一人っ子政策

一人っ子政策

(社会)
ひとりっこせいさく

人口世界一の中華人民共和国で行われている人口抑制策。産児制限策。

 具体的には子供を二人以上出産すると国からの補助を受けられない等の施策が取られている。
 しかし問題も多い。たとえば漢族以外の民族については本政策は対象外となっている。
 さらに中国農村部の価値観に「多子多福」(子供は多ければ多いほど幸せが訪れる)があり、制度的欠陥も認められる。つまり男子誕生を期待する国民性が根強く(男尊女卑の風習)、特に農村では子供が大切な労働力として必要とされる実情がある。
 この一人っ子政策による産児制限策と、以上の伝統的価値観の矛盾から、中国では「児童誘拐」「人身売買」が多発し、問題化している。
 2007年の統計によると、女性と子供の誘拐事件は中国全土で2378件あった。
 中国誌「財経」によると、中国全土で児童・婦女の誘拐事件が、毎年3000件以上ある。
 人身売買、児童誘拐の対策を政府に求める、陳情デモも起こっている。
 黒孫子(へいはいつ)の存在などが、農村などで問題化している。

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