35ミリやAPSなどの「フィルム」を使用するカメラの総称。 デジタルカメラの「対義語」としての総称は完全に定まっておらず、「銀塩カメラ」と呼ばれることもある。
自分がこの世に生を受けたのは昭和30年代中期。 終戦からたった15年しか経ってないんだけど戦争の面影はまったく記憶にない。 もちろん今より街は洗練されてなかったし、清潔感もなかった。 東京上野に生まれた。 上野駅ではタオル被った靴磨きのおばさんがサラリーマンの靴を磨いていた。 決まってそのサラリーマンたちは煙草を咥えていた。 沢山の線路が並行して走っている奥に、蒸気機関車が何台も煙を吐いていた。 それは自分の幼少期の記憶で3〜4歳くらいのことである。 親が千葉県の船橋市に家を購入したので、それから大学卒業するまでの青年期はここで過ごすことになる。 大体1970年くらいから1980年くらいまでの…
こんにちは!春真っ盛りですね!天気が晴れたり曇ったり…。 快晴の日がなかなかない中で、浜名湖花博をフィルムカメラと最新デジカメで撮り比べてみました。 Nikon ZfNIKKOR Z 40mm F2 (SE) CONTAX G2Carl Zeiss Biogon F2.8/28mm T* G CONTAX G2Carl Zeiss Planar F2/35mm T* G Nikon ZfNIKKOR Z 24-120mm F4S デジカメもフィルムカメラも、どちらも良き。花博会場にはフィルムカメラを持った人は私以外、誰もいません。皆さん、当たり前のようにデジカメかスマホ。仕方ないですね。 Ni…
休みを利用してフィルム撮影と自家現像を行うことにした。 実はここのところ(コロナ禍以降)すっかりフィルムから足が遠ざかっていたのだが、冷蔵庫を開けるたびに目に入るフォマパン群がどうにも気になっていた。これは安い時にまとめ買いをしたものだが、120が10ロールもある。今なら1万円を超えるだろうか。 意を決して(というほど大袈裟なものではないが)まずは重い腰を上げて撮影に取りかかる。 Foma Fomapan 100 クラシック 白黒ネガフィルム 120ロールフィルム 幅60mm FOMA Amazon カメラはLUBITEL166とHOLGA。順にみていこう。 LUBITELは旧ソ連のLOMO(…
RICOH R1 , ILFORD HP5 PLUS , 新橋 こんにちは!!こーちゃんです! 今回は、前回紹介したちぇぶさんから頂いた、 ILFORDレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)のHP5 PLUS SINGLE USE CAMERA からフィルムを抜き取りRICOH R1で撮影したものです!!
Olympus PEN F , Olympus F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 , ILFORD ILFOCOLOR , JR中央線 , 中野駅 こんにちは!!こーちゃんです!! 今回はハーフサイズカメラとして珍しい一眼タイプで人気が高いOlympus PEN Fと 使い捨てカメラのILFORD ILFOCOLOR RAPIDの中からフィルムを抜き出したフィルムを使った作例紹介です!
こんにちは、k-nightです٩( ᐛ )و 一気に春が過ぎ去った感が否めない。 自分の過去って思い返すことありますか? 私はかなりあります。 あの時こうだったな。もっとこうしてればな。 後悔もたくさんあります。 自分は写真を撮ること、作品に残すことが好きなので 写真に感情が出てくること、その時の自分の環境だったり影響を受けがちです。 試しに十数年前の作品を。 自分の中で一番目に見えるものが新鮮で輝いてて いろんな景色を、いろんな形で残したい作品にしたいと思ってた時期。 まだまだ学生であらゆることが楽しく、新鮮でした。 続いて現在。 すっごくリアルに近い写真を撮るようになった。 何もかも新鮮だ…
*** 一生モノ、家宝にするつもりで買ったLeica M6。中古とはいえ当時22万円ほどのprice。こんな高価なフィルムカメラを買ったのはキヤノンEOS-1VHSを予約購入して以来だったか。しかもとうにデジタルが写真界の中心になっているにもかかわらず、である。 レアものや古すぎるものをコレクションする趣味は自分にはないので、このM6は気に入っていた。…のだが、ちょっとした不具合があって購入して1週間もしないうちに僕の手元から去っていった。この写真のサラリーマンのように、パッと目前に現れ、フワフワと漂い、僕の脳裏に確かな印象を残しながら、ほの暗い路地の向こうにスッと消えていったのである。
*** 低く差し込む冬の光、街路樹の影。 その中にたたずむ一羽のカラスの姿に、反射的にシャッターを切った。
久しぶりの三連休をのんびりと、というよりウダウダと過ごしています。天気があまり良くないせいもありますが、外に出ると寒さが身に染みます。日課の散歩を終わらすと、パソコンの中に溜まっている写真の整理などをやっていました。昔のフィルムカメラでなくなり、無造作にシャッターを押すようになってからすごい勢いで写真が増えていくので、明らかに失敗したものや同じような写真を消したりしました。フィルムカメラの頃は現像とプリントで大体2、3千円していたような記憶があります。旅行をしていて良い景色があっても、この程度の景色では現像代がもったいないからシャッターをきらないこともしばしばだったし、失敗しないように一撮入魂…
前回はこちら ILFORD FP4 PLUS 今回のお供 前回はこちら take9-htn.hateblo.jp 5月に入り、いよいよ開催まで1ヶ月をきってまいりました『国産中判フィルム写真展』! amemiya-hair.tokyo 特設サイトもできて、準備のほうも大詰めを迎えている…のか!? このようにDMも完成して、都内のカメラショップを中心に配布が始まっています。 行きつけのお店で見かけたら、ぜひお手に取っていただければ! 今回もDMのイラストとデザインは、うちのおかあちゃんにお願いしました。 …さすがやで、おかあちゃん。惚れ惚れするプロの仕事。…好き。 www.studio-so.b…
先日、シン・ゴジラ:オルソとゴジラ-1.0/C(マイナスワン/マイナスカラー)という2つのモノクロ映画を見ました。どちらもAmazonプライムの配信をテレビで見ただけですが…情報をキャッチしたのが遅かったので仕方ないものの、劇場で見たかったなぁと思わせてくれる映画でした。 個人的により好きだったのはシン・ゴジラの方。全てのシーンでモノクロの良さが溢れている!という訳ではありませんが、めちゃめちゃトーンが綺麗だなぁと思うシーンがいくつもあって「もしかして最初からモノクロ意識して撮影したの?」と思うほど。逆に「ああこのシーンはモノクロフィルムで撮ってもいい結果にならないよねぇ」という部分も再現され…
*この記事は『響け!ユーフォニアム 3』第五回「ふたりでトワイライト」のネタバレを含みます。 第5回「ふたりでトワイライト」より引用 ©︎武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024 anime-eupho.com www.youtube.com 京都アニメーションの代表作として高く評価される,武田綾乃原作/石原立也監督『響け!ユーフォニアム』。シリーズ3作目となる今作では,主人公・黄前久美子らが高校3年生となり,いよいよ物語も終盤を迎えつつある。このいわば物語の時系列の終端において,新たな“異分子”として登場するのが黒江真由というキャラクターだ。今回レビューする第五回「ふたりでトワイライト…
半島で盛業中の個人病院に月1で行けば、聴診器で心音聞いて一言「薬出しておくから」の2.3分でもない「30秒診察」に、地方医療の激務さ(?と言っておきます)を見たへき地県境民です。 今から38年前の1986(昭和61)年、転職直後の離職で幸運にも実現した長旅。 「旅と鉄道好きが一生に一度多くの国を訪れる」条件に合致したのは、当時東西に分かれていたヨーロッパでした。 7月21日(月) フランス⇒スイスから小国リヒテンシュタインを抜けてオーストリア滞在19日目。 (地図と写真と小文字の文章はグーグルマップより) 本日はいったんスイスへ戻り、夜行列車でオーストリアへ戻ることになりました。 インスブルッ…
黄金の光と消えない影を共に宿して、ふたり黄昏を行く。 毎度おなじみあがた祭り回……というには、湿った薄暗さが静かにこちら側に迫ってくる、奇妙な緊張感のあるユーフォ三期第5話である。 前回求くんの抱えた課題を乗り越え、いよいよコンクールに向けて本格始動! ……と、勢いだけで突っ走るには、三年生になってしまった久美子周辺の空気は重たくて。 部長として頼もしく吹奏部内の問題を乗り越えていても、簡単には決めれず進めない”進路”の重さを画面に乗っけて、ジリジリ重たいエピソードとなった。 もう一方の端に、久美子(≒滝昇によって全国レベルまで引き上げられた北宇治吹奏楽部≒この物語それ自体)が信じる『一丸とな…
本アンソロジーの著者のひとり、山本弘サンが今年三月二十九日に逝去されたとの報に接し、まだ読んだことがないかったので、何冊か読もうと考え、最初に読んだのがこれです。 www.hayakawa-online.co.jp (1) [B! 訃報] 作家・山本弘氏ご逝去| [B! 訃報] 作家、ゲームデザイナー山本弘氏逝去のお知らせ www.yomiuri.co.jp 山本弘 (作家) - Wikipedia 私の脳内で、山本サンが空想科学読本を書いたことになっていて、『磯野家の謎』『サザエさんの秘密』的な、同人でやればいいような内輪受けを商業ベースでやる時代についていけないものを個人的に感じていた、と…
修理後使ってみた結果は△。近接でピントを外していました。露出、コマ送りなどは問題なし。レンズ清掃後のピント調整がうまくいっていなかった模様。フィルム巻き上げ音がうるさいけれど以外に使い勝手がよくもっと写ってほしい、もっと撮りたいとの欲がでてきてしまいました。 固定焦点なので再調整時、オリジナルと同様の位置に合わせると無限が甘くなりそうで…。 私の出した結論は…、邪道ながら「ゾーンフォーカスに改造する」でした。前玉を固定しているイモネジ3本を緩め、前玉が固定されているネジを利用しています。緩めたイモネジが脱落したにように処理もしました。 セレンのレンズの印は時計まわりに青:0.…
4月17日の日比谷公園で撮影した写真。 今年は120周年と言うことで何か工事しており 松本楼前のネモフィラやチューリップはなし。 ユリの花は順調に生育しているが、 まだ花が咲くほどではない。 ゴールデンウィーク前に藤棚をのぞいてみたが 全く咲いていなかった。 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS1/1000 F5.6 ISO200 LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.は携帯性に優れたパンケーキレンズだが、 近い画角に神レンズと評判の LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 A…
ダブルガウス構成のレンズは、特殊レンズを投入しなくとも、収差の補正が可能です。 ボケはきれいになります。 レンズ中央の画質は良いですが、周辺の画質はあまりよくありません。 ダブルガウスレンズは、フィルムカメラ時代に、量産されました。 ダブルガウス構成のレンズは、レンズの枚数が少ないので、抜けのよい画像になります。 最近のレンズは、特殊レンズを投入して、レンズ枚数の増加を気にしません。 レンズの枚数を増やして調整することは、料理で言えば、調味料を多種類加える方法です。 カレーや、シチューのルーをつかう調理法です。 料理では、調味料の種類を増やすと、素材の特徴や違いがわからなくなります。 刺身にな…
甲辰年三月晦日。気温摂氏16.0/20.9度。雨模様のなか家人と横浜桜木町。大型連休も明けたのを見計らひ神奈川近代文学館へ。四年前に帰国してこちらで最初に見たいと思つたのは2021年秋の樋口一葉展だつたが実際に訪れたのは2年前の春の吉田健一展と立て続けに初夏のドナルド=キーン展だつた。昨春に小津安二郎展あり1年ぶり。天候不順。桜木町駅でタイミング悪く20分以上待つて(横浜は強風で最大19.2mの風)横浜市営バス20系統で港の見える丘公園に上がる。神奈川県近代文学館。 橋本治といふイラストレーターがゐることは知つてゐたが何といつても『桃尻娘』のシリーズを同世代的に読んでゐた世代なので橋本治=桃尻…
2023年3月14日に 千葉県 印西(いんざい)のショッピングセンター「BIG HOP」に行った時の写真です。 使ったカメラは カシオ ZR-15。 うさちゃん これ、BIGHOPのキャラクター 駅に近いほうは 閉まってる店舗が多い いちばん端まで来た 怪しい花 春だけど 紅葉 また戻ってきて ショッピングゾーンへ 観覧車の下 化石を真似したもの 恐竜の中は 子供なら入れる BIGHOPに「セカンドストリート」の すごく大きくて 綺麗な店があった。 おぉ、これは買っておこう。 ウータン・はるちゃん あとね、使うことは無いんだろうけど、 この「フィルムカメラ」をいじってたら すごくワクワクドキド…
Fujifilm X-T5 with Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 Xマウント 昨晩、いつも楽しく読ませていただいている、マップカメラさんの公式blog「THE MAP TIMES」で、私の大好きなレンズ、フォクトレンダー NOKTON 35mm F1.2 Xマウントが特集されていたので、 「同じレンズでどんな人がどんな写真を撮っているんだろう?」 とワクワクしながらページに飛んでみると・・・・ news.mapcamera.com そこにあったのは、私の写真でした!(笑) しかも、3作品も!(マップカメラさんありがとうございます!) 実は、今年に入ってから、作品を…
今回のGWは時間があったので意識的にフィルムで撮る回数を増やしてみたが、デジタルと違いやっぱり撮った後の充実感があるというか。やっぱりいいなと。 これからも暑くて出歩けなくなるまでは、フィルムで撮る回数を増やしていくつもり。 ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中フィルムカメラ ランキング参加中フィルム写真 ランキング参加中単焦点が好きだ! ランキング参加中OLD LENS ランキング参加中写部
smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED[IF]の特許データについて 本レンズは(121)で紹介したフィルム時代の旭光学のユニークな魚眼ズームをAPS-Cサイズデジタルカメラ用に改良したレンズとなっている。ペンタックスの場合、ミラーレスではなくミラーのあるAPS-Cサイズの一眼レフであるためよりバックフォーカスを稼ぐ必要があり、フィルムカメラより焦点距離を短くしたものとなり、新設計となっている。このため、レンズ枚数も増えている。本レンズの特許は、ペンタックス株式会社(当時)の伊藤孝之氏とオリジナルの設計者でもある平川 純氏の特開2007-94371(出願2…
2024年に発行したネットプリントなどのまとめ。 記録として画像/PDF版を公開します。 発表時期の新しいものが上部にきています。 20240413 ネットプリント「生活」 20240323 ZINE「scrap 2021-2023」 20240413 ネットプリント「生活」 上期と下期それぞれ1回ずつは何らかのネットプリントを発行したい、という目標があります。とはいえ、その内容は都度検討というか、はっきり言ってしまえば特別何か計画的に考えてやっているわけではありません。 この上期のネットプリントも、本来はあと1~2ヶ月後くらいに何か出したいな、くらいに考えていたので、前々から計画していたもの…