失言問題で農水相が交代してから、コメの問題は連日の報道で一躍脚光を浴びています。新大臣に就任した小泉進次郎農水相は、備蓄米の競争入札を随意契約に切り替え、月が替わる来週中にも5㌔2,000円で消費者の元に届ける見込みだと宣言しました。備蓄米に限られた話とはいえ、実現すれば喝采を浴びるでしょう。半年以上コメ高に苦しめられてきた庶民にとって、言われているとおりに備蓄米(=古古米と古古古米?って、これじゃ鶏です!)が出回り、米価全体も下がるとなれば、小泉大臣は一躍「救世主」です(それは庶民のみならず、参院選挙を控えた一部自民党議員にとっても)。 しかし、大臣が代わって方針を変更したら、そんなに簡単に…