高田郁の同名時代小説を原作としたドラマ。 北川景子主演。 2012年9月放送。
高田郁による時代小説のシリーズ。 江戸の町で上方料理を出す「つる家」の女料理人・澪を描く。
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
花散らしの雨 みをつくし料理帖
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
今週のお題「最近おもしろかった本」 「あきない世傳 金と銀シリーズ」 高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズもおもしろくて何度も読み返しているけど、こちらも既に何度も読み返すシリーズになっています。 個人的に料理が出てくる話が好きだから、みをつくしの方が読む率高し。
【あきない世傳 金と銀 源流篇 (ハルキ文庫)/髙田郁】一気に読んでしまいました。新シリーズ。みをつくしもそうだし、今作も「心がたいへん清く健やかになる」ね。そうとばかり言ってられないくらい辛いことも... →https://t.co/m81JiCbFMP #bookmeter — でご (@dego98) 2016年2月13日 あきない世傳完結。最後どうなるやらどうなるやら、という展開で、相変わらず1冊の中に波瀾万丈が盛り込まれている。なんというか、「らしい」終わり方だなと。みをつくしとはまた違う、五十鈴屋の物語を描く中での節目のひとつ。 pic.twitter.com/k2Zf15IaO5…
澪と野江は幼馴染でしたが、大洪水になり離れ離れに・・。時は流れ、江戸のそば処の店主に助けられ働き吉原の頂点を極めるあさひ太夫がそれを口にして・・。 時の流れの先に繋がる縁ってお互いが合えない時間の間を幼き事の想いを忘れず懸命に生きることで引き寄せたのかな。 お互いだけじゃなく支えてくれた吉原・翁屋の又次や「つる家」の店主常連のお客さんといいどう接して人間関係を築いて来たかが人生を好転させる。 人生を振り返った時にそういうひとつひとつに気付く映画にほろりとする。
ここ数日、体調を崩して臥せっていた。 一応三日間様子を見て、最高体温が37.3℃を超えず、咳や喉の痛み、強い倦怠感など、オミクロン株特有の症状は見られなかったので、検査は現時点では受けていない。 もともと微熱を出しやすいタイプだし、引き続き家からほとんど出ない生活を続けて、人様に感染させるようなリスクは極力減らした上で、これからの連休を過ごしたいと思う。 そういうわけで経過を見るため、日記を休んでいた。 この間ほとんど何もできなかったので、特に書くべきこともないのだけれど、北京オリンピック男子フィギュアスケートフリープログラムを観たり、みをつくし料理帖を観たりして、のんびりと過ごした。 ani…
目が覚めた。 今日もまた1日が始まる。 今日は仕事。さてどんな1日にしよう。 最近の東京は、灼熱の暑さ+にわか雨がセットになっている。 毎日日傘を持ち歩いているので突然の雨には困らないけど、こうもカンカン照り→にわか雨(たまにゲリラ豪雨)→カンカン照りが続くってちょっとおかしくないかい?これが地球温暖化の影響なのだろうか・・・ 自分たちに出来ることから始めていかないと、20年30年50年後は一体どうなってしまうんだろう。 さて、相変わらず食べ物系の本を多数読んでいるわたし。 作中で登場するものがどうしても食べてみたくなって作ってみたり、また読んでるだけで刺激されて、こんなに暑い日々でも食欲が全…
今回は庶民の味方ダイコンの料理です。 皮付きで利用しますのでよく洗って輪切りにします。 朝から夕方まで、天日干しをします。 だいこんがしんなりしている状態を使います。 フライパンにごま油を引き、焦げ目がついたらひっくり返します。しょうゆとみりんを回しかけます。 白ゴマをかけて食べますがイマイチ美味しくない(笑)。粉山椒がなかったからかな? 七味唐辛子を振って食べました。 たしかに大根とは思えない味わいと歯ざわりはありました。 しかし、作中に出てくる、つる家の主人のことば「こいつぁいけねぇ、とんでもなくいけねえよ」とまでは思えなかったです(笑)。 戻りがつおを使った「はてなのめし」作って食べたい…
私が好きな作家さん「高田郁」の『みをつくし料理帖』にこの料理が登場します。 はじめて作りましたが、これご飯が進みます。私の漬け物レギュラー入りしそうです。 きゅうりは板ずりし、すりこぎでまんべんなくタタキます。 きゅうりの断面は葵の紋に似ているので恐れ多い(江戸時代)とのことで、たたいて葵紋を見えない様にするためだとのことです(笑)。 沸騰したお湯でざっとゆがきます。 漬け込む材料はごま油小さじ1、砂糖小さじ1、コメ酢大さじ2.5、醤油大さじ2.5、だし汁50cc 。鷹の爪はありませんので替わりに七味唐辛子を少々。 一晩冷蔵庫で漬け込みます。 これ、副菜の予定が主おかずになりました(笑)。 安…
2020年の私の課題図書は時代小説の「みをつくし料理帖/高田郁」でしたすごくおもしろかったです!全10巻+外伝1冊でサクっと読めるのでおすすめです出てくる料理がいちいちおいしそうだし♪ <あらすじ>天災で孤児になった澪料理屋の女将に拾われ、女ながら料理人になりますいろいろあって江戸の小料理屋の雇われ料理人をすることにもともと大阪出身なので江戸との味の違いに苦労しながらも成長する澪 料理が評判になったことで同業者からさまざまな妨害が入ったりしますが、優しい人や愛のある厳しさを持った周りの人にめぐまれ、澪はくじけず前を向いてすすみます 侍の小松原に恋をしたり、不可抗力で花魁になった親友「あさひ太夫…
衣食住の《食》ですが、本の話です。 昨日やっと読み終わりました。全10巻、足かけ3年?かけて読み終わりました。 高田郁さん著 みをつくし料理帖 全10巻 (時代小説文庫)ハルキ文庫 江戸時代が舞台の小説。心がほんわか、本当にすてきな本でした。 食のことがテーマ、美味しいものがたくさん出てきます。そして、お料理を作ることの大切さ、食べることの大切さを学べる本です。 主人公の澪ちゃん他、登場人物も、個性的でありつつも良い人たちばかり。 〜 10巻読むのに、足かけ3年かかった理由 〜 最近は、人から勧められた本を読むことが多いのです。私に本を勧めてくれるのが主に3人 ・取引先の経理の女性 ・職場のわ…
『みをつくし料理帖全10巻』髙田郁・著( ハルキ文庫)。大好きな小説で、以前何度も読んで、機会があったらもう一度読みたい本です。 でも、断捨離でリサイクルしてしまったので本が手元にないのと、今の私は文庫本の活字が見えないので読むことができないでいます。
神戸の古着屋HABERDASHERY(ハバダッシェリー)のスタッフブログです! マイです! 最近ずっと髙田郁さんの"みをつくし料理帖"の小説を読んでいて、特別巻とレシピ集を残し本編となる10冊を昨日読み終えて... この方の言葉選びとかが自分には凄くハマり、ホンマにこの作品の中で主人公たちと一緒に生きた感じがするほど感情が重なったり、情景が浮かんだりと...中にグッと引き込まれるような面白い作品でした。 なんかもう夢中で読み進めてしまい、現実時間としてはあっという間の10冊であり、真逆に小説の中の日々としては長い時間をホンマにやっとって感じで最後まで読み終えました。 もうどうしようもなく泣ける…
宝暦元年(1751年)に浅草田原町に江戸店を開いた五鈴屋は、木綿を商う太物仲間の協力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰。身分の高い武家を顧客に得て豪奢な絹織も扱うことができるようになりました。手頃な品々を求める町人たちが気安く出入りできる雰囲気を維持するために、屋敷売りを専門とする新店を開業。吉原での衣裳競べ、歌舞伎役者や相撲興行とのコラボ、笄などの小間物を扱う菊栄との協力から生まれた商店街という発想によって、ビジネスは順風満帆に大海へと乗り出すことができたようです。 思わぬ人物の裏切りで苦境に落ちてしまうものの、本書は完結編ですので、ハッピーエンドはお約束ですね。気になるのは、妹の結との関…
#八朔の雪 #みをつくし料理帖 #髙田郁 ・ #あらすじ 幼くして天涯孤独の身となった澪は、大坂の粋筋から愛される料理屋「天満一兆庵」に拾われた。 始めは女衆としての奉公を始めた澪だったが、その優れた味覚を店主嘉兵衛に見出され、板場へ入ることを許される。 ところが、これからようやく本格的な修行が始まるというところで、天満一兆庵は火事に合い、澪は再び居場所を失う。 天満一兆庵の"ご寮さん"芳と二人肩を寄せ合い、慣れない江戸で奮闘する澪は、何度でも顔を上げ青空を探す! 美味しい料理を目指してひたむきに頑張る澪と、彼女を取り巻く人情の物語。 ・ #感想 江戸時代の物語って良い…(しみじみ) 読み終わ…
以上、『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』(2022:石井良和)より きょう5月3日は、野村宏伸(のむら ひろのぶ)さんの誕生日です。1965年生まれの58歳になりました。おめでとうございます。東京都板橋区出身。野村宏伸事務所所属。前妻との間に二子、現在の妻との間に一子あり。 野村宏伸さんの映画最近作は、 2019.11.23『HYDRA』(2019:園村健介)、 2020.10.16『みをつくし料理帖』(2020:角川春樹)、 2021.09.03『科捜研の女 劇場版』(2021:兼﨑涼介)、 2022.12.09『特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦』(2022:石井良和)、 です。 『み…
太田南畝(おおたなんぽ)、通称『蜀山人(しょくさんじん)』は、食の世界では歴史上の有名人ですが、コーヒーの世界でも蜀山人(しょくさんじん)は有名です。 太田南畝(おおたなんぽ)/蜀山人(しょくさんじん)は、長崎奉行所で勤務していた1804年頃、コーヒーを飲んだ経験を自分の著作で以下のように書き残しています。 紅毛船にてカウヒイというものを勧む、豆を黒く炒りて粉にし、白糖を和したるものなり、焦げくさくて味ふるに堪えず これが、日本で最初のコーヒー飲用体験記だと伝えられています。 日本にコーヒーがもたらされたのは元禄時代で、長崎のオランダ商館を通じてだとされていますが、信頼に足る記録が残っていませ…
4月26日は水崎綾女さんのお誕生日だったそうで、34歳、おめでとうございます。 綾女さんは昨年の春、実に10年ぶりに発表した写真集『ayame』が、重版がかかるほどの反響を呼んだ勢いで、今年も写真集『sensually』(2023年4月23日、光文社、3,850円)を出したところだ。 刊行にあたっての御本人のメッセージが、これがまた、たまりません。 「バストの丸み、肌の艶感、もちもち感、特におしりの見せ方にこだわって、ふわっと丸くみえるようなショットがたくさんあるのでそちらを見ていただけたら嬉しいです。33歳の水崎綾女がぎゅっと詰まった写真集です」 これを受けたAmazonのユーザーレビューも…
暮らしが第一、創作第二。 このご時世に「何者か」にならないといけないのか 創作は少し休んでインプットに力を注ぐ 過剰にのめり込むことを遠ざけて穏やかに過ごす ゲームを休んで読書に時間とお金をかける Twitterをほとんど見なくなった インスタは気が向いた時にのみチェック 暮らしが第一、創作第二。 ここのところ、日々の家事や「儀式」を行うことで、ルーティンを作るということを試みることにしました。 ルーティンについての詳細はこちらのブログに書く予定です。 snowrabbit21.hatenablog.jp その間、大好きだった創作から一歩だけ身を引くことにしました。意識的にというよりは、そうせ…
●江戸戯作草紙 棚橋 正博 江戸時代、戯作者山東京伝の5作品の原文と原文の解説を紹介している。その他、戯作や黄表紙に関するコラムなど。 5作品は、以下の通り。 箱入娘面屋人魚(山東京伝=作・北尾重政=画) 浦島太郎が鯉の「お鯉の(おりの)」と浮気をし子供が生まれる。人間と魚の子供なので人魚。乙姫にバレるのを恐れた浦島はその人魚を捨てるが、漁師平次の船に拾われる。人魚は金のない平次のために女郎になるが、女郎屋は人として客を騙そうとして失敗。人魚は平次の元へ帰る。人魚を舐めると寿命が延びるという噂が立ち人魚は人気者に。平次も人魚を舐めるがどんどん若返り子供となってしまう。そこへ浦島とお鯉のがやって…
●花だより みをつくし料理帖 特別巻 高田郁 「みをつくし料理帖」シリーズ完結から4年後の世界を描いた特別編。澪と野江がいないつる屋、小野寺和馬の結婚生活、野江の店淡路屋の話、澪と源斉夫婦の話を描く。 以下の4編からなる短編集。 花だよりー愛し浅蜊佃煮 種市は化け物稲荷で水原東西と出会い、占いをしてもらう。東西は種市が今年の花見はできるが来年は桜を見ることはできないだろうと言われ激しく落ち込む。坂村堂が見舞いにと東海道名所一覧を持ってくる。それを見た種市は今年なら、と大坂の澪に会いに行く決意をし、清右衛門、坂村堂、おりうとともに大坂へ向かう旅に出る。しかし箱根の難所を越えたところで腰を痛めてし…
●本所おけら長屋 十九 畠山健二 「ほろにが」 絹問屋志摩屋の箱入り娘、お静に縁談が持ち込まれる。神田相生町の富来屋(とぎや)の半次郎が相手だと両親が話をしているのを聞いたお静は、見合いの前に相手に会っておきたいと考える。しかしお静が会いに行ったのは、相生町赤松長屋に住む、研ぎ屋の半次だった。半次は「早呑み込みの半次」として有名なそそっかしい男だった。 お静は半次の嫁になるかもしれない女だと自己紹介する。半次は3日前棟梁に嫁を紹介すると言われており、その女だと勘違いする。お静は貧乏暮しをする半次の生活を珍しく眺め、春画を観てもなんだかわからなかった。半次は三祐にお静を連れて行き、万松たちに会わ…
●天の梯 みをつくし料理帖 高田郁 つる屋で働く澪は、料理を作り客に振る舞う。名店登龍楼の嫌がらせで店を失ったつる屋だったが、新たな店を構える。店の主人種市、かつての奉公先のご寮さんである芳、青年医師源斉、謎の浪人小松原、幼馴染で吉原のあさひ大夫である野江など周りの人々とともに、澪は様々な困難に立ち向かって行く。 以下の4編からなる短編集。 結び草―葛尽くし 翁屋の伝右衛門がつる屋へ。吉原へ帰るのを長月としたと語り、その時に鼈甲珠を用意して欲しいと頼むが澪は返事を保留。また柳吾は澪を一柳に迎えたいと話すが澪はそれを断り一人で暮らすと話す。澪はこぼれ梅が手に入ったので鼈甲珠を作ることにしたが翁屋…
●美雪晴れ みをつくし料理帖 高田郁 つる屋で働く澪は、料理を作り客に振る舞う。名店登龍楼の嫌がらせで店を失ったつる屋だったが、新たな店を構える。店の主人種市、かつての奉公先のご寮さんである芳、青年医師源斉、謎の浪人小松原、幼馴染で吉原のあさひ大夫である野江など周りの人々とともに、澪は様々な困難に立ち向かって行く。 以下の4+1編からなる短編集。 神帰月―味わい焼き蒲鉾 一柳の柳吾に結婚を申し込まれた芳は返事を保留していた。澪は昆布の御隠居から蒲鉾が好きだという話を聞く。佐兵衛がお園とお花を連れつる屋にやってくる。澪はお園に彼女の過去を芳は知っていると話す。柳吾が店に来て、芳は結婚を承諾、来年…
本屋大賞受賞作「52ヘルツのクジラたち」に感動して、その後、「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」、「星を掬う」を読みました。 目次 家族のあり方に焦点を当てて書いておられる町田そのこさん 宙(そら)、6歳から大人になるまでの成長物語、その傍らにはいつも… ふわふわパンケーキのいちごジャム添えが宙の心を救った 宙のクラスメートや同級生にも複雑な家庭に育った男子がいて 花野も複雑な家庭に育っていた どんなに苦しくても、人は食べることで元気になる! 2023年本屋大賞にノミネートされています 家族のあり方に焦点を当てて書いておられる町田そのこさん 町田そのこさんの著作を読むのは「宙ごはん」で4冊目です…
●残月 みをつくし料理帖 高田郁 つる屋で働く澪は、料理を作り客に振る舞う。名店登龍楼の嫌がらせで店を失ったつる屋だったが、新たな店を構える。店の主人種市、かつての奉公先のご寮さんである芳、青年医師源斉、謎の浪人小松原、幼馴染で吉原のあさひ大夫である野江など周りの人々とともに、澪は様々な困難に立ち向かって行く。 以下の4+1編からなる短編集。 残月―かのひとの面影膳 つる屋に摂津屋が訪ねてきて、又次の最後の言葉の意味を澪に尋ねるが澪は答えなかった。澪は町で偶然早帆と出会い、母が亡くなったことを聞く。店に来た源斉が疾風で多くの子供の死に何もできなかったことを嘆くが、澪は患者を診るのは医師にしかで…
●夏天の虹 みをつくし料理帖 高田郁 つる屋で働く澪は、料理を作り客に振る舞う。名店登龍楼の嫌がらせで店を失ったつる屋だったが、新たな店を構える。店の主人種市、かつての奉公先のご寮さんである芳、青年医師源斉、謎の浪人小松原、幼馴染で吉原のあさひ大夫である野江など周りの人々とともに、澪は様々な困難に立ち向かって行く。 以下の4編からなる短編集。 冬の雲雀―滋味重湯 澪の気持ちとは別につる屋では新しい料理人を一柳から雇い入れるなど、澪の武家奉公の話が進んでいた。澪はいつもの化け物稲荷で小松原と会い、自分の気持ちを伝える。小松原は全てを俺に任せておけと話し去っていく。後日小野寺家の用人重光がつる屋に…