元々人を笑わせるのは好きだったが、大人になるにつれて、そのことを意識する事がなくなり、それまでただなんとなく生きていた。 お笑いの世界に近づくにはどうしたらいいか。まず事務所に所属しよう。所属するにはオーディションが必要だよな、と勝手に思い、ネットで検索をかけ、年齢制限さえクリアできていれば応募しようと決めていた。 年齢制限をギリギリクリアできる条件を見つけ、そこに応募する事にした。ここで気軽に決めたかのように書いてはいるが、決断するまでには勇気が必要だった。その募集要項を見つけた時点で締め切りが近かったのだが、決断したのは締め切りギリギリだった。 さて、これまでの経緯でまだ明かしていない事が…