亡き母がよく言っていた。「守って欲しい時は、【おんあぼきゃ べいろしゃのう まかぼだらまに はんどまじんばら はらばりたや うん】って、これを21回唱えるんよ。私は毎日ばあちゃんに言わされとった。悪さした時も、すぐに唱えさせられとった。」 私「え?なに?おんあぼきゃ?なにそれ?なんで21回?」 母「守ってくれるんやて、ばあちゃんが言っとった。」 私「なんで21回なん?」 母「よう分からんけど、ばあちゃんが言っとった」 私が幼い頃、母とこんな会話をした事をいまだに覚えている。 ばあちゃんは明治、母は昭和生まれ。親の言うことは絶対に正しいという世代だし、インターネットも無いので、今のように何でもす…