痒みはピンポイントだ。自分は動けない。痒みを我慢するか、 他人に薬を塗ってもらうか、掻いてもらうかしかない。薬は痒いところを概ねカバーできる。 しかし、掻いてもらうとなれば、1センチ離れても本当の「ヒット!」と言えない。 痒み野郎はしたたかに潜んでいる。 おでき・腫れもの虫刺されがあれば目印になるのだが、意外と何もないところが痒い。 場所を伝えるのが難しい。眉上のように、痒みの近くに体の部位があれば伝えやすい。 伝え難いところほど痒くなる。 痒みは意地悪だ。 背中といって広い。 一般的に、首下から腰あたりまでだろう。 呼び名のあるのは、肩甲骨と背骨くらいしか知らない。「もうチョット右、左、上下…