福田復彦 2.仕事への取り組み方 日本:昨日も書きましたように、仕事はグループ作業が基本です。全ての成功も失敗も個人に帰すのではなくグループにあります。よって個人の能力を際立たせるのではなく、その能力でグループに貢献し、お互いの助け合いでより良いグループ全体の仕事の成果を出すことに重点が置かれます。その結果、個人としての仕事への貢献度が分かりづらく、昇給なども年長者にある程度有利になるだけで大きな差は生まれません。このような状況下では強力なリーダーが育ちにくく、その役割は部下の能力を引き張上げるより、むしろより良い仕事環境を作り出すための調整役と云ったほうが良いかもしれません。よってカリスマ的…