作家/エッセイスト。
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。大学卒業後は6回の転職を経て本の雑誌社に入社。同社在職中に『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社、角川文庫)を上梓、ほどなく作家として独立。このときの話は『別人「群ようこ」のできるまで』(文春文庫)に詳しい。 書評エッセイや日常生活に関するエッセイが得意。
など多数
これで暮らす:群ようこ著のレビューです。 この投稿をInstagramで見る @kurara.bookがシェアした投稿 より快適な生活を目指して奮闘する群さんの日常 読み始めたら、あっという間でした。 とは言え、群さんが愛好して使っているモノが気になって、読みながらあれこれ検索に走ってしまいました。文章だけでそのモノの優れた点などが丁寧に書かれているので、どうしても現物が気になって来る。どんなだろう?と気づけば検索。スマホを横に置いて読書するという忙しさよ(笑) 群さんの持ち物と言えば、他の本でお着物は拝見しているが、今回は日常生活で使われているモノの紹介。パジャマや食器、趣味で集めている紙も…
群ようこさんに激しく共感しながら読み終わりました。 自分が管理できる数の物で生活がしていくのが理想ですが、時々ふっと湧き上がる物欲に負け…後から「うーん、これって要らない買い物だったわ」なんてことも多々(-_-;) こんな大作家さんも収納に悪戦苦闘してるのかと思うと親近感がわきます。 群さんは着物の処分に困っておられたが、実は私も…。 (群さんに比べたら着物の数は微々たるものですが) 若かりし頃、二回くらい袖を通したかなぁというくらいの着物がありますが、この先、もう着ることはないだろう。 そもそも自分一人で着物を着ることはできないし(^-^; 2人の娘もおそらく着ないだろうし…。 そう思うと、…
ストレス社会の現代、そこからちょっと距離をおいて 都会の片隅でつつましく心穏やかに暮らしている人達の生活を、丁寧にすくいあげて描いている群ようこ氏の人気シリーズになります。 れんげ荘という古びたアパートを舞台に繰り広げられる人間模様は、4部作で ちょっと疲れてしまった人や癒しを求める人の心をゆっくりと温めてくれる本です。 群ようこさんのレンゲ荘シリーズ 散歩がてら本屋さんに立ち寄って本をながめるのが、 最近の楽しみの1つになりました。 何気なく見ていたら、 猫のイラスト装丁の文庫本が平積みになっていました。 茶トラ猫が、のんびりとあくびをしたり、 くつろいだり……。 ちょっと我が家の猫に似てい…
ヒデキのお話はちょっとひと休み… 昨日、ドラマ『パンとスープとネコ日和』を4話続けて観た。 監督の松本佳奈さんは、荻上直子監督の映画『めがね』のメイキング映像を作ったことをきっかけに、映画・ドラマも手がけるようになったそう。 荻上作品とややカラーは似ている、原作が群ようこさんだしね。 パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4) 作者:群 ようこ 発売日: 2013/07/13 メディア: 文庫 あらすじ ずっと母との2人暮らしだったアキコ(小林聡美)は、母の突然の死、そして勤めていた出版社の理不尽な人事異動で、母の営んでいた食堂を自分でやっていく決心をします。自分のセンスで改装したアキ…
最近、読書をしていることは以前お伝えしましたが、今読んでいるのは群ようこさんの 今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和 。 パンとスープとネコ日和シリーズと言っていいものかわかりませんが、シリーズ化していて数冊出ています。 お母さんがやっていた居酒屋食堂を、お母さんをなくした後に店舗を受け継いで、リニューアル後にカフェとして再オープン。サンドイッチとスープのみのカフェだけれど、素材にこだわって自分のペースで売り切れたらおしまいというゆったりした営業をしている。 かもめ食堂も群ようこさんの作品で、淡々とカフェを中心に物語が繰り広げられるのは似たものがあるけれど、なんか心地よく読める本なんですよ…
今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和 作者:群ようこ 発売日: 2020/01/15 メディア: 単行本 どうもしまちゃんがあまり好きになれない。言ってることはわからないでもないんだけどね。 猫にもあまり思い入れはないし、このシリーズあんまり向いていないのかなぁなんて思いながら読む。
群ようこ著「午前零時の玄米パン」読みました 粘土アクセサリー(木のキーホルダー)を制作しました(ハンドメイド) 群ようこ著「午前零時の玄米パン」読みました 就寝前に本をパラっと読むのが日課です。 読めない日もありますがなるだけ本に触れて眠りたいです。 気持ちが落ち着いて、心地よく就寝できる気がします。 先日読んだ本がこちら。 群ようこさん著「午前零時の玄米パン」です。 群ようこさんといえば「かもめ食堂」で有名ですね。 かもめ食堂は映画で観てすごく好きだったのですが、 (過去記事にも書いてます↓) www.mecchi-blog.com 今回は小説ではなく、エッセイを読みました。 エッセイを読ん…
ご覧いただきありがとうございます。 最近、読んだ本です。 ●【社会派系小説】 バラカ 上 (集英社文庫(日本)) [ 桐野 夏生 ] 東日本大震災による放射能汚染区域に、 ひとり取り残されていた幼い少女「バラカ」。 衝撃の始まりです。 【内容情報】出版社勤務の沙羅は40歳を過ぎ、かつて妊娠中絶した相手の川島と再会。 それ以来、子供が欲しくてたまらなくなってしまった。 非合法のベビー・スークの存在を聞きつけ、友人・優子とドバイを訪ねた。 そこで、少女「バラカ」を養女にしたが、全く懐いてくれない。 さらに川島と出来婚をしていたが、夫との関係にも悩んでいた。 そんな折、マグニチュード9の大地震が発生…
久しぶりに群さんの本を読んでみようと思い、適当に手にとった本です。内容は、群さんご自身が断捨離をどのように行ったかが詳細に綴られています。それは、下着であれば、例えば、最低でも何枚持っていれば十分だとか、どのように考えて、どれだけ捨てることに決めたということまで細かく説明がなされています。別に、群さんは断捨離をすすめているわけではなく、日記のように自分の行動やそれに伴う心の動きを淡々と記録しているように書いていて、そういう押しつけがましいところがない点に好感をもてます。ただ、個人的には、自分が男なので化粧品の話や下着の話など、よくわからない部分が多かったり、年齢も違うため、まだ共感を持てるとこ…
今日は肝臓病センターに行ってきた。 僕の主治医は名医で、「ブラックジャックを探せ」なんていう新聞の記事にも載った人だ。 名医というのは腕だけではない。 家入一真さんのように、才能や努力もさることながら、「人間性」それがとても大事だと思う。 僕の地元は日本のスラム街と呼ばれる場所だ。 皆とんでもない考えの中で生きざるをえない。 そんな中で生まれ育つと、沢山嫌な思いをしてこなければいけなかった。 中学生の時に全生徒からのシカト、それだけで済むと思っていたら、全教師からもシカト。 家入さんの気持ちがよくわかる。 その話しはまた書くとして、2か月半ぶりの血液検査は……。 よくなっていた! 総蛋白(TP…
3月の読書記録を残しておきます。 3月の読書メーター読んだ本の数:18冊読んだページ数:3950ページナイス数:2341ナイスれんげ荘の感想45歳で会社を辞めて無職になって家賃3万円の古いアパートで一人暮らしを始めたキョウコ。貯めた貯金から毎月10万円だけ引き出して生活すれば80歳位までは暮らしていけるという計算。随分思いきった事をしたものだと思いました。母親から逃げたかったのは理解できる。あんな母親は嫌だ。でもれんげ荘はちょっと住めるレベルでは無いような。。。湿気の酷さとカビは絶対無理です❗(>_<)読了日:03月27日 著者:群 ようこ体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! : クスリ…
ああああああぁぁぁぁぁああああ!!!!! 辛い、 痛い、 髪の生え際に嫌な汗が出てくる・・・・。 やってしまったよ~(>_<) 瞬間そう思った。 ”グリュッ”という、 得も言われぬ食感。 ・・・・・ 咀嚼中に舌を噛んだよ、 それも相当強く。 たちまち血が溢れ、 錆びた鉄のような味が口いっぱいに広がる・・・・。 ・・・・・ なんだろう? 昔から口の中をよく噛んでは口内炎を発症させていたんよね。 噛み合わせは必ずしも悪くは無いと、歯科医は言っていたけど・・・・。 では原因はビタミンB2の不足か? その原因は連日の深酒の所為か?? ・・・・・ 確かに、 10日以上連続で飲んでいる。 身体も怠かったよ…
ずっと欲しかったARABIAのアベックプレートを買いました😆💓小林聡美さんの映画「かもめ食堂」で見てからずっと憧れていたお皿~✨ ARABIA アラビア 24h Avec アベック プレート 26cm ブルー お皿 皿価格: 3950 円楽天で詳細を見る 一番最初に乗せたのは、映画のマネしておにぎり🍙これがやりたかった😄 北欧のお皿だけど、この青といい模様といい、不思議と和食に合うんです。どんな料理も美味しそうに見せてくれるのでホントおすすめですよ。 いつもはラップで適当に握っちゃうおにぎりも、こうしてお皿にきちんと乗せると、ミドリと夫の食いつきが違いました✨ そういえば、「かもめ食堂」は映画…
こんにちは、みほーりーです。 最近、たくさん本を読むようになりました! 昨年と比べて、週に2~3冊くらいとかなりペースが上がって読書をしている気がしますよ!このような習慣になった理由としては、朝活を始めたことや隙間時間をうまく活用しようと考えたこともあるのですが、一番の理由は図書館を活用することになったことだと思います。 言われてみれば身近で当たり前な存在だと思いますが、実はあまり活用できていないのが図書館ではないでしょうか。今回の記事ではそんな図書館がおススメしたい理由を紹介したいと思います。 目次 持ち物を少なくしたい!~ゆるミニマリスト~ たくさんの本を二週間レンタルできる 好きな著者を…
ワタクシ「のそら」の 好きなことをいくつか紹介します。 好きなこと 写真を撮ること このブログに使っている写真は自分で撮ったものです。 季節の花の写真を撮るのが好きです。 旅先の写真を撮るのも好きです。 宙玉写真も少し撮ってます。 ビー玉の入ったレンズで撮る写真です。 読 書 本を読むのが好きです。 活字中毒者かもしれません。 最近は 電子書籍を購入することが多かったですが 退職を機に 図書館をおおいに利用しようと思っています。 群 ようこさんとか 益田 ミリさんとか 心が軽くなるような ホッとするような 作品が好きです。 上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズも好き。 旅行に関する文を読むのも好…
こんばんはーヽ(*´∀`)ノ 今日のお話は! 「新しく万年筆インクGETしました!ANGERS Original INK カンタレッリ!黄色だよーーーー!!!(ノ≧∀≦)ノ✨」 私、ミドラーとして、グリーン系の手帳や、万年筆インクを集めていますが! 黄色もすきーーーー!!!♡♡ なんです(♡>艸<)♡♡(笑) それでね! 新しく黄色の万年筆インクをGETしたわけです<(*¯꒳¯*)>✨ もう、ずっと欲しかったインクなんですよ!!✨ 私のブログを長く読んでくださってる方は、お気付きかもしれません!! もう前から、黄色の万年筆インク持ってるじゃんって!!(笑) ブログでも紹介したこのこ!! ↓ y…
心配性で困る。 自分のあの言葉が相手を傷つけていないかという心配。 返事が来ない相手に何かあったんじゃないかという心配。 書かなきゃよかった、言わなきゃよかった、訊かなきゃよかった。 ま、どの心配も徒労なのだけど。 年上の女性が書いた本が好き。 田辺聖子、森瑤子、山田詠美、沢村貞子、岡本敏子、向田邦子、渡辺和子、群ようこ…。 家族から「最近イライラしてるね」と言われ、自覚が無かったのでちょっとゆっくりしようと思った。 休日に、自分が楽しいことを探しに出かけたら、本屋と整体と子どもの頃暮らした町のお散歩になった。 本屋で田辺聖子さんの『上機嫌な言葉366日』を買って帰る。 「おもろいオナゴはんは…
まだ読んでいない本が何冊か溜まっている。 これで何日も引きこもりできる。 そう思うことが楽しい。 買ってみてもどうもページが進まないで放ったかされる本もある。 すごく忍耐を要する本でも最後まで読める本もある。 今回は好きな作家さんの本をまとめて買った。 群ようこさん、吉永南央さんと 真梨幸子さん 真梨幸子さんはイヤミスの女王で全然世界が違うのだけど 私の中の表と裏でちょうど釣り合うのである。 闇がふつふつしてきたら彼女の本で発散。 さぁ、今日も頑張ろう。
2021年3月に読んだ本は12冊です。 ☆4以上のものを紹介します~! ①「モノが私を助けてくれる」本多さおり 本多さんのモノ選び、参考になります! ②「私の財産告白」本多静六 「 人生最大の幸福は職業の道楽化。金は道楽の粕。」 なるほど~。 働くことが道楽になる人生は最高だろうな~。 ③「ゆるい生活」群ようこ 群さんは具合が悪く、漢方薬局で診てもらったところ、水分の取り過ぎだったよう。 世の中では水分を多く取れ、取れいわれているが、その人それぞれの体質によるので、自分の体質をよく見極めないといけないんだな。 私も水分取り過ぎかもしれない。 ④「チーズはどこに消えた?」スペンサー・ジョンソン …
先週刊行された本から気になった本をピックアップする今週注目おすすめ15冊です。 今回は文芸作品では東川篤哉さんの執事探偵×令嬢刑事のミステリ、新章始動『新 謎解きはディナーのあとで』、平岡 陽明さんの地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語『道をたずねる』、秋吉理香子さんの家族の絆がしみる群像劇『息子のボーイフレンド』、甘い記憶と苦い現実を味わう大人のラブストーリー『30年目の待ち合わせ』などが刊行になっています。 また有刺鉄線の内側で妻を想い続けた医師が、大戦が終わる直前の収容所内で綴った『アウシュヴィッツで君を想う』、手記本作り&文芸に関わる人々=文芸ピープルを取材したルポ・エッセイ『文芸…
群ようこ『福も来た パンとスープとネコ日和』の感想です。 1作目の『パンとスープとネコ日和』の続編。 1作目の感想は別記事に書きました。 www.yoriyoihibiwo.com 1作目も2作目も、ドラマとは、またちょっと違う感じで、面白かったです。 (以下、ネタバレ注意です。) なかなかペットロスから抜け出せないアキコさん しまちゃんのよさ コーヒーを出さないことを、もどかしく感じる なかなかペットロスから抜け出せないアキコさん 1作目を読んだとき、ドラマと違って、主人公のアキコさんの感情が揺れ動くさまが、がっつりと書かれているように思いました。 続編の『福も来た』も、ほのぼのだけだけでな…
これで暮らす 群ようこ 角川書店 明けゆく毎日を最後の日と思え 玉村豊男 山と渓谷社 処女の道程 酒井順子 新潮社 スピーカー技術の100年Ⅲ 佐伯多門 ピアノの世界 那須田務 学習研究社 東洋を踊る崔承喜 李賢晙 勉誠出版 心不全 小室一成 主婦の友社 服は、あなた。 政近準子 マイナビ 私的読書録 堀江敏幸・角田光代 新潮文庫 ヨガをやろう! ヘッセ杉山ナオコ ベースボール・マガジン社
4/01 エリエット アベカシス「30年目の待ち合わせ」早川書房/ISBN: 9784152100122*1 4/01 デイヴィッド・ゴードン「続・用心棒」ハヤカワ・ミステリ/ISBN: 9784150019662*2 4/05 群ようこ「小福ときどき災難」集英社/ISBN: 9784087717457*3 4/05 松家仁之「泡」集英社/ISBN: 9784087717365*4 4/07 東野圭吾「白鳥とコウモリ」幻冬舎/ISBN: 9784344037731*5 4/09 ベサニー・ベネット「復縁は甘くひそやかに」原書房ライムブックス/ISBN: 9784562065417*6 4/10…
益田ミリさんの本はとくにエッセイが好きだ。 イラストと文章に優しさと穏やかさが感じられる。読んでいて安心する。 この本は前にも借りたことがあったかも…(記憶が曖昧でごめんなさい)。 エッセイといえば、群ようこさんの本もたくさん読んできた。 私は気持ちがちょっと弱いところがある。 強くてまっすぐな群さんの本は、読んでいると勇気が貰えた。 通っている図書館の「群ようこ エッセイ」はほぼ読破したかもしれない。 他には(敬称略)山崎ナオコーラ、吉本ばなな、山田詠美、江國香織あたりの新刊はチェックするようにしている。 男性作家はジャンルごとにちがう。 仕事のことについて考え始めたここ最近は、(こちらも敬…