教科書以前の学びが差をつける。生活体験と文化資本(P. ブルデュー)から考える学力問題 教師を目指されている学生さんに、ストウ夫人の名著『アンクル・トムの小屋』をご紹介しました。この作品には「黒人奴隷を美化しすぎている」といった批判もありますが、私はやはり、こうした作品を読んでから教壇に立ってほしいと願っています。 「なんとなくな知識」が学力の土台になる アメリカの南北戦争については、主に中学校の歴史で学びます。その際、『アンクル・トムの小屋』を読んでいる子とそうでない子では、理解の仕方が全く異なります。 小学生の読書としては、背景にあるキリスト教信仰などは十分に理解できないかもしれません。そ…