気がきいて「上品」なこっけい味。 「センス」のあるしゃれ。諧謔。おかしみ。 ―――――――――――――――――――――――――
アイロニーに見られる批判の矢を、 そのように攻撃している自分にまで反転させて向け、 批判者と批判対象の絶対的な優劣を相対化することをとおして、 批判対象の中にも肯定的なものを見いだそうとするレトリック
あたまがコんガらガっち劇場「きょうのよるごはんは29」 作者:ユーフラテス 小学館 Amazon ☆☆☆ ユーモアって何。「たぬき暗号」や「都道府県暗号」「数字あそび」そしてページ右上の「すみっこくじ」とか、随所に楽しみが散りばめてある。このサービス精神スゴイですね。 ランキング参加中読書 ランキング参加中お笑い ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち
2015年のブログです * 村上春樹さんの,村上さんのこころ,ならぬ,『村上さんのところ』を読みました。 すごくおもしろかったです。 村上さんの読者やファンの質問に,村上さんが一つ一つ丁寧に答えるという本ですが,ユニークな質問に,ユニークな回答がとてもよかったです。 中でも,個人的には,妖怪ポロンのやりとりがおもしろかったです(くわしくは本書59ページをお読みください)。 村上さんの小説は,内容がけっこう重かったり,深かったりしますが,少しのユーモアやゆとりや遊びなどがそれを救っているような気がします。 真面目で苦しくても,決して煮詰まらずに,いつか前向きになれる印象です。 本書でもそれは同じ…
パンどろぼうとさすらいラーメン|シリーズ最新作レビュー|ユーモア×旅×ラーメンの物語 \ 普段お使いのショップでチェックする / 🟠 Amazon | 🔴 楽天市場 | 🔵 Yahoo! この記事でわかること 本作のストーリーと見どころ がわかる パンどろぼうシリーズの魅力 を理解できる 読んでみた感想 を把握できる メリット・デメリット を整理できる どんな人に向いているか がわかる 商品概要 『パンどろぼうとさすらいラーメン』は、 大人気絵本シリーズ「パンどろぼう」の最新作で、 今回は“ラーメン”をテーマにしたユーモアあふれる物語です。 パンどろぼうが旅の途中で出会うラーメン屋、 その店主…
潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる 成功への道しるべ!この世は全て催眠だ852我が生涯で初めての「バクチ」! ジュンポ先生との偶然の邂逅は、その後いろいろな事象を生み出し、そんなに時を経ぬまま“家族ぐるみのお付き合い”に発展しました。そんな中で、先生ご一家は園田競馬場近くから宝塚市の仁川(にがわ)に引っ越してこられました。アトリエ付きの素晴らしい一戸建ての新築住居です。この仁川の北すぐに、日本でも有数の「阪神競馬場」があり、先生と馬の関係はとても深いことを感じました。 こんな和やかな関係の中、ある日のこと先生から、 「忠サン、君は競馬はやらんのか?」との問いかけがありました。私は賭…
2021年8月のブログです * またまた樋口有介さんを読んでしまいました。 本棚の横に積んであった『風少女』(1993・文春文庫)。 だいぶ前の本です。 年寄りのじーじがご紹介するのは少し恥ずかしかったのですが、とても面白かったので、ついパソコンに向かってしまいました。 このところ有介ワールドにはまってしまっていて、ずっと読んでいるのですが、さすがに感想文を書けるのは、限られます。 おそらくは、単に面白いだけでなく、生きることの切なさや哀しみが感じられるからではないかと思うのですが、そういう分析はなかなか難しいです。 主人公は男子大学生。 あらすじは例によって詳しくは書きませんが、昔のガールフ…
このシリーズを通じて、私たちは実に多くの「暗さ」を目にしてきました。神々でさえ死を免れないラグナロク、名誉を守るためなら殺害さえ正当化された恥の文化、そして戦死こそが理想とされた死生観。こうして振り返ってみると、北欧神話は徹頭徹尾、重苦しい物語ばかりのようにも思えてきます。 しかし入門シリーズの締めくくりとして、今回はあえてこの印象に逆らってみたいと思います。北欧神話には、確かに深い陰影がありますが、同時に、驚くほど生き生きとした笑いとユーモアの伝統も息づいていました。 すでに出会ってきた、笑いの瞬間たち 実のところ、これまでの記事を丁寧に読み返してみると、私たちはすでに数々の「笑える場面」に…
この記事は、三浦しをん『星間商事株式会社社史編纂室』の魅力を、物語の設定・登場人物の関係性・コミカルさと謎解き要素の両面から紹介するレビュー記事です。読みやすく軽快な中期作品としての位置づけも解説しています。 はじめに 物語の設定 著者情報 書籍情報 まとめ 以下のリンクにはアフィリエイトが含まれています 関連記事 はじめに 『星間商事株式会社社史編纂室』は、 2006年に『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞した 三浦しをんによる小説だ。 2000年のデビューから約9年、多数の長編・短編・エッセイを発表しており、 公式に「何作目」という番号は存在しない。 刊行順で並べると、本作は 中期の長編…
句集のやうな 作者:木村晋介 朔出版 Amazon ☆☆☆ 俳句はおもしろい、それも木村晋介さんが詠んだ俳句は狂歌のようなユーモアに満ちている。 例えば ・晩年もサユリストなり花は葉に・天国にしか行く気なくアロハシャツ・生き方は蚊に聞く死に方は蠅に聞く・ほんと用うそ用日記二冊買う・来年も生きると決めて日記買う・狸かと問へば狸と答へたる・鯛焼をちぎってここが北海道・悪友の骨を待つ間の瓶ビール・大根一本百円なら平和・ ランキング参加中読書 ランキング参加中落語 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち
2019年7月のブログです * 樋口有介さんの『少女の時間』(2019・創元推理文庫)を読みました。 この本も旅先の旭川の本屋さんで買いました。 久しぶりの有介ワールドです。 そして、柚木草平シリーズの11冊目。 あいかわらず、とても面白く、そして、少しもの哀しいです。 樋口さんがめずらしく書いているあとがきに、重い内容だから、ユーもアを大切にしたい、とあるとおりですが、これは樋口さんのデビュー作から一貫している特徴だと思います。 これこそが有介ワールドの真骨頂なのでしょう。 今回もあらすじはあえて書きませんが、いろいろな人物が登場し、それぞれがとても魅力的です。 そして、生きていることが少し…
2026年7月のブログです * 奥田英朗さんの『コロナと潜水服』(2023・光文社文庫)を旭川の古本屋さんで買って読む。 不思議な物語たちだ。 幽霊やら超能力やらが出てくるが、不思議と違和感はない。 奥田さんの端正な文章とユーモア、そして、少しばかりの哀しさが相まって、とても読み心地がいい物語が続く。 例によって、あらすじはあえて書かないが、古い屋敷に住んでいる子どもの幽霊と小説家のお話、大企業のリストラ部屋の社員と幽霊のお話、コロナと子どもの超能力のお話、そして、名車フィアット・パンダに住んでいる幽霊のお話などなど、ユーモアと優しさがとてもいい。 じーじが一番気に入ったのは、リストラ部屋の社…