長時間労働

——はたらいて、嘆こう—— 気づいてしまった、この社会の真実に。 触れてしまった、この世界の闇に。 人は働けば働くほど、暮らしが貧しくなってしまう。別に貧乏になると言っているのではない。確かに給料は毎月決まった時間に払われるし、特に無駄遣いをすることもないので、お金は貯まっていない訳ではない（サービス残業の話についてはここでは触れない）。 しかし長時間労働でプライベートの時間を削られると自分への投資もままならない。無駄金を使わない代わりに、必要な買い物も出来ないのだ。 そもそも、今の自分にとって必要なものって何？ 時間をかけて、じっくりと考えれば、思い付きそうなものであるが、いちいち考えるのも…

一昨日（9月24日）は何名かの方から、私が書いた記事に対してスターをつけていただいたり、私のブログの読者になって下さったりと様々な反応があった。 非常にありがたい話だ。早速、そうして下さった方々への御礼として、私もそれぞれのブログの読者になった。 せっかくなので、記事に目を通すようにしている。私のブログを評価なさるという事で、ある程度私と関心事が共通しているようだ。実際に目を通してみると、学びがある。新たな知見が得られると感じることもあった。 こういう反応を頂くタイミングこそ定期更新が大事である、とはよく言われるものである。なので記事を1本書きたいところではあったが、夜の10時を回ってもまだ職…

皆さんこんにちは。株式会社シー・エス・エス、デジタル・マーケティング部のサットンです。 愛知県名古屋市にあるアニメーション制作会社、K&Kデザインさんが、生成AIを導入したことが話題になっているようです。（日本経済新聞より：https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA309VP0Q4A730C2000000/）業務をAIと分業していくことが、長時間労働の対策になっているようですね。AIとデジタル化の導入で作業の効率化、また労働人口の減少にも対抗していければ、現代のビジネス環境でも競争力を落とさずに事業を進めていけます。今回は、AIやデジタル化で長時間労働を削減…

日本の長時間労働に『滴一滴(240910山陽新聞)』は思う▼「日本人は時間が来てもダラリダラリと何かやっている。それは虚飾虚礼というものだ」。当時のフランス文学者の指摘▼「日本人は働いているのか、遊んでいるのか、分からぬようなことが少なくない」と、ある海運会社の経営者。思想家吉野作造は、めりはりのない働き方について「国家全体として非常な努力の浪費」と▼日本生産性本部がまとめた2022年の1人当たり労働生産性は、経済協力開発機構加盟の38カ国中31位。このところ、後退傾向にあると▼「働く時には大いに働き、休む時には絶対に休み、よく働きよく遊ぶ。これが能率増進の最大秘訣というものだ」と、100年前…

教員の長時間労働に『水や空(240823長崎新聞)』は思う▲「吾輩は猫である」の主人、珍野苦沙弥先生は中学校教師、家では居眠りばかり。猫は思う〈教師というものは実に楽なものだ。…こんなに寝ていて勤まるものなら猫にでも出来ぬ事はない〉▲いまの先生たちの働きぶりといったら「猫にでも出来る」どころか「猫の手も借りたい」▲「教職調整額」を月給4％相当から13％に増やす案を文部科学省がまとめた▲小学校の教科担任を増やしたりもするらしいが、「長時間労働」は改まるのか▲一定額で何時間でも残業させる実態が一変するわけではあるまい▲かつて高校教員だった俵万智さんの一首〈トロウという字を尋ねれば「セイトのト、クロ…

SNSでこんなコメントを目にします。Aさん(女性)「私は仕事しながら家事育児こなしてるのに、夫は仕事しかしないのずるい。」「私ばっかり、、、毎日しんどいよ。。。」これを見ると、なんだかとても悲しい気持ちになります。なぜならかつて私たち夫婦も、同じような内容で話し合ったことがあるのですから。結論から言うと、「男性は仕事、女性は家庭」という古い考えを引きずったまま、夫婦共働き社会に突入したことから生まれる嘆きなのでしょう。そして、夫婦の悲しい話し合いが始まるのです。昭和時代の「男性は仕事、女性は家庭」から、令和時代になって「男性は仕事」のままなのに女性だけ「女性は仕事と家庭」になって負担だけが増え…

仕事をする代わりに、育児に関われない夫。 夫は平日、特にここ最近は忙しく、家にいることが少ないです。 自分の自由時間もあまりないので、 仕事がお休みの2日間はスマホで漫画を見てばかりいます。 関わる時間がないから、関心もない。 最近、娘はプチ反抗期をむかえています。 自分の身の回りのことも「めんどくさいから、ママやって」と言います。 ちょっとした事でキレたり、口ごたえもたくさんします。 私がどんなに落ち着いて話しかけても、 「やだやだやだやだ！それでも、ぜったいいやなの！！！」 と、まったく聞き入れません。 私は困ってしまい、夫に助けを求めて 「見てよあれ。やだやだばっかり！」と話しかけました…

建設業界における深刻な人手不足と働き方改革のニーズの高まりを受け、週休2日制を実現するための実践的な戦略を、ゼネコン監督経験を持つ筆者が解説します。現場の状況や課題、法律、具体的な施策、そして成功事例を交えながら、4週8休の実現可能性と導入ステップを詳細にガイドします。 はじめに: 日本の建設業界は、長年に渡る長時間労働と人手不足に悩まされています。働き方改革の推進に伴い、週休2日制の導入が喫緊の課題となっています。しかし、現場の特殊性から、週休2日制の導入は容易ではありません。本記事では、ゼネコン監督として15年間現場に携わってきた経験に基づき、4週8休完全ガイドとして、建設現場における週休…

転職を考える際、自分の希望や理由を整理することはとっても大切です💡 理由を明確にすることで、次のステップをより効果的に進められるでしょう。 ここでは、多くの転職希望者が抱く理由をランキング形式でご紹介します。 みなさんの希望や理由を整理するのに役に立てば幸いです😊 1. キャリアアップ・スキルアップ 多くの人がキャリアアップを転職理由に挙げています。 成長意欲が高い人にとって、自分のスキルや知識を活かせる環境や新たな挑戦ができる企業はやはり魅力的ですよね。 みなさんは、「今の職場ではこれ以上の成長が見込めない」だったり、「新しいスキルを身につけたい」という思いはありますか？ 僕自身も、そんな思…

転職を考える際、自分の希望や理由を整理することはとっても大切です💡 理由を明確にすることで、次のステップをより効果的に進められるでしょう。 ここでは、多くの転職希望者が抱く理由をランキング形式でご紹介します。 みなさんの希望や理由を整理するのに役に立てば幸いです😊 1. キャリアアップ・スキルアップ 多くの人がキャリアアップを転職理由に挙げています。 成長意欲が高い人にとって、自分のスキルや知識を活かせる環境や新たな挑戦ができる企業はやはり魅力的ですよね。 みなさんは、「今の職場ではこれ以上の成長が見込めない」だったり、「新しいスキルを身につけたい」という思いはありますか？ 僕自身も、そんな思…

(画像はイメージです) ワークライフバランスの重要性 1. 健康の維持 2. 人間関係の充実 3. 自己成長の機会 ワークライフバランスを整えるためのステップ 1. 自分の優先順位を明確にする 2. 時間管理を見直す 3. 境界線を引く 4. 自分を労わる 職場での取り組みも重要 ワークライフバランスを保つコツ おわりに 現代社会において、多くの人が「仕事とプライベートのバランス（ワークライフバランス）」について悩んでいます。仕事が忙しいと家族や趣味に時間を割けなくなり、逆にプライベートを優先しすぎると仕事に支障が出る可能性があります。この記事では、理想的なワークライフバランスを実現するための…

「疲れたときは甘いもの！」なんて言葉、誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。テスト勉強や仕事の合間にチョコやケーキを食べて、「ああ、生き返った…」と感じた経験もあるでしょう。でも、実際のところ、スイーツで疲れは本当にとれるのでしょうか？ この記事では、そんな疑問に科学的な視点から迫ります。「甘いものを食べると元気になる」という神話の真相、そして本当に疲労回復に効果的な方法もご紹介します！ぜひ最後までお読みください。 そもそも疲れって何？ まず、「疲れ」の正体を少しだけ解説します。疲労には、大きく分けて肉体的疲労と精神的疲労があります。たとえば、スポーツや長時間労働で筋肉がヘトヘトになるのが前…

出社。 会社の仲のいい人たちと飲む約束をしていたので、定時にせっせとあがる。とはいえ、例によって早朝に出社しているので、まあ、安定の長時間労働。

ファラデーは、そのクリスマス講義をとても念入りに準備した。それらは素晴らしい講義で、そのいくつかは後に出版された。かれは子どもたちに自分のアイデアをできるだけ簡単なやり方で語った。かれは自分のアイデアのすべてを説明することはできなかったが、それは子どもたちが科学について十分な知識をもっていなかったからだ。 しかしかれはできるだけ簡単に話そうとした。こうして、かれは科学のために偉大な貢献をした。なぜならファラデーの時代以降、科学の進歩を望むならば、子どもたちにどのようにしたら科学的になれるのかとか、開かれた精神をもつことができるようになれるのかを教えなければならない、と多くの人々が気づくようにな…

こんにちは。私は、老人ホームで働く介護士です。この仕事をしていると、入居者様やそのご家族、同僚、さまざまな方との関わりを通じて、多くの学びと気づきがあります。その中で、どうしても考えさせられるテーマの一つが、「家事」と「外での仕事」の価値についてです。 よく、「家事なんて簡単だ」「外で稼いでくる方が大変だ」という言葉を耳にします。あるいはその逆に、「家事を軽く見るのは間違っている」「外の仕事より家事の方が重要だ」という意見も。私自身、家事と介護の現場という異なる「労働」を経験する中で、こうした議論に対して思うことがたくさんあります。 今日は、家事と外での仕事について、その本当の価値を考えるきっ…

ヤーキーズ・ドットソンの法則を活用したストレス管理とパフォーマンス向上策 介護職員は、利用者への直接支援と同じくらい重要な事務業務を日常的にこなしています。 ケアプラン作成、記録の整理、報告書の作成など、多岐にわたるこれらの業務は、正確性、効率性、そして集中力が求められる一方、精神的・身体的な負担が大きいのが実情です。 これを改善するには、心理学的なアプローチを活用し、効率を高めるための体系的な方法を導入することが必要です。 この記事では、介護職の事務業務を効率化し、ストレスを軽減するために、ヤーキーズ・ドットソンの法則を軸に、理論的背景から実践的なテクニック、職場全体の改善策までを徹底解説し…

社畜,昭和の言い方 【なんJ、海外の反応】 昭和時代の日本――その空気感を今の時代に蘇らせるとすれば、「社畜」という言葉が目に浮かぶかもしれない。しかし、当時はこの言葉はまだ存在せず、「モーレツ社員」という表現がその役割を果たしていた。モーレツ社員、なんとも昭和的な響きであり、働き蜂のような無限の忠誠と、会社のためならば自己犠牲を厭わない精神を象徴する言葉だ。当時の日本社会は高度経済成長期の熱狂に包まれ、仕事にすべてを捧げることが美徳とされた時代でもあった。なんJではよく「モーレツ社員」という言葉をネタにされるが、その背景には現代の「社畜」との違いが色濃く映し出されている。当時のモーレツ社員た…

勝者の苦労すれば人生成功できるバイアスを無視するのが正解。 【なんJ、海外の反応】 人生における「成功」の定義について語るとき、私たちがよく耳にするのは、「苦労すれば報われる」という古典的な美談だ。だが、このストーリーに隠された「勝者のバイアス」に気づかないまま、それを信じ込むのは危険極まりない。なんJの住民たちがしばしば語るように、成功者の「苦労談」は後付けの美化にすぎない場合が多い。そして、海外の反応を見ても、こうした考え方は必ずしも普遍的ではないことが浮き彫りになる。たとえば、成功した起業家や芸能人がメディアで語る苦労話。「私はどん底から這い上がった」「寝る間も惜しんで努力した」という言…

年収500万円を超える女性の数は増加傾向にあります。キャリアを積み重ね、努力を重ねて得た収入。でも、なぜか結婚というハードルの前で立ち止まってしまう方が少なくありません。 私自身、大変大変ありがたくも結婚する前の20代で年収500万円を超えて、結婚に対する価値観が大きく変化しました。 このブログでは、実体験を交えながら、なぜ年収500万円の女性が結婚に至らないのか、その本質に迫っていきます。 この記事のポイント 年収500万円の実態と都市部での生活について 収入が上がることで変化する結婚への価値観 高収入女性特有の心理的な壁とその克服方法 結婚市場での現実的な立ち位置と向き合い方 500万円の…