母は、去年6月に誤嚥性肺炎で緊急搬送されてから2回転院し、11月から今の病院にお世話になっている。今の病院は嚥下の訓練やリハビリはなく、看取りをしてくれるところだ。程なくして、手や腕からの栄養点滴ができなくなり、足の付け根の血管にカテーテルを取り付ける中心静脈栄養の処置の承諾書を提出した。 これは延命治療の一つだと思うが、それまでかたくなに延命治療はしないと言っていた父が、あっさり承諾していた。どうやら父の考えていた延命治療は胃ろうや管に繋がれた状態になることだったらしい。 それから3か月。母は以前にもまして痩せてきたが、顔の色ツヤはいい。全く口から食べなくなったこともあり、タンの量も減ったよ…