【irony】反語。皮肉。二重性。
エイローネイア 「自分の無知」を盾にして、「知ったかぶりをする相手の無知をさらけ出す」皮肉。批判・抵抗行為。
自分の批判対象の主張を徹底的に賛美、賛同してみせ、その論理を押し進めることによって、その愚劣さを浮き彫りにさせるという批判の言い回し。 パロディ(批判、風刺目的の模倣)と併用することでもよく使われる。
🎭🌀この記事では、「アイロニー」ってなに? 皮肉と何が違うの? どんな場面で使われるの?今回は、ちょっと知的で奥深い表現「アイロニー(irony)」について、わかりやす〜く解説していくわよ〜!“言葉の裏に本当の意味が隠れてる”のがアイロニーなのよ〜✨🗣️🤔 👦「オネェさん!先生が“これはアイロニーだね”って言ってたけど、どういう意味?」👠「いい質問ね〜💋アイロニーは“わざと逆のことを言って、ほんとは違う意味を伝える表現”なのよ✨つまり“表の言葉”と“本当の気持ち”が逆になってるの!」 【アイロニーの要約!】📘🎭💡 📌アイロニー(irony)とは?👉 わざと逆のことを言って、裏の本当の意味を相手…
勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) 作者:千葉 雅也 文藝春秋 Amazon 来たるべきバカとは何ぞや 新年早々、衝撃的なニュースが続きます。自分にできることは何だろうな、と考えてみて、やはり相変わらずの日常を送ることなのだろうかと思いつつ、邪魔にならない気持ちを寄付という形で信頼できる機関に託すのが一番良いのだろうかと思ったりしています。 昨年末から読み始めた本著ですが、なかなかに言葉が難しく、すんなりとは読めなかったので年を越してしまいました。著者いわく、学ぶことは自分を壊すこと、特に言葉の違和感には敏感になるべし、いつもと違う言葉を言葉の意味を意訳して理解するのでは…
村上春樹『ノルウェイの森』 筆者、若いころによく読んだ本である。恥をさらすようだが、控え目に言って狂わんばかりに読んでいた。 或る日を境に読むのをやめた。やめなければならないと自ら禁じた。 「恥」と言ったが、村上春樹を読んで『ノルウェイの森』が好きだと言うと笑われる時代があったのである。今でもそうかもしれない。しかも、その嘲笑の理由はいちいち尤もで、その正しさは若い筆者に堪えた。 サムネイルの画像を撮影するのに引っ張り出したが、表紙をひらいてみる気にはなれない。なんとなく、昔の恥辱が残っていそうで怖いのである。 自分に禁じたのは、ひとことで言えばその淫するがごとき感情を己に許すべきではないと思…
「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言 (ちくま新書) 作者:仲正 昌樹 メディア: 新書 「「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言」仲正昌樹著の読書メモ。 あれか、これかとすぐ判断や踏み絵を求められるいま。保守-革新、大きな政府-小さな政府、禁煙-反禁煙、ジェンダーフリー-反フリージェンダー、唯心論-唯物論、犬派-猫派、ウヨク-サヨクなど枚挙に暇がないほど。 何も白黒つけるんじゃなくて、両者の妥協点、一致点はあるはずなのに。でも、それには、議論を重ねるなどお互いの歩み寄り、時にはすり合わせが必要で、時間がかかる。勉強もしなきゃならない。かつての修正資本主義のようなものか。どうもこ…
NHKの記事から 多和田葉子氏の以下のお言葉を拝借した。 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/interview/detail/opinion_06.html 『日本とドイツのいちばんの違いは何でしょうか多和田さんいちばん違うところは、やっぱり文化の果たす役割みたいなものですね。(ドイツでは)人が物事を考えるうえで大きな役割を果たしているというか、大変な問題が起こった時でもアイロニーをもってそれを語るというか。一方、日本は、自粛だけで決まりがなくてもみんながみんなのためにすぐやってしまうのはすごいなと思いますけど、その真面目さを離れて…