1500年代の頃、「馬車」を意味する「Coach」という言葉から、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味が派生したところに由来します。
その後、受験指導をする個人教師のことを「コーチ」と呼ぶようになり、さらにその後、スポーツの分野でも指導者のことを「コーチ」と呼ぶようになりました。1950年代の頃、マネジメント分野で「コーチ」という言葉が使われたといわれています。
1992年にアメリカでコーチの育成機関が出来、1996年に国際コーチ連盟(ICF)が設立されました。連盟には20カ国、120の団体が加盟しています。日本では、1999年に日本コーチ協会が設立されました。協会は2000年にNPO法人認定を受けています。
コーチは、クライアントが自ら望んで行動をおこせるように、対話を通してサポートします。
カウンセリングやティーチング、コンサルティングなどとは、クライアントに対する働きかけが異なります。
各育成機関や個人で、コーチに対する定義はさまざまと言わざるを得ない状況ですが、国際コーチ連盟や、日本コーチ協会の倫理規定は指針として重要な意義があると思われます。
日本の主な育成機関
コーチ・トゥエンティワン
CTIジャパン
コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法 (Best solution)
主にスポーツにおける指導者の事。
大きく分けてヘッドコーチ、アシスタントコーチなどがある。
東急コーチのこと。
→COACH