テレビ神奈川(tvk)アナウンサー
日本の作家。
1922年生まれ。北海道出身。1964年、朝日新聞社の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選。クリスチャンであり、その作品群はキリスト教信仰を土台としている。1999年、逝去。
書籍は絶版となっているものが多いが、2012年から小学館が80作品(91点)を電子書籍として配信する。
北海道旭川市には三浦綾子記念文学館が建てられている。姓が同じ三浦朱門の妻と間違われるが、妻ではない。曽野綾子が妻である。
氷点(上) (角川文庫)
氷点(下) (角川文庫)
こんにちは、皆さん!今日は、私が最近読んだ本のレビューを書きたいと思います。 その本とは、「塩狩峠」三浦綾子という作品です。この本は、北海道の塩狩峠で起きた雪崩事故を題材にしたノンフィクションです。事故に巻き込まれたのは、大学の山岳部のメンバーたちでした。彼らは、生き残るためにどんな苦難に耐えたのでしょうか?そして、彼らの運命はどうなったのでしょうか? この本は、事故の経緯や救助活動の様子を詳細に描いていますが、それだけではありません。登場人物たちの人間性や心情も丁寧に描かれています。特に、事故のリーダーだった松井さんの姿は印象的です。彼は、仲間を守るために自分の命を犠牲にしました。彼の勇気や…
毎年趣味で書いている「夏の読書感想文」。 今年は拙著「ほっかいどう喫茶の手帖」に掲載したお店と絡めた感想文を、3冊分、書いてみました。 どの本にも実在する(実在した)北海道の喫茶店が出てきます。 本を読んだ感想と、実店舗の感想やエピソードのあれこれ。 ちょっとマイナー視点だけど、少しだけ私の趣味にお付き合いいただければ嬉しいです。 『氷点』という作品について 旭川市出身の小説家、三浦綾子さんの作品『氷点』。 地元で最古と言われている喫茶店「ちろる」が出てくることでもお馴染みです。 ちろるの歴史を知りたいし、同じ出身地の方の有名な作品をずっと知らないままなのもなーって思い、読んでみることにしまし…
積木の箱 [DVD] 若尾文子 Amazon 「女の小箱より 『夫が見た』」*1がすごくよかったもので増村監督をもう一作。 三浦綾子原作だけど、多分原作は風味が違うと思う。映画は露悪的で主人公男子の思春期のこじらせ具合が凄い。こじらせもするよというような話だが。 三浦綾子だなと思ったのは舞台が旭川なところ。 映す角度構図などはすばらしいし60年代モダンを楽しめてしまう。 お屋敷に住む人間たちのわかりやすい腐敗(すべての元凶は怪物じみた性エネルギーを持つ父親)は降旗監督「日本の黒幕」*2にも通じる昭和風味だけどこっちのほうがまだシャープだな。あちらはモデルを推測しての面白さに尽きていた。 松尾嘉…
実はこの表題、32年前の卒論テーマ。 前回の補遺 既存の生態系にどんな影響を与えるのか予測できない以上、安易に生物を移入すべきでない。 既に定着している、特に古い時代の帰化種は過去の経緯を検証しつつ、文化的・歴史的意義も踏まえた上(保全も含め)評価すべき。 自然界においては在来・外来を問わず、何かの拍子に調和が崩れる場合があり、その際は人為的な調整が必要。 何かと在来、在来と叫びコイやクサガメまで駆除したがる在来至上主義?外来種を駆除して在来種・在来の自然を守れ!とな?せば、そもそも在来って何さ?散々自然を改変し原生が身近に存在しなくなった今、外来種が人里の領域に一定数生息してたっていんでない…
久しぶりに塩狩峠に寄った。小説家三浦綾子が、殉職した長野政雄の生涯に感動し執筆したゆかりの地。
こんにちは クリスチャン作家として有名な三浦綾子さんの自伝、『道ありき』を読みました。 道ありき 作者:三浦 綾子 主婦の友社 Amazon 当たり前ですが、『氷点』『塩狩峠』などの要素のようなものを感じました。 結納を交わした直後に肺をやり、お布団の住民に。婚約者は度々見舞いに来たが、後に破談。病身の中、会った人を通じてクリスチャンに。『塩狩峠』の藤子さんを連想。 罪の意識、というものが薄かった。『氷点』の夏枝さんや陽子を連想。 177ページと短かったものの、色々と考えさせられました。 以前、聞いた「誰が自分の隣人か?」でなく「自分は誰の隣人か?」という話を思い出しました。
広き迷路三浦綾子公益財団法人三浦綾子記念文化財団令和3年10月30日初版発行 図書館の新刊の棚で見つけた。紙が白くて字も大きい。読みやすそうと思って借りてみた。三浦綾子記念文庫の手から手へ 三浦綾子記念文学館復刊シリーズ、というものの一冊だった。三浦綾子記念文学館は、北海道旭川市にあるそうだ。 三浦綾子さんといえば、『氷点』、『塩狩峠』と、号泣間違いなしの作家さん。目次を見て、短編集なのかな?とおもったのだが、一冊が一つの物語だった。 感想。なんと、まぁ、、、。読み始めて、こんな俗っぽい話も書いていたのか、三浦綾子さん!と、驚いた。でも最後には、やっぱり、悲しい・・・・悲しい・・・なんともやる…
目次 1.和寒町の概要 2.和寒町の沿革 3.和寒町の観光地 1.和寒町の概要 今日は和寒町(わっさむちょう)について調べてみた。 wikipedia:和寒町 人口は約3000人。 名寄盆地の南端に位置し、丘陵地が多い。年間の寒暖差は最高で60度を超す。 南は塩狩峠、北はペンケペオッペ川・剣淵川、辺乙部川、六線川が町境となっている。 農業が基幹産業で、水田・カボチャ・雪の下で保存する越冬キャベツなどが盛ん。 カントリーサインはクロスカントリーをするトマト。 ふるさと納税のお礼にトマトジュースが選ばれるなど、トマト栽培も行っている。 ワッサムという珍名はオヒョウニレの木を表すアイヌ語が由来。 福…
こんにちは 三浦綾子さんの『ひつじが丘』を読みました。 ひつじが丘 (講談社文庫) [ 三浦 綾子 ]価格:770円(税込、送料無料) (2023/1/3時点) 楽天で購入 今、読み終わった直後です。叩きのめされたような気持ちです。
日本の昔話、しばらく遠ざかっていましたが、また読んでみたい気持ちになりました。 「したきりすずめのクリスマス」 (ホームスクーリング・ビジョン 2008年12月初版) 文 三浦綾子 絵 みなみ ななみ 英文 アーデン・ルイス したきりすずめのクリスマス 作者:三浦 綾子 ホームスクーリングビジョン Amazon 三浦綾子さんは、「氷点」や「塩狩峠」を描かれた作家。 若いころから晩年まで、様々な大病と向き合いながら 「キリストの愛とゆるし」、「原罪」など 聖書のメッセージをテーマに 90あまりの作品を執筆しました。 どんな絵本… 日本の昔話「舌切り雀」をベースに、 そのお話しには続きがあった、と…
街を彩る季節になりました=3日 『塩狩峠』は「氷点」などの代表作がある作家三浦綾子の小説で知られています。 この小説は、明治42年に発生した鉄道事故で殉職した実在の人物を元に、多数の乗客の命を救うため自らを犠牲にした若き鉄道職員の生涯を描いています。 この塩狩峠は今、一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)と言われる桜の名所として峠一面を覆いその美しさを誇っています。 その経緯を知ったのは、たまたま目にした古い新聞の記事からでした。 以下は鉄道林にかけた国鉄職員の逸話です。 「サクラのトンネルの中に列車を走らせたい」。後藤さんがこんな計画を思いついたのが始まりだった。当時、国鉄・旭川鉄道管理局の営林…
「(人間は)自分に与えられている豊かさを常に忘れるものだ。自分を愛してくれる豊かな愛を忘れるものだ。」(『新約聖書入門』,三浦綾子,光文社) 新約聖書入門―心の糧を求める人へ (光文社文庫) 作者:三浦 綾子 光文社 Amazon ○私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思いがちです。そして,感謝する気持ちを忘れ,ままならない(自分の思い通りにならない)人生に不平不満ばかりを募らせては自分は不幸であるなどと思い込みがちです。しかし,私たちが今ここでこうして生きていられることは,決して当たり前のことではありません。私たちは,大自然(人体も含め。)の恩恵によって生かされてい…
最近よく目にするスタンプラリー。スタンプを集めて素敵な景品を貰おう。と、参加しては見たものの、自分が参加しているラリーがわからなくなる。 そこで私が見つけたスタンプラリーをまとめてみることにしました。 道の駅スタンプラリーはここでは紹介しません。あまりにもメジャーでここであえて紹介する必要もないでしょう。 【令和6年5月6日まで】てしかが町博物館スタンプラリー アイヌ民族資料館とそのほかの施設でスタンプを集めて特産品の詰め合わせをもらいましょう。当選者には、景品が発送されます。景品の発送は、5月中旬以降となります。 開催期間 令和6年4月27日(土曜日)から5月6日(月曜日)まで 場所 弟子屈…
4月29日に前橋上泉町教会献堂20周年記念礼拝に招かれ、奏楽と説教の奉仕をしました。 「キリスト教はなぜ十字架なのか?」というテーマを与えられ、30分以上話し、30名弱の会衆の方が熱心に耳を傾け頷いたりメモをとったりしていました。以下のその説教原稿を記します。 <説教> 主よ、私の岩、私の贖い主、私の言葉と思いがみ心にかないますように。父と子と聖霊の御名によって。アーメン 前橋上泉町教会の献堂20周年、おめでとうございます。 私は日本聖公会の司祭で、前橋聖マッテア教会牧師のマルコ福田弘二と申します。既に、今回の記念集会のはがきでお知らせしてありますが、簡単に自己紹介をさせていただきます。私は現…
ページ ノート 閲覧 編集 履歴表示 ツール 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ひろさちや(本名:増原 良彦(ますはら よしひこ)[1]、1936年〈昭和11年〉7月27日 - 2022年〈令和4年〉4月7日)は、日本の宗教評論家。仏教思想家[2]。 自称「仏教原理主義者」[3]。多数の一般向けの解説書を執筆。 人物[編集] ペンネームの由来は、ギリシア語で愛するを意味するPhilo(フィロ)と、サンスクリット語で真理を意味するsatya(サティヤ)の造語である。本名名義での著書・訳書もある。 阪神タイガースのファンであった[4]。 超宗派の仏教信者の集まりである…
今日は図書館に行ってきた。 4時間くらい滞在し、本を読んだり、これからの計画をしたりしていた。 小説なら水野敬也「夢をかなえるゾウ」、道尾秀介「ソロモンの犬」、三浦綾子「塩狩峠」が好きだ。 漫画なら業田良家「自虐の詩」、益田ミリ「すーちゃん」が好きだ。 平日の図書館は人がまばらで、静寂で、となりのグラウンドでは小学生が運動している様子が窓から見える。 本に囲まれて本を好きなだけ読めるなんて素晴らしい環境だ。 子供の頃から図書館は大好きだ。 友達との会話で、 私「これから図書館へ行ってくるね」 友「え、何しに行くの?」 私「たくさん本があって見てるのだけで楽しくない?」 友「へえ~」 みたいな会…
4月25日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) リラ冷えの今朝常の日の朝に似ず 雅舟 【花】ライラック・リラ 【花言葉】思い出を大切に 【短歌】忘れがたき思い出ひとつに重なりて紫ライラック庭のまんなか 夫と暮らした家の庭の真ん中に、紫のライラックがあり、 よく花をつけていました。この花を見るたびに今は亡き夫や、その頃の思い出がよみがえります。 【季語】 ライラック(リラ) 【俳句】 リラの花朝も夕べの色に咲く 阿部みどり女 リラ冷えといふ美しき夜を独り 関口恭代 彼の君はパイロットなりリラの空 筑後一葉 【三行詩】 遠い日の思い出を胸に リラ冷えの前栽に出る 過ぎ去った…
お題「泣ける本を紹介してください。」 泣ける本というものはたくさんあるわけで、そして人それぞれ感性は異なるので同じ作品でも感動する人、さほどでもないと感じる人様々です。 こんにちは。 好奇心からの便りです。 今回は「泣ける本を紹介してください」というお題に応えてみましょう。 私の場合、ここで泣くかぁ?と思えるような場面でもウルッと来てしまうことがよくあり、そういう意味では泣ける本というのはたくさんあります。 ですが、その中でこれは本当に泣いたという本をいくつか回想してみました。 まず絵本では、【ティラノサウルスシリーズ】(宮西達也 作)があります。 これはサブブログでも紹介しました。 sika…
「帶」~詩人・善盛さんの時代 現実の異端を書いた詩人の消息 トークと朗読 柴田望 in俊カフェ 2023年12月8日 本日はご多忙の中お集まり戴き、誠にありがとうございます。昭和二(一九二七)年の今日、十二月八日が詩人・古川善盛さんのお誕生日になります。大切な記念の日です。一九四八年の十二月八日が柴田の父の誕生日、一九四三年の十二月八日が六十年代のロックバンド、ドアーズのジム・モリソンの誕生日です。私は高校時代、ドアーズやルー・リードの影響で、「知覚の扉」、オルダス・ハクスリー、ウィリアム・ブレイクを読み、ディラン・トマス、ランボー、ビート・ジェネレーション、ケルアック、ギンズバーグを経由して…
義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。(マタイによる福音書5章6節) 義。正しさです。正義がきちんと通る場所は幸いである。そのような場所に生きる人々は幸いである。それは確かなことでしょう。しかし、地上には義が貫かれないという現実があります。しばしば正義は曲げられ、不義がまかり通ります。義に生きようとすればするほど、不義が幅をきかせるこの世の厚い壁にぶつかります。その時、義に生きようとする者たちの切実な問いが生まれます。 正義が曲げられ、正しい者たちが不義なる者たちに苦しめられる。そうした現実を目にするとき、人は義憤にかられます。しかしよく考えたいのです。人の義は完全なものでは…
「将軍」9話配信終わりました。ワタシが好きな鞠子様が昇天なされました。 で、愛読書、三浦綾子大先生の「細川ガラシャ夫人」をまた読み返して、最終章どうなるかなーと楽しみでございまする。うちはダニエル氏がDisney +を将軍の間だけ、という期間限定で契約しましたがHuluは日本の見逃し番組も沢山観れるのでそっちの方が良いかな。 さて。2連休に入り仕事明けの一昨日、朝突然「日光行こか」と誘ってきたダニエル氏。その心算ができていないから、行かん。の一言で済ませましたが連休2日目の昨日、行ってまいりました。 その画像はダニエル氏がデジイチで綺麗な写真撮ってるので後日、ダニエル氏がupしまつ。 ドライブ…
三浦綾子さんの「氷点」とか、どうかしらね❓ https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B7%E7%82%B9-%E4%B8%8A-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%89%E6%B5%A6-%E7%B6%BE%E5%AD%90/dp/4041003407 三浦綾子 ja.wikipedia.org
歴史の窓を開けると、激動の時代に生きた人々の情熱や愛の風が勢いよく吹き込んできて、優しく背中を押してくれたり、凍えきった心を温めてくれることがあります。今回の記事では、皆様にその風をお届けできるよう、 歴史上の人物に焦点を当てながら、霊的知識をお伝えします。 児童福祉の先駆け、細川ガラシャ 絶対に見捨てない*吉田松陰の家族 死後も日本のために*坂本龍馬 人生の浮き沈みは、誰でも経験すること 児童福祉の先駆け、細川ガラシャ 私は熱心な読書家だった父から「読み物としてはおもしろい」と、まるでスポーツ紙を手渡すような気軽さで、聖書を受け取ったことがあります。その世界に深く足を踏み入れることはありませ…
あるところで私の好きな「作家」と「一番最近読んだ小説」を聞かれました。困りました💦 小説はずい分久しく読んでいません。子どものころは読書好きでしたが、パッと思いつくほど好きな作家も作品もありません。 ◆子どものころ 中学生になったころ実家の近所に図書館ができました。宝塚ファンになった私は「観に行く前に原作を読もう」と考え「風と共に去りぬ」を読みました。中学生には難解でした。それを切っ掛けに、並んで置いてあった世界文学全集なる本をいくつも読みました。「谷間の白百合」「誰がために鐘は鳴る」「赤と黒」「嵐が丘」等々···当時はあまり理解できませんでしたけれど。 ◆大人になって もう少し大きくなると、…
昨日、大学時代からの友人が6年ぶりに訪ねてくれました。彼とは卒業に際して、コピー用紙にワープロ打ちした「二人詩集」を作りました。国語の先生としてよい働きを重ね、小学校、中学校で校長を務めた後、先月定年を迎え、今月から大学の特任教授の働きに就くとのこと。三浦綾子『塩狩峠』も含めた授業の実践が評価され、広告会社の財団が設けている教育関連の大きな賞も得ています。教師としての豊かな経験を生かして、さまざまな場所ではば広く活躍してきたひとです。楽しいひとときでした。「ことば」をめぐって、たがいの思いを分かち合いました。詩集、ぜひまとめてください。 40年来のお付き合いですが、ずっと変わらないことがありま…