最近、『攻殻機動隊 2nd GIG』を見直して、これに登場する『合田一人』というキャラクターのセリフが気になった。筆者はあまり賢くないので、こういう「頭脳としゃべり」で生き抜いているキャラには心底あこがれる。 「これは活字の情報を得ることで、とっさのときに最も有効なアイデアが口をついて出るように記憶の裏打ちをしているのだよ。」 『合田』のこのセリフを聞いて、「自分も同じことをやっているのかもしれない」と思った。 筆者はブログに書いたことのあるテーマについては、誰かに問われたとき、すぐに筋道を立てて説明することができる。それは、文章を書く過程で思考を整理し、反論を想定しながら構造化してきたからだ…