毎年使わせていただいてきたカレンダーの来年版を、今年も頂戴した。ありがたい。ひとつは巣鴨信用金庫さまのもの、もうひとつは「しんぶん赤旗」さまのものだ。 前者は大型縦長で、上半分が子どもらによる無邪気な季節遊びの光景を描いた児童画六枚つづりで、下にふた月ぶんの玉(日付数字)がぶら下ってある。画と玉の間には横に、また左右ふた月の玉の間には縦にミシン目が入っていて、過ぎ去った片側を切り外すと下の翌月が現れる仕掛けだ。デスクのある部屋の隅で、わが中心日程表の役割を果してくれることとなる。私の暮しには不相応ともいえる、豪華カレンダーだ。 後者はふたつ折り大学ノートサイズの小型で、開くとそれぞれのページが…