史実に材をとったフェミニズム映画。 クリップを見てブリティッシュ作品のいつメンか...とめげてはいけない。 構造的に作られた「女の敵は女」がまた見世物にされると見せかけて、荒削りのシスターフッドで父権にF-CK OFFを突きつける。 『レ・ミゼラブル』と同様、英語の侮蔑語の豊かさ(?)に惹きつけられる。証拠押さえに加わる町の中高年女性たちが感激しぃでなく「一丸となって!」感を出さないところが好き。ローズと娘が再会する感動シーンでも無表情だし。この映画の体制側の枠組みは一応カトリック(箴言3章をああいうさばきに使うのよくない)。昨日、バチカンが性別適合手術に反対の立場を表明したのは心底げんなりし…