鷦鷯。Troglodytes troglodytes 体長10cm程とかなり小型の野鳥(日本では最小クラス)。焦茶色の格子縞で地味な外見。 素早い動きと非常に大きな囀りで知られる。 スコットランド民話では、鷲の首に掴まって誰よりも高く飛んだ事により鳥の王に選ばれた事になっている。
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低山に新緑が輝く季節が到来。隙あらば山に行こうと目を光らせる日々です。今回は夏鳥との出会いを期待して奥多摩の御岳山に登ってきました。ミソサザイとオオルリの透き通るようなさえずりに、キラキラの黄緑色の木々、ロックガーデンの沢の流れる音…。もう家に帰りたくない!と思ってしまう程の気持ちよさでした。 御岳山はこんなところ ↓ www.ces-net.jp 見えた鳥・聞こえた鳥 オオルリ (天狗岩付近)ミソサザイ (ロックガーデン)アオゲラ (参道)カケスキセキレイ (御師集落)ホオジロ (長尾平)シジュウカラエナガメジロウグイス(👂)凡例: 😊はじめまして。👂聞こえた鳥。( )いた場所★記載がない鳥…
春本番直前。冬鳥と夏鳥の出入りがはじまったいつものお池周辺での、ここ最近の探鳥記録です。 寒の戻りで冬のような寒さが続いたこの1週間ほど。お池を散歩していたら、いつもはいないお客様のミソサザイとクロジが入っていました♩ まだ寒いからお山に戻るのを一旦やめて、お池に遊びに来てくれたのかな。 元気に跳ねるミソサザイ 水辺の石組みの辺りから地鳴きが聞こえたので、ウグイスいたーと目をやると、声の主は尾羽をピンッとあげた特徴のあるポーズ。 あれは!ミソちゃんではないですか!! 冬の間まれにお池に立ち寄ることがあるとは知っていましたが、実際に見るのは先日に続いて2度目。前回とはずいぶん離れたポイントでの再…
井原山山頂 新しい山の靴を買ったので、履き慣らしもかねて、早春の井原山に出かけました。 軽めに水無谷から山頂を目指します。 樹木は、まだ冬の様相にも見えますが、林床にはキツネノカミソリの葉が生い茂り、間違いなく春になりつつあります。 ケヤキの森 お気に入りの「ケヤキの森」も緑のじゅうたんです。 一面にオオキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)の葉 キツネノカミソリの葉っぱがこれだけあるということは、夏にはこれだけ花が咲くということですね 楽しみだけど、最近特に人出がおおいので、時季にはなかなか足が向きません。 きれいなキノコを見つけました。 ヘルメットのようなキノコ ちょっと調べてみたけど、名前がわ…
本日のおっさんぽ ヒレンジャク ビンズイ ミソサザイ https://www.youtube.com/watch?v=FTmdbgxrWsM
本日のおっさんぽ ミソサザイ https://www.youtube.com/watch?v=IlBe9q1Z7lY
2024年、今年最初の野鳥観察は野川公園に決めました。最近、51種類目の初見の野鳥が見れていないことに気づき、そろそろ見たいと思っていたところ野川公園ではイカルに会えると知って決めました。 野川公園も野鳥観察をするにはおすすめとネットでも評判でした 最寄駅は西武多摩線の新小金井駅。徒歩15分程度のところに野川公園があります。多磨駅からも徒歩15分で行けるらしいですが、新宿方面から来る人は新小金井駅で降りることになりますね。 新宿駅から中央線に乗ってJR武蔵境駅で下車、西武多摩線に乗り換えます。野川公園は東京都小金井市、三鷹市、府中市、調布市の区境あたりにあるという珍しい公園 新小金井駅に到着し…
久しぶりのミソサザイです。個人的にフォルムが大好きな鳥。 天気が悪くて、ぼんやりした写真ですが… (撮影地:札幌市豊平公園 2023/12/4) 最近古本で「鳥の名前」(東京書籍)という本を読みまして、名前だけでなく鳥の生態についても勉強になる中身でした。 さてミソサザイに名前の由来ついて。「ミソ」は溝のこと、「サザ」はささやか、「イ」は元来「キ」で鳥を意味する接尾語が変化したものと。 この「ミソ」が江戸時代に、誤解というか言葉遊びで「味噌」にされたようです。 でですねえ、ミソサザイに鳴き方や姿が似た鳥が、「シオサザイ」と呼ばれていたと。「味噌」に対しての「塩」で😄 では「シオサザイ」という異…
五合目からの富士山、快晴で気持ちよかった! またまた野鳥撮影の話です。ここはランニング関連のブログはずなんですが、なんで?と思われてる皆様。一応ご一緒したメンバーはUTMF完走者とか、ウルトラマラソンの経験者なんでOKという事にしておいてください。それに暑すぎて全然走ってないしね。野鳥観察の間の雑談では、富士登山競争の話をしたりしていました。既に私たちにとっては遠い昔の元気だったころの話題になっちゃっていますが^^; さて、野鳥観察に富士山五合目、奥池荘に行ったのは8月12日の土曜日、お盆の3連休の2日目です。自宅から電車とバスで4時間、遠かった!
この日、狙いは別の鳥でしたが見られず。 でも久しぶりにわたしの好きなカワガラスを見ることができました。 まあ、ずいぶんせわしなく飛び回っていましたよ。ペアでいましたし、口には虫をくわえてました。ということは、もうヒナがいるんでしょうか❔ さて、もう1種類、別の鳥が来てくれました。 あの小さな体で大きな声で鳴くと聞いていましたが、そのシーンを今回初めて見ました。 ミソサザイです。 フォルムに色味、おしりをフリフリする動作もカワガラスとかぶってるけど…。撮れたんですから仕方ないです💦 そして、実はミソサザイもわたしの好きな鳥なんです。 小さな川沿いでの鳥見。きれいな水が流れる音にも癒されて、いい鳥…
金剛山麓 5月11日(木) 今日はミソサザイが見たくて、金剛山へ。 登山道(伏見峠ルート)を少し登るとさえずりが聞こえだしました。 せせらぎの音ときれいな鳴き声が交わり、 なんとも言えない自然の音楽を聴いているようでした。 苔草を巣へ運んでいるミソサザイもいました。 産卵はまだで、巣を作っているようです。 川の水が透き通っていました。 あっちこっちでさえずるミソサザイです。今日は4、5羽見ました。 小さい鳥ですが、鳴き声が大きいのですぐ見つけることができました。 ミソサザイ道を過ぎるとカケスが出てきてくれました。 今日見たカケスは、低い山の斜面を動き回っていました。 同じ目線の高さまで降りて来…
金剛山麓 5月9日(木) 金剛山麓に行ったのもミソサザイの元気のいい囀りを聞きたかったからです。 大きく口を開き、胸を張り尻尾をピンと立て 高らかに鳴いているミソサザイを何匹も見つけました。 小さな体(鳥の中では最小クラス)なのに渓流に響き渡るほどの声で鳴いています。 聞いていて気持ちがいいです。元気をもらえます。 苔を咥え巣作りをしているようです。 www.buraripurari.com www.buraripurari.com
金剛山麓 5月9日(木) 今日は、海ではなく山の鳥、カケス です。 金剛山は一年ぶりですが、昨年と一緒の場所でバードウォッチングです。 今朝、金剛山の山頂は2度との冷え込みで、とても寒い朝でした。 10時ごろ登山者が行き来する林道脇でカケスを見つけました。 人馴れしているのか?採餌中だからか、普段警戒心の強いカケスですが、 近くで見ることができました。 カケスは雑食性です。ドングリも食べれば、虫も捕らえ食べます。 林道の渓流沿いを右、左と飛び餌を探しているようでした。 綺麗なブルーの羽が目立ちます。 カケスをブルージェイと呼ぶ理由が理解できます。 ジェイジェイと鳴くカケスですが、鳴き声を聞くこ…
午前2時、金時山から乙女峠に向かう途中にみつけました。 去年も同じ場所、同じ時期に同じようにつぼみで発見してます。 ヤマシャクヤクです。結構目立つ場所なので盗掘されないでいてくれて良かった。 明るくなってくると、タニギキョウやヤマルリソウなど小さなお花も咲いているのを見たけれど今回は花に立ち止まる余裕なし。(背の低いマメサクラみたいな白い花をいっぱいみたけどなんだったか?) 三国山に向かってヒイコラ登るので精一杯。 けれど鳥の声には反応してました。 まずは聞きたかったコガラの声! 他のカラ類より標高の高いところにいて、冬もそんなに低いところには下りてこない。 なので今年初です。 シジュウカラ、…
鈴北岳の基本情報 鈴北岳〜御池岳で出会った生き物 シマリス ヒガラ シジュウカラ ミソサザイ 鈴北岳から御池岳へ行ってきました。コースは鞍掛峠から鈴北岳へ、そこから真の池を通って御池岳コグルミ谷登山道へ合流、下りはそのままコグルミ谷登山道を通って下山しました。 先月は御池岳をコグルミ谷登山道で往復するコースで登りました。リスやアナグマに出会いとても面白かったのですが、今回の鈴北岳から御池岳への周回コースもまた眺望も良く、カルスト地形も堪能できておすすめです。 鈴北岳の基本情報 標高 : 1182m 場所 : 滋賀県東近江市 三重県いなべ市 駐車場 : 有り(鞍掛峠登山口、鞍掛トンネル西口、東口…
5月5日に奥多摩の御岳山へ行った話の続き。標高929メートルの山頂のすぐ下から急斜面を下って七代の滝を見たところから。 peepooblue.hatenablog.com 七代の滝。 七代の滝から岩場に架けられた鉄の階段や露出した木の根っこを足掛かりにして急斜面を登り、天狗岩に出る。巨岩の上に天狗が祀られている。 この付近は個人的にはオオルリウォッチングのポイントになっていて、今回も期待していたのだが、声が全く聞こえない。さえずりがなければ探しようがないので、そのまま歩き続けるほかない。 これは去年のオオルリ。 人が多い天狗岩は素通りして、再び下っていくと、七代の滝の上流部にあたるロックガーデ…
(とても小さいヒガラ) 4月は野鳥達のバトンタッチの季節。冬鳥・漂鳥・夏鳥たちが一堂に会し、囀りながら季節の引継ぎをにぎやかに行います。とても貴重な観察機会が生まれ、お得な気分になります。
5月5日、新緑と夏鳥をめあてにどこか山へ行こうと考え、とりあえず御岳山へ行くことにした。 朝4時半の月。 4時前に目が覚めたので、小田急の始発で出かけ、南武線、青梅線を乗り継ぎ、6時57分に御嶽駅に着いた。すでに登山客がたくさん乗っていて、御嶽でもかなりの下車客があった。 御岳山へ行くには駅からバスとケーブルカーを乗り継いでいくのが普通だが、時間はたっぷりあるので、駅から歩く。 御岳橋からの多摩川の清流が何とも気持ちがいい。 街路灯の上でキセキレイがさえずり、ツバメが飛び交っている。ガビチョウの声も聞こえる。 多摩川右岸の吉野街道を行くと、さっそくキビタキの声が聞こえてくるが、次々と走り去るク…
こんにちは、Musukoです! 先週末の内容です。 そろそろ夏鳥達に会いたい!ということで、向かったのは神奈川県早戸川林道。本厚木駅からのバスの始発に乗り、8時前に探鳥開始です。 しばらくゴルフ場の横を蛇行しながら進んでいくと、目の前を横切り飛んでいく鳥が。 大きさや飛び方からツグミ類とはすぐに分かったんですが、まさか?!クロツグミだ!!! ファーストコンタクトでいきなり会えました! 暗かった上に、すぐに飛び去ってしまいました。 さらに進んでいくと、頭上からセンダイムシクイの声が。曇天で背景が真っ黒ですが...。 さらに近くから、ヤブサメとキビタキの声も聞こえます! 相変わらずすごい密度で鳥が…
図書館で借りた首都圏の探鳥地の本↓に、御岳山周辺での情報があったので出かけてみました。 新 日本の探鳥地 首都圏編 作者:BIRDER編集部 文一総合出版 Amazon 今回は午前中のみの限られた時間なのでケーブルカーを使います。まずはケーブルカーの御岳山駅の横にある富士蜂園地の周辺を歩いてみます。 すぐにホオジロを発見 引き続き園地の遊歩道を歩いていると、足元にヒガラが巣作りにちょうど良さそうな何かの毛を見つに夢中 園地内は野鳥の声はするのですが、他に姿は見えないので御岳神社の奥のロックガーデンに向かいます。 ロックガーデンに移動。こちらで鳴き声はするのですが、しばらくは野鳥は見つけられず。…
2024年4月28日(日) 2年ぶりに戸隠に行ってきました。前回は戸隠神社奥社への参拝が目的だったけど、今回は戸隠森林植物園での野鳥散歩が目的! suzutori0827.hatenablog.com 心配していたGWの高速道路は「この時間にしては少し車が多いかな?」と感じる程度でスムーズに運転できました。早い時間に出たのがよかったのかな? 滅多に走らない上信越自動車道の小布施PAで休憩。北信五岳の頭が見えた。 こっちは奥に北アルプスがうっすらと見える。今日は快晴! このPA辺りから続く千曲川堤防沿いの桜並木が綺麗で、途中で菜の花畑も見えた。Googleマップで確認したら菜の花畑があったのは「…
「あれ アケボノでね!」 龍王の滝の頭近くにアケボノツツジが咲いていた。 ここにもおったがやぁ。 ◆滝頭に上がる 「ミソサザイが付いてくる」 山道は深山の地形を成す巨大な大岩右岸の岩盤を登り龍王の滝頭に上がった。 深山の滝頭には上部二段の滝が流れ込む大きな釜があり四季折々の風景を観察している。 苔が青々してきたな。 ◆若い森のこと 「囀りが賑やかになった」 山道は佐賀山谷川を渡り永く先人が関わった森に入る。 渡りも帰ってきたようだ。 「見て見て! 山桜が散りゆうで」 咲くらは散り際特に山桜は残る葉も美しい。 この大岩が止めた土砂が堆積した山中の広い傾斜地で里人たちは暮らしのために薪や炭に利用し…
「山桜やね」 龍王口から見上げる山頂部。山道が登る梶ヶ森北斜面の森はヤマザクラが花の盛りを迎えていた。 ◆登り口のこと 今年は遅いな。 標高約900m静かな登り口。気温は14℃と平年並みだろう。 「ブヨが出てきた」 森に入れば大丈夫。 さあ 行こうか。 ◆植林のこと 「ミソサザイやね」 梶ヶ森山頂への山道は人が植えた杉檜の林から始まる。 繁殖期だから賑やかだな。 「始まったね」 人が造った林でも根を下ろし杉檜と共生する草木が若葉を開き始めた。 植林にも春がある。人がきちんと手入れすれば花粉症もなくなると思うけどな。 ◆岩盤のこと 「ミツバツツジも 見納めやね」 痩せた処が好きなツツジはこれから…
アカショウビン日本では夏鳥として渡来するとても美しい鳥 かよう道の中で近くでアカショウビンの声に出会える場所 なかなか姿には出会えませんがすぐ側の谷から響いてくる声は待っている夏鳥の声です。 今年はまだかなそう話しながら歩く道にはミソサザイの賑やかな囀りがずっとついて来てくれました。 とても忙しく動き回るその姿を捉えられるのも嬉しい道です。 お目当ての春の花たちにも出会えた 帰り道 下流から水の流れる音とともに聞こえるピョロロロー 今年はじめてのアカショウビンの声に出会えました。 翡翠の影こんこんと溯り 川端茅舎
4月の中旬に御池岳に登りました。先月、藤原岳で見たカルスト地形が面白かったので今回も地質が同じ御池岳に行くことにしました。しかも御池岳は野生のリスが生息していて登山道にも現れると聞き期待が高まります。 御池岳の基本情報 標高 : 1247m 場所 : 滋賀県東近江市 三重県いなべ市 駐車場 : 有り(鞍掛峠登山口、鞍掛トンネル西口、東口 )お手洗い 無し 登山口までの国道306号は冬季通行止です。(12月〜3月)鈴鹿10座・鈴鹿山系の最高峰です。花の百名山に選ばれています。 鞍掛峠登山口にある駐車場に駐めてコグルミ谷登山口からスタート、ここから御池岳山頂とボタンブチを目指します。 所々道幅が狭…
ミソサザイ 東京西部の高尾山周辺の山林の渓流で、綺麗な声でさえずっているミソサザイをじっくりと観察しました。飛び回る範囲が広く、また暗い場所を小刻みに動き回るミソサザイをしっかりと双眼鏡の視野に捕らえ続けるのはたいへんでした。写真で撮ると、尾っぽの付け根の青い色彩を見ることができました。 オオルリ 予想はしていたけどまったく期待していなかったオオルリにも会えました。樹木の高い位置の枝にとまって、オオルリらしいさえずりを4月中旬に聴くことができました。なんだか得した気分です。山林は初夏の装いで彩られています! クマタカ 上空200mくらいでしょうか。かなりの高度をクマタカが悠々と飛翔しているシー…