たところで札樽自動車道の下をくぐり市街地を流れる。国道5号と交わるところで暗渠に入り、石狩手稲通の下を通って、函館本線の北東で地上に姿を現す。そこからは直線で東北東に流れ、中の川に合流す…