ナンが好きだ。 何が好きかというと、まずあの広大な面積だ。 「こんなにたくさん食べていいの!?」という気持ちにさせてくれるし、食べても食べてもなかなか減っていかなくて、「まだこんなに食べていいの!?」という気持ちにもさせてくれる。 なくなってくると悲しい気持ちになるけれど、そうなるまでの時間の余裕がかなりあるのが嬉しい、優しい食べ物だ。 あんなに広大な面積を誇っていると、上に乗って空を飛びたくなる。 ちょっと油っぽいから、たぶん座ると足がペタペタしたり、つるっと滑って落ちてしまうかもしれないから、小さい座布団を用意してナンに乗りたい。 もちろん、ナンの味と食感も好きだ。 小麦をがっつり感じられ…