被害者にとっても加害者にとっても、その家族や周りの人たちにとっても、不幸しか生まないのが飲酒運転です。行為そのものが犯罪であり「まだ大丈夫だろう」「こないだも平気だったし、今回も大丈夫なはず」とハンドルを握ること自体が命を軽んじる行為。 いまだに“酒を飲んだまま運転”を続ける人たちが一定数存在している。これは、まさに時代錯誤のまま取り残された発想です。 数字が示す過去と現在 かつて1990年代〜2000年頃、日本全体で飲酒運転による死亡事故は年間1,200件超にのぼっていました。2000年には約1,276件もの命が奪われています 。 しかし、2002年の法改正(酒気帯び基準引き下げと罰則強化)…