ベトナムのホーチミンからフランスのパリまで、100kgを超えるリヤカーを引っ張り、13,000km歩いている途上の日本人マジシャンがいます。 彼は、イランを横断中で、行く先々で人々が食事をおごってくれています。 かつて日本に出稼ぎに行っていたことのあるイラン人が、彼を親切に歓待してくれています。 しかし、当時の日本では、「イラン人はイラン!」「帰れ!」といって、子ども達は学校で虐められ、大人達は職場で虐められ、親子で自殺寸前まで追い詰められた例もあります。 そういう時代を知っていながら、まだ日本を愛しているイラン人達がいるのは、実に有り難いことです。 かつてイランは、周辺諸国から出稼ぎ者が押し…