やっと少しだけ風がさわやかになってきた9月下旬のある日。泉屋博古館東京へ。 学生時代に欧州をぐるぐるした際、同行した友が教えてくれたマイセンの美。買えるんだー、マイセンって。でも、すごくハードル高くて。あれからもう随分と時が流れたけれど、その芸術性、価値は変わらず、燦然と輝いているのです。名窯マイセン。ハインツ・ヴェルナー氏が生み出した「磁器芸術」の高みを存分に味わえる企画展です。アラビアンナイトをはじめとする、ヴェルナー氏が創造した名作の数々。繊細な絵柄や色。物語の世界観のかわいらしさ。見入ってしまいます。使える芸術。でも使うには恐れ多いし。日常に近いけれど、私にしてみればすごく遠い、芸術作…