卒園の季節だから、だろうか。 幼稚園児が、親の携帯を使って 「さようなら幼稚園」の歌を聴いているのを目撃した。 その歌を聴いた時に、脳裏に記憶が甦って来た。 次々と、次々と・・・ 卒園のときは、 幼稚園の「新館」二階の大教室の舞台で、 「一年生になったら友達が100人できるだろうか?」 というような歌を歌い、 「100人も友達が本当に出来るのだろうか?」 と心から心配していた自分がいた。 そして、悲しい思い出も甦る。 同じ幼稚園に通う女の子が、井戸に落ちて亡くなったのだ。 井戸に蓋をしていたのだが、 その蓋の上で遊んでいて蓋が壊れて落ちたということだ。 「井戸」と言うものが、どういうものか知ら…