3段1次の推手試験では、手法の回数が正しくないと不合格になる。注意すべきは、㋑最初の四正手 ㋺平円・立円・折畳の開始位置と終了位置である。試験の緊張から、最初の四正手で回数が分からなくなると、パニックに陥ってしまう。 ㋑最初の四正手のカウントの仕方。 最初の四正手は、乙から3回→乙が換手して→甲から3回である。四正手の1回は、乙から掤・甲が捋・乙が擠・甲が按で半分。次に甲から掤・乙が捋・甲が擠・乙が按で残りの半分。この両方で1回だと教えられるが、その意味が解っているだろうか?自分の動きだけ抜き出すと、1回の意味が分かりやすいと思う。乙の動きは、弓歩時に掤/擠、后坐時に捋/按。甲は、后坐から始ま…