作家/エッセイスト。
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。大学卒業後は6回の転職を経て本の雑誌社に入社。同社在職中に『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社、角川文庫)を上梓、ほどなく作家として独立。このときの話は『別人「群ようこ」のできるまで』(文春文庫)に詳しい。 書評エッセイや日常生活に関するエッセイが得意。
など多数
群ようこ ネコと昼寝 れんげ荘物語 (2017年1月18日)れんげ荘シリーズの第3弾となります大手広告代理店を45歳で退職したキョウコ月10万円で80歳まで暮らせるぐらい貯金しましたキョウコは都心にある古いアパート「れんげ荘」に月3万円の家賃で暮らしています都心で3万円ですからアパートは非常に古いトイレ、シャワーは共同、そして冬は寒く夏は虫が入って来て建物の中に暮らしていてもアウトドアのような暮らしですアパートにはキョウコの他にキョウコより年上のクマガイサン、旅人のコナツサン、背が高くて美人のチフユサンが暮らしています退屈しのぎに始めた刺繍は完成しましたが次の物を作るという気にはならなかったよ…
群ようこ 働かないの れんげ荘物語 (2013年8月18日)れんげ荘シリーズの第2弾となります大手広告代理店を45歳で退職したキョウコ月10万円で80歳まで暮らせるぐらい貯金しましたキョウコは都心にある古いアパート「れんげ荘」に月3万円の家賃で暮らしています都心で3万円ですからアパートは非常に古くてトイレ、シャワーは共同、そして冬は寒く夏は虫が入って来て建物の中に暮らしていてもアウトドアのような暮らしですアパートにはキョウコの他にキョウコより年上のクマガイサン、旅人のコナツサンが暮らしていますキョウコは48歳になりましたアパートの住人だったサイトウクンがアパートを出ていき空き室になっていました…
群ようこ れんげ荘 (2009年4月8日)大手広告代理店を45歳で退職してこれからは貯金を切り崩して月10万円で暮らしてい行こうと(貯金生活者)月3万円の古いアパートれんげ荘にくらしはじめたキョウコ(80歳までは暮らせるぐらい貯めたようです)梅雨のころはカビだらけ、夏は暑くて蚊の攻撃、冬はすき間風がビュービュー同じアパートには飲食店でバイトするサイトウクン、年配のクマガイサン、旅人のコナツサンが暮らしています今まで体験したことのない環境でどんな暮らしが始まるのでしょうか、、素朴に面白かったですこの後のキョウコがどんな暮らしが展開して行くのか興味があります似たような暮らしをしてきたからでしょうか…
愛らしい縞模様のおやじ猫との触れ合いを中心にユーモアあふれる言葉で描かれているエッセイ集。 猫を飼っる作家、群ようこならではの視点で 猫はねこの都合でそう思ってるだろうなって視点もあり気ままな猫の生態に共感の嵐。 おやじネコのお出会いから別れまでの絆もグッと来ましたし 猫の自由気ままな様子やふとした時の表情を捉える群さんの言葉選びが絶妙クスッと笑える笑えるエピソードは素敵。 猫と共に生活する幸福なんですよね。
群ようこさんの 「雑草と恋愛」 を読みました。 れんげ荘物語シリーズの第9弾です。 キョウコさんの生活は変わりなし。 相変わらず無職で 貯金を取り崩しながら 月10万円生活を続けています。 - 物語はお正月から始まります。 前作「しあわせの輪」(れんげ荘物語第8弾)もお正月からでした。 hinemosunotarifire.hatenablog.com 前作の1年後のお正月。 と言うことは キョウコさんは56歳ぐらいかな。 年金はまだで貯金生活者のままです。 1年前のお正月は実家で兄夫婦と甥っ子姪っ子と過ごしたのに 今作では甥っ子も姪っ子も実家に帰ってこず シニア予備軍(兄夫婦とキョウコさん)…
1.西の魔女が死んだ 著:梨木香歩 bookmeter.com タイトルから、ファンタジーかな〜?と思って手に取ったけれど、全然違った。 主人公のまいが学校に馴染めず、しばらくおばあちゃんと一緒に田舎で生活するストーリー。 早寝早起き、たくさん食べる、よく遊ぶ、なんでも自分で決める。 魔女になるための修行。 自分の居心地のいいところに、「逃げてもいい」というメッセージが印象的だった^^ 大学の授業で(なんの授業やったかは忘れた)、人間は毎日が選択の連続です、と言われたことを思い出した。 当たり前だと思うことも、実は自分で選んでやっている。 朝起きるか、起きないか。(大抵の人は起きる) 学校に、…
わたしはその昔まだ学生だったころ、大きな本屋さんでアルバイトをしていたことがある。 今でも当時の店長との面接のことを少しだけ覚えている。店舗の広さの割には狭い事務所で好きな本の話を聞かれた。よしもとばななさんの「キッチン」の中に収録されている短編小説の「ムーンライト・シャドウ」が大好きだったので、その話をしたはずだ。 一通りの話が終わったあと、丸い眼鏡をかけた店長は、座ったままテーブルに両手をつき、一呼吸してから言った。「じゃあ、ここまでお話を聞いてお断りする理由はこちらには何もないので、すぐに働いてください」採用に関しては後日改めて電話で連絡があると思い込んでいたわたしは、その場での”合格発…
「どちらにせよ生きていくということは、 おもしろいけど大変なことなのですね」 『山のトムさん』 小林聡美,市川実日子,光石研,高橋ひとみ,伊東清矢,佐々木春樺,ベンガル,もたいまさこ 2015/上田音 4人と1匹の 田舎暮らしの おはなし。 www.youtube.com 田舎の民家で暮らす ハナと その甥アキラ、 トキと その娘トシ。 庭一面の畑からは野菜、 ニワトリからは卵、 ヤギからは乳をもらって 自給自足に近い生活をしている。 そんなある日、 家に住み着いたネズミに 悩まされたことで 猫のトムも 家族に加わることに… ■□■□■□■ 翻訳者でもあり 作家でもある 石井桃子の作品が ベー…
昨年読んだ「老いと収納」に続き、長年の生活でたまり溢れ出したモノを必然に迫られて捨てなければいけなくなった著者の奮闘が描かれています。 「老いと収納」ではマンションの大規模修繕工事がきっかけに。今回は愛猫が亡くなったこと、今の家賃を今後も払い続けることの不安から、もう少し家賃も広さもコンパクトなマンションで暮らしたいと思ったこと。 そして引っ越し。またもや必然的に物を捨てなければならなくなるという話。 特に大変だっただろうと思うのは本の整理。作家である著者が本を整理することはとても辛いものがあっただろうと思います。そして結局「今読みたい本」だけ残すことに。でもこういうルールを作るとやりやすくな…
「この服、まだ着れそう…」 そう思った時、実際に着てみると本当に必要かどうかが分かるらしい。 服は体が入ればいいというものではありません。 身体に合っているか?体と服のパターンなど自分に合った服なのか?を見極めると、本当に必要かどうかが見え、今必要な物だけ残すことになり、残りは処分できるかもしれません。 【捨てたい人捨てたくない人】あらすじと感想 捨てられない姉 捨てさせたい妹 息子の嫁の後始末 本好きとフィギュア好きの新居問題 溜め込みすぎる母 夫の部屋 【捨てたい人捨てたくない人】あらすじと感想 捨てられない姉 捨てさせたい妹 43歳・独身のトモコは引越しのために、洋服を処分しようとします…