π ダーレン・アロノフスキー監督作の『π』を観ました。 アパートの一室でスーパーコンピューター〈ユークリッド)を用いて株式市場の予測を行う数学者のマックス・コーエンがスパコンが弾き出した216桁の数字に固執していくというストーリーです。 全編モノクロでマックスが次第にせん妄に囚われていく様子をカメラの手ブレで演出しているように思え、そしてテクノミュージックを全面に押し出した劇伴がかっこいいです。 こういう暗いテクノな劇伴はナイン・インチ・ネイルズが大好きな私としてテンションが上ります。 マックスはウォール街のブローカーから依頼されアパートで市場予想を行い、住んでいるアパートの近所のカフェでユダ…