※スリランカ上座仏教のスマナサーラ長老が著者。書店でなんとなく買ってみた文庫本だが自分にとって必要なことがたくさん書いてあり、今後の人生で何回も読み返すと思う。とりあえずp.69の「人生は強制収容所」という言葉にしびれた。生きることは矛盾に満ちていて苦しい、という残念な事実について学べる本。 そもそも命とは→感覚があること。寒さや空腹を感じるから、修復する機能がはたらく(意識的にも無意識的にも、自分を直そうとする)。感覚がないと、そのまま壊れて死んでしまう。酸素がないと苦しいので息をする。環境が希望通りでないと抵抗・拒絶反応が起こる=怒り。生命は基本、怒りの衝動で生きている。環境は思い通りにな…