1960年、埼玉県大宮市生れ。歴史学者(日本近現代史)。戸籍名・野島陽子。
桜蔭学園高校を経て、1983年、東京大学文学部卒、1989年、同大学院人文科学研究科退学。
山梨大学教育学部専任講師(1989年)、同助教授(1991年)を経て、1994年より、東京大学文学部准教授。
この間、1992年〜1993年、文部省在外研究員として、スタンフォード大学東アジアコレクション、ハーバード大学ライシャワーセンター訪問研究員。
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『秘密戦隊ゴレンジャー』第44話『青い万能戦車! バリタンク発進』(脚本:上原正三、監督:竹本弘一、技斗:岡田勝、(C) 石森プロと東映)より。 hirofumitouhei.hatenadiary.org 兎に角、大岩大太はカレー好きである。ゴレンジャールームの探索に躍起となっていた エレキ仮面(声:丸山詠二)が一時撤退し、 江戸川権八総司令「それじゃあ、早速、(ここでパンと手を打ち)商売に戻るか。」 と言うや否や 大岩大太「(本当に間髪を入れずに)キャハー。待ってました、待ってました。」 と大喜びして総司令の前に来る始末。当然 大岩大太「それじゃあ、早速、カレーば、食べんますたい。」 本当…
新聞広告で『となりの史学』という題名を読み、関心を惹かれた。 地元の図書館で単行本を借りた。2025年5月刊行。同年7月の第3刷で読んだ。 「はじめに」を読むと、3ヵ月に1回の頻度で出る東京大学出版会のPR誌「UP」(2010年11月号~2018年11月号)に連載された「トナリのシガク」に加筆・補正をして再編集したものという。「トナリのシガク、トナリのシバフ」という形の類似に由来するそうで、ちょっとおもしろいネーミング。 本書の奥書によれば、加藤陽子さんは東京大学大学院人文社会系研究科教授で、専門は日本近代史。本書で扱われるのは隣接領域つまり「隣の史学」になり、「西洋史・東洋史あるいはグローバ…
買った本 借りた本 読んだ本 女性のものが続きます。 5 佐久間文子 「美しい人」 「美しい人」は、佐久間さんが佐多稲子さんについて書いたものです。 これは図書館から借りて読みました。ここにあげたのは、佐多稲子さんに ついての本筋ではなくて、高杉一郎さんの著作に言及しているところに 驚いたからであります。 佐久間さんは、高杉さんがこの著作にはほとんど手は入れていないと 言っているのだけど、佐多稲子さんに関わるところで、手が入っていると 記しているのであります。この背景にあるものということで、佐多さんと 宮本百合子さんの関係、宮本さんと高杉一郎さんの関係を指摘してい るのであります。 これは高杉…
今夏に『それでも、日本人は戦争を選んだ』(加藤陽子・朝日出版社・2010)を読み終えています。面白かったです…だと小学生の感想文になってしまうのでここで気になったことを書いた記憶があります。本書は明治維新から終戦までの日本の近現代史を中高生向け講義録をもとにしてあって範囲が広く、ので、なにかを書くにあたって興味深かったけど割愛してしまった部分もあります。 その割愛した部分のひとつが日中戦争前の中国の動向です。 国民党政府の蒋介石は軍事以外の方面については優秀な人物に任せていたのですが、外交面では胡適という北京大学の社会思想の専門家を抜擢します(P322)。この胡適という人が何を考えたかについて…
「議員を減らす」は本当に国民の利益になるのか、島岡美延です。新たな枠組みの国会、与党の共同代表がネットに記者の名刺をさらすとは。 いま起きていることは、必ず未来につながっていく――。加藤陽子著『となりの史学 戦前の日本と世界』(毎日新聞出版)を読みました。モリナガ・ヨウさんの絵で歴史上の人物がリアルに。 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(2010年)で小林秀雄賞受賞の東京大学教授。私がそれを読んだのは日本学術会議の6人任命拒否問題のあと。 本書は2010年から東大の出版物に掲載された、世界の研究者の論文を加藤教授が読み解いたもの。日本と中国、日本とロシア、日本と英国、日本とドイツ――。わ…
「戦争と平和 ある観察」(中井久夫、人文書院)を読み終えた。以前に「戦争と平和 ある観察」と「戦争と個人史」までは読んでいた。 今回全体をもう一度じっくりと読んだ。 加藤陽子との対談から引用してみる。 (加藤)「(天皇の人間宣言でGHQに対し)天皇も幣原首相も区内官僚も積極的に関与して文面を変えていく。天皇は宣言の冒頭にご過剰の誓文を置きます。日本の立憲制、民主制は明治の初めからあったというある種の歴史観を打ち出したといえる。・・・日本の国というのは、国家がおみこしのようなもので、まっすぐに進んでいるときはまことに上手く行くのだが、戦争となって、国家が急に曲がり角にやってきた時に、うまく回れな…
しばらく前から体調を崩して元気のない60年来の友人から数日前にメール がありまして、「加藤陽子さんの『歴史の本棚』(毎日新聞出版)にハマってい ます。ぜひ図書館で借りてみてください。」とありました。 当方はほとんど手を出すことのない著者の本でありますが、彼のせっかくの おすすめであることもあって、これを図書館から借りてきたのでありますね。 この本は、毎日新聞とか、今はなき「論座」に掲載の書評をまとめたもので ありまして、はじめに、には「歴史を学んできた筆者が『推す』本がこちらです、 といったコンセプトでまとめられた本という位置づけになろうか。」とあります。 歴史の本棚 作者:加藤 陽子 毎日新…
終戦の日にあわせて読んでみたものの中で特によかったのはこれ。 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子 【戦後80年、「戦争を考える」フェア実施中!!今なら30%オフ】それでも、日本人は「戦争」を選んだ 作者:加藤 陽子 朝日出版社 Amazon 大学教授である筆者の高校への出張講座の内容を起こして本にしたもの。 高校生への授業ということもあって 内容がよくまとまっていてわかりやすい 特に 日清戦争 日露戦争 第一次世界大戦 と来て 満州事変 太平洋戦争へ進んでいく 流れの中で日本がどのような立場におかれ、どのように思考したのかがよくわかる内容になっています 「世界の反応に傷ついた日本」…
家で読む本は「戦争と平和 ある観察」(中井久夫、人文書院)、リュックに入れて持ち歩く本は「中国絵画入門」(宇佐美文理、岩波新書)。 中井久夫の著作を読み直そうと思いながらなかなか踏ん切りが着かなかった。ようやく読むことを決断した。8月ということもあり、まずは「戦争と平和 ある観察」を再読することにした。 惜しまれつつ2022年に88歳で亡くなった。1990年代から10数冊を手に取り、いづれも心理学関係の用語の壁に跳ね返されながらも、文章の力と社会評論としての魅力に引き寄せられて、頁だけは捲りつづけた。理解できたところだけは思考のあり方にずいぶん影響を受けたと思う。 今回手に取った「戦争と平和 …
毎日新聞はここ数年歴史学者に近現代史のコラム連載を依頼していて、コロナ禍の頃にその執筆者であったのが東大の加藤陽子教授です。毎日のコラムはほぼすべて目を通していてずっと気にはなっていて、しかし加藤教授が執筆の本については恥ずかしながら手が回らずにいて(長いこと積読状態になっていて)、この前やっと『それでも、日本人は戦争を選んだ』(朝日出版社・2010)を読み終えています。面白かったです…だと小学生の感想文になってしまうのでここで お題「この前読んだ本」 を引っ張りながら以下、書きます。 本書は加藤教授が中高生向けに授業を行った講義録のダイジェストで口語体で書かれています。あけすけに云ってしまえ…