慣例に困る!<1>(ボストン篇)の続きです。 住む場所に求めるものとして、安全性というのがあるだろう。また、この先も落ち着いて住んでいけるのかという安定性も大事になる。しかし、その安全性や安定性の裏側には、別のことが隠されているようにも思う。安全や安定した場所を壊したくないという気持ちから、いろいろな慣例も生まれ、ルールも生まれる。そして習慣も生まれ、自分と同じような環境の人たちを中心に生活が営まれる。これはとても安全な感じもするし、安定した状態を作るだろう。しかし、そこに余所者が現れたら、また自分が余所者としてそこに加わったとしたらどうだろう。余所者として慣例や文化を尊重したとしても、余所者…