太極拳の教室で、推手を練習中に「套路をする時の注意点は、推手でも守るべき注意点です。これを疎かにすると、推手が上手く出来ませんよ」と、先生からお話しがありました。 24式太極拳の套路練習では「勁が足裏から腰を経て手に伝わっていくと言うイメージを持ちながら動く様に」とか「風船が四方八方に膨らんでいく様に、丹田からの広がりが手足に伝わるイメージで動く様に」と注意されたはずです。 でも、推手をする時には、その事をすっかり忘れ、手が先行して動いていませんか。塔手を組んで最初の掤をする時、肘を伸ばす事で相手を推そうとしては、駄目ですよ。丹田からの広がりが手足に伝わるイメージで身体から動き始めて、手はその…