小学6年のときに今の実家に越してから かかっていた内科の先生は父の知り合いで、 長らく総合病院に勤務のあと開業されました。 総合病院時代から評判が良かったらしく、 おっとりした温厚で丁寧な先生でした。 母や妹も診てもらっていました。 診察室に通され、椅子に腰かけると ゆっくりとした口調で 「今日はどうされましたか?」と、まず聞かれます。 症状を伝えると、 胸と、続いて背中に聴診器を当て、 ポンポンと叩く。 そして、喉を見て舌や舌の裏を見て 両目の瞼を上下ともぴらりとめくって見て、 両耳の下から首筋、首の後ろから甲状腺あたりの首回り、 鎖骨や肩あたりまで軽く手を押し当てていきます。 そして、膝を…