>岩波古語辞典補訂版 p1487>「が」 本来、「我が国」「妹が家」の様に連体助詞で、>所有・所属を示し体言と体言の関係づけをするのが役目であった。>それが年月のうちに次第に変化した結果、室町時代以後、>本来の日本語になかった主格の助詞として働くようになった。 岩波は、ちょっとわかりにくい気がする。なぜ「が」は「所有・所属」を表していたのか?さらに時代が下るにつれて「主格の助詞」になったのか? 私の説は簡単で「が」は「kor=持つ」という動詞であった。それが横訛りして「が」になった。なので「が」は所有・所属を表していた。もともと「持つ」という動詞だから、所有所属しか表していない。 時代が下るに…