先月ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員ら8人は、本日(1月8日)、石破首相と官邸で30分面会しました。 2分ずつ各々の経験や核不使用の重要性、政府への要望を伝えました。首相は今年3月にアメリカで行われる核兵器禁止条約締約国会議(以下、核禁会議)へのオブザーバー参加や原爆被害への国家補償などの要請には直接答えず、「核兵器のない世界をめざすということでは同じ」などと面会の公開中には発言していましたが、非公開場面では、核を巡る国際情勢を引き合いに「現状はやむを得ない」、と核抑止の必要性を語ったとのことです。 おやおや? 10月15日の衆議員選直前には、…