★★★★☆ あらすじ 彼氏にいじめられていた同級生を助けたことで言葉を交わすようになった女子高生は、彼の宝物を見せてもらう約束をする。 感想 淀んだ川のそばにある高校に通う女子高生が主人公だ。彼氏にいじめられていた同級生男子を助けたことで、日常に変化が訪れる。 主人公と同級生たちによる群像劇で、無邪気でもあり大人びてもいる彼らの心の闇が描かれていく。主人公たちが、誰と会ってもあまり本音を喋らないのが印象的だ。そしてそれを覆い隠すかのように空騒ぎをしている。思春期の若者が騒々しいのはエネルギーを持て余しているからだと思っていたが、もしかしたらそれだけではなく、ナイーブな本心を誤魔化すためでもある…