受験を行事の一環にして命を燃やすのが高校三年生なんだ。(本文より) 文化部の高校生たちの熱い青春を描いた たまに入試に出る作家の8月の新作だよ。 ミステリっぽい公式の紹介文なんだけど 真正面から部活×友情を描いている本だ。 学生だけでなく先生たちも魅力たっぷり。 こんな先生に会いたかったってマジ思う。 弱気すぎる主人公が周囲とのかかわりで どう変わっていくかに注目してほしいな。 教師としての宮沢賢治のエピソードなど 心惹かれる史実も身近に感じられるよ~。 例の表の暫定版に載せてないが完成版で かなりの上位に食い込んでくる注目作だ。 テーマ注目度は〇、素材文適性は◎だよ。 特に友人が先生にキツい…