極めて優れた人々を見ると、まるで別世界の住人のように思えます。同様に、残忍な犯罪者などとてつもない悪人の話を聞くと、自分たちは彼らとかけ離れていると思い込みます。 しかし仏教の教えでは、彼らもまた私たちと同じ世界の住人です。例えば、お釈迦さまもかつては人間で、悟りを開いて仏(ブッダ)となりました。さらに、仏教は私たち誰もが仏の境地に達することができると説いています。一方で、私たち人間には悪の素地があり、残虐な行為を犯す可能性も秘めています。 つまり、「極めて優れた存在」と「とてつもなく邪悪な存在」のどちらも、私たちと同じ世界に住んでいます。決して、別世界の存在ではありません。私たちはどちらにも…