こんにちは、広茂実理です。 今回紹介させていただきたいのは、ラノベばかり読んでいた私が純文学の魅力を知るきっかけとなった1冊です。 ◆作品について◆ 書名:人間失格 著者:太宰治 ジャンル:純文学 人間失格改版 (新潮文庫) [ 太宰治 ]価格: 308 円楽天で詳細を見る ~こちらは飾らない文章表現が好きな方におすすめしたい1冊です~ ◆あらすじ◆ 「私」はその男の写真を三葉、見たことがあるーーこの一文から始まる物語は、『その男』である主人公が記した「三つの手記」と、その手記を入手した人物の「はしがき」と「あとがき」で構成されています。 物語のメインである手記は、書き手である葉蔵が自身の人生…